バイクも所有からシェアの時代へ!二輪車のレンタル/シェアリング最前線

クルマは所有するのではなくシェアすることも普及してきました。さらに、四輪車だけでなく二輪車でもシェアリングサービスを展開する企業も登場し、バイクの所有の在り方が徐々に変わりつつあります

 

レンタルバイクは10億円市場まで拡大

日本におけるバイクは、通勤通学やバイク便やデリバリーといった仕事で活躍し、いっぽうで趣味性の高い乗り物のため、多くのライダーが愛車を所有することが楽しみであります。

また、バイクのレンタルサービスも2000年あたりから普及し、2018年3月末時点でレンタル事業社は220社存在して、2,780台の車両(126cc以上)がレンタルバイクとして稼働してます。(参考:国土交通省の統計資料「レンタカー事業者数および車両数」)

 

サークルKサンクスでカーシェアが可能に!タイムズカープラスが新サービス開始

レンタルバイクの市場規模は10億円に達そうとしており、また、二輪車のレンタルだけでなくシェアリングも認知されつつあります

 

店舗のないレンタルバイクサービスを展開するベストBike

レンタルバイクサービスで面白い取り組みをしているのが、株式会社Best Bike社(以下:ベストBike)の店舗を持たないレンタルサービスです。

駅近くのバイク駐車場にレンタルバイクの置き場を設置し、レンタルバイクは24時間いつでもレンタル可能というサービス。しかも、対人により手続きは必要なく、ネットで予約後にメールで暗証番号が送られ、それをもとにキーボックスからバイクの鍵を入手し、レンタルバイクを勝手に持ち出せるというシステム。

 

予約したレンタルバイクは、利用開始時刻までに指定バイク駐車場まで搬入され、ユーザーは貸出終了時刻までに、もとの場所で返却すれだけ。決済はクレジットカードまたは銀行振込で行われます。

スマホ一つで完結するセルフレンタルは、わざわざ遠いお店まで行かずに駅近くのバイク駐車場で車両が受け取れ、時間に縛られず24時間365日いつでも貸出/返却ができる、非常にスマートなバイクレンタルサービスです。

Best Bike

公式サイト

 

シェアリングで所有するバイクで稼げちゃう

ベストBikeが2019年2月から取り組んでいるのが、バイクのシェアリングサービスです。

こちらは、ベストBikeのシェアリングサービスに登録したオーナーが、所有する愛車をベストBikeのレンタルバイクとして活用し、ユーザーから予約が入ればオーナーが予約指定バイク駐車場へ愛車をレンタルバイク利用開始時間までに持っていくというもの。

 

オーナーはレンタル売上の60%を収益として得られ、ヘルメットやグローブなどバイク乗車に必要なアイテムも貸し出せば、こちらも収益化されます。

趣味で所有するバイクであれば、週に1度ぐらいしか乗らないという方も多いため、あまり乗っていないバイクを手放すことなく収益化できる画期的なサービスです。

 

月々支払い総額の5%で乗れる月極ライダー

バイクを所有するということは、購入費用や登録費用、保険代など多くのお金を支払わなければなりません。ローンという手段もありますが、そのバイクが自分が思っているのと違ったり、金銭的に所有できなくなったときに、売却したとしても購入時の車両価格が100%返ってくるというのはほぼありません。

最初はお試しで数ヶ月乗りたりという方におすすめなのが「月極ライダー」というサービスです。

 

欲しいバイクが見つかったら、支払総額の5%を月々支払うことで乗れ、しかも、任意保険、各種税金、メンテナンス費用などすべて込み!バイクはオフィシャルサイトに載っている中古車から選ぶことができ、現在105台がラインナップされています。

最低30日間、最長6ヶ月まで支払総額5%の費用で乗れ、春や秋などツーリングシーズンだけ乗りたい方、免許取得直後でバイクライフのはじめの一歩として手軽に借りたい方、乗りたいバイクは本当に自分に合っているか不安な方にはうってつけのサービスです。

月極ライダー

公式サイト

 

二輪車も所有する時代からシェアする時代へ

日本の二輪車販売台数は年々減っている傾向にあり、原付から大型二輪まで二輪免許取得者数全体が減少していますが、実はそのなかで大型二輪と普通二輪、小型限定(51~125cc)だけはわずかながら増えています。要は、原付一種免許取得者だけが大幅に減っているということ。

そうなれば、免許を取得してもバイクを持っていないという方は減らずに増えつつあるということになります。

 

となれば、今回紹介したレンタルやシェアリングのサービスは拡大していくポテンシャルを持っており、二輪車免許保有者としては無視できなくなっています。

バイクが保有する時代から借りたりシェアしたりする時代へ進んでいることは、明確な事実です。

池田勇生

池田勇生

バイク・クルマ・モータースポーツをさまざまな視点で執筆活動をしているフリーライター。特に80~90年代の旧車や2ストロークバイクが得意です。