台湾で海外バイク旅デビュー。半日で回れる最高のルートをご紹介!

日本中を走り回るパワフルな旅好きバイカーなら、国内では飽き足らず海外へも目を向けていることでしょう。日本の面積は地球上ではたった0.28%。海をまたげば残り99%以上の広大な大地を楽しめます。

とはいえ、言葉の壁や渡航そのものにハードルを感じがちなのも事実。なかなか踏み出す勇気が持てない……なんて諦めていたりしませんか?

 

でも実際に海外を走り回ってる身からすると、とりあえず踏み出しちゃえばOK!っていうのが正直なところです。意外と費用もかかりませんし、行ってしまえばそんなに不安もありません。

特に海外バイク旅デビューにうってつけなのが「台湾」です。日本からほど近いですし、半日で回れる最高のツーリングルートもあるんですよ。

 

台湾はツーリングパラダイス

海外ツーリングで不安なことといえば、運転マナーの違いや情報不足。まして、まともに旅するにはどのくらい休みが必要かあまり考え切れてないなんて方もいることでしょう。

でも台湾ならそんな悩みは一切不要です。オススメの理由をざっくりあげるだけでも、これだけあります。

 

  • 日本から近く、土日の休みでも十分
  • 人気観光地なので情報が多い
  • レンタルバイク屋が多い
  • 運転マナーが悪くない

 

まず台湾は東京から南西に2,100km程度離れた場所にある島国です。距離にして北海道から山口県くらい。意外にも東京から台湾は日本を縦断するより距離が短いのです。長くてもわずか4時間のフライトで到着しますし、長期連休は必要なく最低2日、欲をいえば3日もあれば台湾旅行は十分楽しめます。

 

そして、台湾は人気観光地なので現地の情報が溢れています。美味しいグルメやオススメの観光地はもちろん、レンタルバイク屋の場所やバイクの借り方まで、検索すればすぐに出てくるほど。行く前から不安を解消できてしまうってワケです。

 

さらに台湾では街中を歩いていればすぐに見つかるってくらいレンタルバイク屋が充実しています。レンタル料金も1日1,000円程度ととんでもなくリーズナブルです125cc ~ 250ccのスクーターが主ですが、MTの大型バイクを貸し出しているお店もあります。目当てのバイクがあるショップを探してみましょう。

バイクやクルマの運転マナーもかなりしっかりしています。目にするバイクの多さに驚くと思いますが、そこまで心配することはありません。周りのバイクをよく見て走れば、現地の流儀がすぐ身につきますし。

 

台北の魅力を凝縮した最高のルート

多くの旅行者が最初に降り立つ、台湾の玄関口ともいえるのが「台北」。空港から市内には電車で一本というアクセスの良さも魅力です。ここからバイクを借りたら、ぜひ巡って欲しい最高のルートがあります。

まず市内を北東に進み海に出ましょう。そして時計回りに海岸線を走って宜蘭(イーラン)まで出てから山を超えて帰ってくる形です筆者が実際に走った際は下記のような旅程でした。

 

  1. 台北にてバイクをレンタル
  2. 1時間程度北東に走り、猫がたくさんいる町「猴硐(ホウトン)」で観光
  3. 20分程度、北東に向かって走り海に出る
  4. 1時間半程度、海岸線を時計回りに走って「宜蘭(イーラン)」に到着
  5. 1時間程度宜蘭(イーラン)から北西に走り、山を越えて台北に帰る

 

走っている時間は4時間程度ですが、観光も入れると1泊してみるとより充実した旅となります。

猴硐は人馴れした野良猫がたくさんいる山村で、ゆったりとした時間が流れるオススメの観光地。交通量が少ないのでツーリングにもぴったりです。動物に興味ないという方は、猴硐(ホウトン)近くには超有名観光地の九份(キュウフン)もあるのでそちらに行ってみましょう。宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」の世界感に似たノスタルジックな街並みと雰囲気を楽しめます。

 

なによりこのルートがオススメなのは、観光地と郊外、さらに海も山も全て見られるところ。観光地のにぎわいも、郊外ならではのその国ならではの異国情緒溢れる街の雰囲気も、そして「海は日本と変わらないなあ」とか、「知らない花が咲いている」とか、色々感じいるものがある自然までぜ〜んぶ味わえちゃうんです。

 

チラ見せ台湾旅情

ここで実際に筆者が目にしてきた台湾の魅力的な風景を一挙公開しちゃいます。見直しているとまた行きたくなる場所ばかりです。

 

九份の風景。前述したとおり、千と千尋の神隠しに通じる猥雑で豪奢な建物も見えますね。

 

猴硐(ホウトン)では人馴れした野良猫がゆったりと暮らしています。

 

台湾の海岸線。日本に似ていますが、植生は南国のものです。

 

山中の観光地でもなんでもない集落。

九份と猴硐は電車やバスが通っているのでバイクでなくても行けますが、海岸線や山中はそうはいきません。自分で走って、台湾の自然と文化を感じてみてください。

 

節約すれば旅費は5万円程度にできる!

ここまでくれば、かなり台湾の魅力のとりこになってきたハズ。でもやっぱり旅費が気になりますよね。2泊3日で2日間のバイクレンタルを想定した場合でも、ざっくり7万円くらいです。

 

  • 飛行機往復3万円
  • レンタルバイク3,000円
  • ガソリン1,000円
  • 宿代:10,000円
  • 食事代:5,000円
  • 交通費:1,000円
  • その他、観光にかかるお金:2万円

 

そこそこ贅沢してこの額ですからね。節約すれば5万円以下でも行けちゃいます。国内旅行とそんなにかわらないですよね。

 

世界の残り99%を体感しに行こう

日本国内のツーリングも素敵ですが、海外ツーリングはまた違った魅力があります。異国の中でドキドキしながら走る様は、まさに旅そのもの。あらゆる景色が、そして体験が新鮮です。

世界の残り99%を体験する足がかりとして、まずは台湾でのツーリングから挑戦してみましょう!

じゃこ

じゃこ

元バイクメーカー勤務で現職エンジニアのバックパッカーです。国内外の旅行先でツーリングするのが好き。最低限の仕事をしながら旅していた世捨て人。