バイクですり抜け中に車のドアミラーに当ててしまったら?当て逃げ・物損・警察沙汰…

前提として、バイクでのすり抜け行為は道路交通法でも取り締まりの対象ではないものの、警察や自動車教習所等では控えるよう呼びかけられているのは、免許保有者であれば周知の事実。

バイクの魅力といえば走行中の爽快感ですが、現実的なメリットとしては、道路が渋滞していてもすり抜けることで素早く目的地まで辿り着ける機動力であるというライダーも多いはず。

すり抜け行為の違法性については過去の記事をご覧いただくとして、今回は、すり抜け中のクルマのドアミラーなどに接触してしまった場合の対処法をご紹介いたします。

違法or合法?「すり抜け」っていつならしていいの?

 

即座に安全な場所に停車して謝罪する

すり抜け中にクルマと接触してしまった場合、当たり前ですがすぐに安全な場所にバイクを停車し、当ててしまったクルマのドライバーさんに謝罪しましょう。また、あくまでも物損事故ですので、警察への届け出は法律上の義務です。

もしもドアミラーなどを壊してしまった場合には、個人間の損害賠償責任が発生します。修理費を支払うことで示談が成立できる場合にも、交通事故の届出をしないと任意保険適応時に必要書類となる「交通事故証明書」が交付されないので、必ず警察に届け出ましょう。

 

当ててしまったことに気づかなかったら?

運転に集中していなかったり走行中に急いでいたりすると、気づかない場合もあるかもしれません。しかしそれはライダー側の意見で、当てられたドライバーからしたら”当て逃げ”の被害者です。

なお、先の通り事故を起こした場合には報告義務がありますので、道路交通法第72条第1項に定められている通り、報告義務違反として「3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金」が考えられます。

後から冷静になって「もしかしたら、あのときミラーに当たってたかも……」と思うのであれば、そのタイミングで警察に相談するのも良いでしょう。

最近のクルマには、ドライブレコーダー装備が当たり前になりつつありますので、記録されたムービーを証拠として被害届が出ることも想定されます。証拠の前では逃げられませんので、くれぐれもバックレることなど考えずに、誠意ある対応に努めましょう。

 

必ず警察に相談することでトラブルを最小限に!

この記事は、もしかしたらクルマに当ててしまい、そのまま逃げた上で後から怖くなり調べた方がたどり着くページかもしれません。悪いことは言いません。まずは警察に相談しましょう。

そして今後は、過度なすり抜け等の危険運転行為をやめましょう。バイクは機動力がウリですが、そんなに急いだって1〜2分しか変わりません。要するに、少し余裕を持って出発時間を設定するよう心がければ済む事なのです。また、万が一当ててしまったら、すぐに安全な場所にバイクを停車し被害者に謝罪することで、それ以上トラブルが大きくならずに解決する場合もあります。

兎にも角にも、安全運転、そして、過度なすり抜けはくれぐれもやめましょう。

上中達也

上中達也

BMX、MX、スケボー、サーフィンなど横ノリ全般をこよなく愛する。クルマやバイクの新車情報や、オモシロ動画を逐一チェックする癖アリ。