fbpx
走っているとバイクがシャリシャリ鳴く原因ってなに?

走っているとバイクがシャリシャリ鳴く原因ってなに?

バイクの運転中につきまとうようにシャリシャリとした音が出ると不気味ですし、「もしかして故障?」と頭をよぎるので冷やっとしますよね。シャリシャリ音は実はいくつかの原因によって起こされるので、身近なトラブルでもあるのです。

今回の記事ではなぜバイクが走っているときにシャリシャリ音が鳴るのか原因を解説し、あなたの疑問を解決いたします。

 

ブレーキパッド

走っているとバイクがシャリシャリ鳴く原因ってなに?

バイクのシャリシャリ音でよく考えられるのは、ブレーキパッドによるものがあげられます。

ブレーキパッドとは文字どおりブレーキには欠かせないパーツのひとつで、ブレーキパッドが作動することによってバイクを制動できますが使うにつれてブレーキパッドも摩耗していきます。

 

長期間メンテナンスをせずにバイクに乗り続けているとブレーキパッドのような消耗品は機能できなくなり、異音としてシャリシャリとした金属のような音が発せられるのです。ブレーキパッドによるシャリシャリ音を止めるにはブレーキパッドを取り替えることになりますが、深いところにあり見えにくいので初めての方はバイク屋に駆け込むとよいでしょう。

 

ディスクローター

走っているとバイクがシャリシャリ鳴く原因ってなに?

ディスクローターは先ほどお伝えしたブレーキパッドを押し付けてバイクを制動する円盤のことです。街でよく見かけるバイクのタイヤにあるシルバーの円盤がこれに当たりますが、ディスクローターは頑強そうに見えて実は力を加えて曲げようとするとグニャっと変形します。

よくあるのがこけてしまってバイクに強い衝撃が発生したときなどがあげられますが、衝撃が強いほど変形しやすく異音のもとになるのです。

曲がってしまったら反対方向に曲げれば元に戻るのかといえばそうではなく、しっかりと異音を解決したい場合はアマゾンなどで適合する新品のディスクローターを買い付け替えるのがいいでしょう。

 

チェーン

走っているとバイクがシャリシャリ鳴く原因ってなに?

スクーターなどを除いて一般的なバイクはチェーンで駆動するものが多いですが、チェーンもシャリシャリ音の原因になります。チェーンはエンジンの回転をチェーンを経由してタイヤに伝えますが、適正なチェーンは緩すぎずキツすぎずの張り具合でピタッと巻かれています。

 

しかし、サビや汚れなどが溜まり放置しているとチェーンのコマに小さく(細く)なるのでシャリシャリのような異音が発生するのです。

チェーンによるシャリシャリ音であればチェーンを調整すれば解決しますが、チェーンは素人でも掃除できるパーツでもあるので普段から掃除を怠っているのであれば改めるようにしましょう。

 

フェンダーの接触

走っているとバイクがシャリシャリ鳴く原因ってなに?

フェンダーとはタイヤを覆うようにしているベロのようなパーツのことです。

ほかのパーツと違いフェンダーはやわらかかったり、動きやすい素材でもあるのでひょんなことからフェンダーの位置がずれてタイヤに接触しているためシャリシャリ音が出ていると考えられます。

 

バイクを分解してカスタマイズするような人ですとたまに組み立てミスでフェンダーが触れるようなこともありますが、一般的にはフェンダーがズレるようなことはないでしょう。

もし思い当たる節もなくフェンダーが接触しているようであればメンテナンスに出すか、もしくはセルフでフェンダーをカットしてしまうのもひとつの対策です。

 

ハブまたはアクスルシャフト

走っているとバイクがシャリシャリ鳴く原因ってなに?

バイクを自分でカスタマイズするような方であれば、ハブやアクスルシャフトを疑ってみるのもいいでしょう。たとえば、ハブもバイクの中では消耗品なので乗れば乗るほど劣化していくので、だんだんと期待される機能しなくなるのです。

代表的なハブの劣化はシャリシャリのような異音もあれば、ハンドルに違和感(ブレるような感触)なども出てきていればハブの劣化が考えられます。

ハブであれば新品パーツで2,000円程度とそんなに高くはないのでセルフで交換してみるのもいいですが、ある程度タイヤ周りを分解するのでバイク屋に任せてしまうのもよいでしょう。

 

まとめ

バイクのシャリシャリ音は考えだすとキリがないほど原因が考えられるため、いつシャリシャリ音が起きてもおかしくはないのです。

一般的なライダーのバイクでシャリシャリ音が鳴るようなケースは、ほとんどがブレーキパッドやディスクローター、チェーンの不具合なので深刻な故障ではないので神経質になるほどのことでもありません。

 

しかし放置していいというわけではないので、お早めに点検をしてみるかバイクショップに持ち込んでチェックしてもらうといいでしょう。

Writer: S.H

Keyword

Recommend

今、あなたにオススメ