あのキムタクも乗った「TW」が今でも新車で買えるってマジ!?

1990年代後半から2000年代前半にかけてモード系でキメたお兄さんたちが、個性的なカスタムをしたストリートバイクに乗り、バイクをひとつのオシャレアイテムとしていた時代がありました。現在でもオシャレな若者が集まり続けている渋谷のセンター街には、当時多くのストリートバイクがところ狭しと駐車されていたものです。

ヤマハTW、ヤマハSR、カワサキTR、ホンダFTRなど、単気筒エンジンを搭載したバイクが人気でした。中でもヤマハTWはかなりの人気車種で、カスタムTWに乗った人達はティーダバーなんて呼ばれていました。日本では一昔前のバイクとなりつつありますが、海外ではまだまだ現役で愛されています。

そんなTWを知っている人も知らない人も。当時の人気のヒミツから現在の姿まで紹介しちゃいますので最後まで楽しんでください!

 

キムタク主演のドラマで火がついたTWブーム

ヤマハ TW200はブーム以前の1987年から販売されていた。

生粋のオフロードバイクとして1987年にデビュー。オフロードとしては驚くくらいの極太タイヤ、通称「バルーンタイヤ」を履いたTWがオシャレに敏感な若者の目を引きつけました。バルーンタイヤが人気を呼んだのかカスタムベースのバイクとして爆発的に売れることとなったのです。TW200の後にTW200Eが発売され2002年には排気量を拡大したTW225が発売されました。その後2008年に国内生産が終了しています。

 

ストリートバイクブーム後期に発売された排気量アップモデル ヤマハ TW225(2002)

人気のヒミツは見た目だけではなく、2000年に放送されたテレビドラマにありました。元SMAPの木村拓哉さんと常盤貴子さん主演のドラマ「Beautiful Life」で木村拓哉さん演じるイケメン美容師が乗っていたバイクがTWだったのです。このドラマのために、いやTWに乗るために中型免許(現在は普通自動二輪免許)を取得したそうですが、ドラマの中ではカッコ良く乗りこなしていました。今はあまり見ることのないキック始動がキュンときます。私だけかな?

木村拓哉さんが乗っていたTW200はキレイな水色のカスタムバイク。これを見た若者がバイクショップに押し寄せたというから、メディアの力ってすごいですよね。

 

ドラマと同様の”スカ”スカチューン

オーストラリアにあるカスタムバイクショップPurpose Built Moto(パーパス・ビルト・モト)が手掛けたカスタムTW。スカチューンは世界でも人気。

当時人気だったのがスカチューンというチューニング方法で、いらないと思われるパーツをどんどん外してスカスカにするというもの。サイドカバーなし、エアクリーナーはむき出し、バッテリーは外すか小さめ、シートはペラペラなどなど。「ちょっと雨の日には乗れないよね」みたいな姿のチューンナップです。木村拓哉さん主演のドラマではさらにスイングアームを延長した通称「ロンスイ」仕様になっていました。

今見ても、オシャレな雰囲気が漂っていますよね。当時はこんなバイクが街中を走り回っていたんです。

 

TWは海外で現役!

TW200は欧米で正統進化が続いている。こちらは2021年モデル。

日本国内では今は昔のバイクですが、なんと海外ではTW200が新車でラインアップされています。初期型のモデルを継承していて、ちょっとオフロード寄りのデュアルパーパスモデルになっています。あのバルーンタイヤだって健在です。ミリタリー感もあってカッコいいですよ!

TWファンだけでなくても、現に筆者も懐かしさからかノーマルで乗れるなら乗ってみたいと思うくらいですが、個人輸入は茨の道。物の話によれば、輸入業者に頼んだところで、上物の中古車を買ってもお釣りが来るくらい費用がかかるというくらいです。

中古車市場ではノーマルに近いものは難しいものの、タマ数は多いですし、むしろ前オーナーのイカしたカスタムが手に入るなら全然アリかもしれません。キャブ車を知らない世代の若いバイカーにも良さをわかってもらえる1台ではないでしょうか。

ブームは繰り返されるなんていいますが、タピオカのようにTW人気に再度火がつくかも⁉︎

ヤマハ発動機株式会社

公式サイト

Purpose Built Moto

公式サイト

jaychay

jaychay

トップガンに憧れてニンジャに乗ってしまったバイク女子。現在はバイク育児休暇中の2児のママです。女子目線からバイクの魅力を発信していきたいです!