【裏技】キレイにバイクのステッカーを剥がす方法はコレだ!

バイクに貼られた各種のステッカー。大はカラーリングの一部であったり小は商品ロゴであったりと、純正でもともと貼られているものもあれば、中古バイクともなると前オーナーの手による物だってあります。

それが気に入っていたり、気にならないのであれば何も問題はないのですが、もともとのステッカーの役割を考えると何らかのアピールが目的なんですから、嫌だなぁと感じるほど目につくものです(笑)。

 

それならキレイに剥がしてしまいましょう!素材別にちょっとした注意点やコツがあるので、一つひとつ理解しておくとどんなステッカーでも扱いに困らなくなりますよ。

 

ごく一般的な屋外用ステッカー「塩化ビニル」は温めろ!

バイクに貼ることを想定して出回っているものでは、最も一般的でよく見かけるのが塩化ビニルのステッカー。強粘着タイプのものもあって剥がしづらいことはありますが、爪やヘラで端を浮かせて最初の指がかりができると、劣化・硬化していないものであればカンタンに剥がすことができます。

もし経年変化している場合は千切れて細切れでしか剥がせないことがあるので、その場合はドライヤーでステッカーそのものとノリを温めて軟化させることによって剥がしやすくなりますが、温めすぎてもノリがベタベタになって残りやすいので注意です。

 

ノリ残りした場合は、少量であれば指の腹で擦って丸めていけば除去できますが、広範囲であれば対称面の素材により以下を使い分けて拭き取りしましょう。

界面活性剤(いわゆる洗剤)はノリを包み込み粘着を無効化する働きがあることにくわえ、一般的に酸性のノリに対してアルカリ性の強いもの(緑マジックリンが代表的)を使うとさらに分解が進んで効果的ですが素材面(特にアルマイト)によっては注意が必要です。

 

  • プラ・鉄・アルミの塗装面およびプラ生地:一般的なステッカー剥がし剤、洗剤、エタノール
  • アルミ・アルマイトの生地面:一般的なステッカー剥がし剤、パーツクリーナー、中性洗剤、エタノール
  • クロムメッキ、ステンレス生地面:上記どれでもOK

 

ごく一般的な屋内用のステッカー「紙+PP加工」はケミカルを使え!

普通に剥ごうとしたところ、表面のみ剥がれてしまったユポ(合成紙)ステッカー

バイクに貼ることを想定したステッカーには稀ですが、契約駐車場やマンション・アパートの駐車・駐輪許可ステッカーや、子供に貼られてしまった雑誌やお菓子のオマケ等に多い紙+PP(ポリプロピレン)加工品。

ある程度日光や水分で劣化してしまったものだと、表面のPPシートのみペロっと剥がれて、こびりついた紙とノリは細切れでしか剥がせず苦戦することとなります。

 

粘着面に緑マジックリンを含ませながら、接着剤のオマケのヘラ(PP製)で削ぐ

貼ってある面の素材により、前項で挙げたのと同様に

  • プラ・鉄・アルミの塗装面およびプラ生地:一般的なステッカー剥がし剤、洗剤、エタノール
  • アルミ・アルマイトの生地面:一般的なステッカー剥がし剤、中性洗剤、エタノール
  • クロムメッキ、ステンレス生地面:上記どれでもOK

これらを塗布・浸透させて、充分軟化してから対称面よりも柔らかめのヘラで削るように剥がします。ある程度コシはありながらも、エッジ部の接触面は柔らかいPPやゴム製のヘラがお勧めです。

 

残った汚れを拭き取り・洗浄して終了

 

金属ステッカー、立体エンブレムは温めて糸で剥げ!

自賠責シールのようなアルミ蒸着フィルムは、一般的な塩ビステッカーと同様に爪やヘラで角を浮かせればカンタンに剥がすことができます。

しかしエンブレムや耐熱ステッカーのように、厚みのあるプラや金属が貼られている場合は、通常のステッカーと違ってスポンジ状の強力な両面テープが用いられています。

 

これがやっかいで引っ張ったくらいではうんともすんともいわないほど。爪を立てよう物なら爪が剥がれそうにもなりますので、いきおいマイナスドライバーを突っ込んでこじりたくもなりますが、下地に傷をつけてしまったり、記念としてとっておきたいものを歪ませてしまうことになります。

そういった場合は、ドライヤーで全体を温めて粘着面を軟化させつつ、丈夫な糸(テグスや太い木綿糸)を貼りつけ面と粘着面の間に滑り込ませて粘着面を擦り切るように剥がしていきましょう。適宜、対称面にあった溶剤や界面活性剤も併用すると効果的です。

 

残ったスポンジカスとノリは前項と同様に、溶剤や界面活性剤で軟化と粘着無効化させながら削り取り・拭き取りします。

 

【番外編】タトゥーステッカーはとにかく地道に……

ひと昔前に流行ったタトゥステッカー。フレイムスやトライバル、ピンストライプ等があり、タトゥーの名のとおり非常に薄く、貼り付け面との段差がないため、一見職人による塗装のようにも見えるのがウケていました。

しかしながらこれは今世紀最大に剥がしづらい。爪で剥がそうにも薄いだけにポロポロと切れるうえに粘着性も最強レベル。また、溶剤・洗剤の類を用いての作業性アップもほとんど通用しない・・・・・・

 

本記事は剥がし方の紹介ではありますが「本物のタトゥと同様に、気が変わることがありそうなら最初から貼らない方がいい」としかいえません。それでも剥がすことがあったなら、時間をかけてチマチマと丁寧に細切れにしていく根気が必要です。

Kenn

Kenn

モノと生き物の境目が曖昧なちょっとイタい人。 バイク・クルマに限らず、作り手の情熱・魂の込もったモノに惹かれます。 DOS時代から名乗っているハンドルなので、某声優のほうが後発デスヨ