【エド・ロスの子供?】アメリカンホットロッドのオマージュカスタムバイク

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Side Rock Cyclesさんの投稿 2016年2月6日土曜日

サイドロックサイクルス(Side Rock Cycles)は、イギリス最南部の海岸線にあるボーンマス(Bournemouth)を拠点に活動しているビルダーです。

 

クライアントの希望次第で様々なメーカーのベース車やカスタムスタイルに応じてはくれますが、特に空冷BMWをベースに、カフェレーサー、ストリートスクランブラー、ブラット(定番カスタムスタイルの特徴のミックス)といったスタイルが得意のようです。

 

そんな中で今年のロンドンのカスタムバイクショーに出品された、ひと際目を惹く車両があったので紹介してみます。

 

ロスチャイルド (Roth Child)

ロスチャイルドというと思わずユダヤ系財閥を想像してしまいますが、そうではありません。(もっともそれを狙った捩りの意図はありそうですが)

 

この車両はクライアントの希望により、アメリカのカスタム界に大きな足跡を残したEd “Big Daddy” Rothの作品へのオマージュを込めて「ロスの子供」と製作されて名付けられたたもので、初期のアメリカンホットロッドをコンセプトとしてそれらの特徴を盛り込まれています。

 

“ラットフィンク”の生みの親”エド・ロス”を3分で知る(1/3)【ビルダー時代編】

 

エクステリア

やはりひと際目を惹くのが、「ロス・フレークオレンジ」といわれるギンギラのフレーク入りラメ塗装で、エド・ロス氏による創成期ホットロッドに好んで使われていた色を再現されるとともに、タンクにはエド・ロス氏のペイント的な意匠のエングルーブ加工が施されています。

 

タンク、ライトケース、ホイールリムを同色とし、艶消しチョコブラウンに塗装されたフレームとスイングアームに載せてキッチリとカラーコーディネートされており、ギンギラでありながらもシックな佇まいにさえ感じる仕上がりです。

 

加えてこれも初期のホットロッドに習い、当時の車両の真鍮製ライトケースの流用を始め、ホワイトリボンタイヤラジエーターマスコット状のタンクキャップ等のディテールを取り入れることとで抜かりはありません。

 

これらのパーツの白や真鍮色を拾って各部(シート、グリップ、BCレバー、テールランプカバー)に配置することにより、トータルでの一体感とビンテージな味をさらに高められています。

エアファンネルを流用?モチーフとした?と思われる真鍮製テールランプカバーや、オレンジのプラグコード、エキパイの焼け色、シートのステッチ色、ヴィンテージなメーターパネルも注目すべき小技ですね。

 

その他エクステリアでは、モトガジェット製マイクロスイッチによるスイッチやインジケーターの集約と、一見装着されていないようにも見えるターンフラッシャーの配置、小型のゲルバッテリーをタンク下に隠す、(おそらくR100の)タンクを延長してエンジンとの隙間を埋めるといった手法により、可能な限りすっきりとした外観となるよう気を配られており、「ミニマリスト・マシン」を標榜するSideRockCyclesのコンセプトを具現化されています。

 

メカニズム、パフォーマンス

残念ながら筆者はなんとなくR100?と予想する程度で、特にその辺のキャプションのついていない画像から正確なベースモデルや年代を推測することはできません。

 

ただ、ジーベンロックのビッグボア・ハイコンプキットを基本として、ピストン・カム・点火系・クラッチ・ギアボックスとエンジン / ミッションには大幅に手を加えてあるとのことです。

脚まわりにおいてはオリジナルよりも太いタイヤを収めるためのフォークヨークの製作や、フレームリアセクションの加工によるプログレッシブ製ショックの前傾取付等が施されています。

 

まとめ

SideRockCyclesの言では、この手のリアショックとスウィングアームを備えたボバースタイルを「スウィングボバー」と呼称しているそうで、大別するならブラットスタイルのボバーカスタムということになりそうですが、ここはやはり注文をだしたオーナー氏の想いもあって「ホットロッド」と呼ぶのが一番しっくりきそうですね。

 

ベースがBMWになったのは色々な都合や思惑もあるとは思いますが、アメリカンホットロッドをコンセプトにしたバイクとしては、V型縦置きのマシンをベースでエキパイカチ上げででも作ってみて欲しいと個人的には思いました。また、できればエドロス直系の日本人ロウブロウアーティストLITTLE CHOP DESIGNのKNUCKLE氏あたりにアートワークを入れて欲しいかなと!

SideRockCycles

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