美術に特化した人たちがカスタムバイクを作るとこうなる

イタリアのカスタムバイクショップであるVibrazioni Art Designが製作したDucati Flamingoは、同カスタムショップの定番スタイルが前面に押し出されたバイク(作品)です。バイクとして、そして芸術品として所有したくなるDucati Flamingoについて、デザイン的な注目点などを紹介します。

 

一度見たら必ず振り返る特徴的なデザイン

こちらが今回紹介するDUCATI FLAMINGOの写真です。筆者が過去に紹介したVibrazioni Art Designのカスタムバイクの紹介記事を既にご覧いただいた方であれば、同カスタムショップらしいカスタムバイクであるということは想像するに難しくないことでしょう。細かいことを言わずに、とにかく個性的で奇抜です。

 

ライダーの身長によるところもありますが、見たところ特別大きいバイクというわけでもなく、取り回しは良さそうです。ベース車両はDUCATI社のScrambler(スクランブラー)になります(年式は不明)。ショートタイプのサイレンサーがシートのすぐ近くにマウントされ、ワンオフのエキゾーストパイプが2-in-1タイプになっているなど、排気系にもこだわりがあることがわかります、腿は熱そうですが。

 

アイザック・アシモフ(Isaac Asimov、アメリカの作家、1920-1992年)が執筆した書籍や、1980年代(冷戦の後半ごろともいえる)の映画からインスピレーションを得たようなデザインとなっているのもポイントの1つです。

 

ダイヤモンドのような形をした燃料タンク

 

DUCATI FLAMINGOのパーツの中でも際立つパーツのひとつが燃料タンク周りです。

想像もつかないものからカスタムにあたってのパーツを生み出すというのはVibrazioni Art Designのお決まりテクニックで、今回はアメリカの燃料ブランドの1つであるTEXACO社のビンを活かしたものとなっています。

 

TEXACOの文字と象徴的な星形のマークのレッドカラーと、メッキ調のカラーリングが絶妙で、年季が入っているように見えるところなどは芸術の域を超えているといっても良いでしょう。

タンクからシートマウントを経てショート化されたリアフェンダーまでTEXACOデザインでまとめられ、統一感のあるところがグッドです。

 

ヘッドライトと一体化されたラジエーター

特徴的なパーツと言うと、こちらの写真で確認することのできるラジエーターと一体化されたヘッドライト(ヘッドライトと一体化されたラジエーターとも)に触れないわけにもいかないでしょう。

ヘッドライトの位置にラジエーターが装着され、ラジエーターの中央からヘッドライトが光を放つような設計になっています。なんともシュールな光景に見えますが、芸術とは時として常人では考えつかないものとなりますし、エンジンの冷却機能を考えたらここに設置することは合理的選択です。

 

オンロードもオフロードもいけるスタイル

オンロードでの走行に適するように設計されていますが、オフロード走行も幾分かできるようになっているのも嬉しいところです。オンロードとオフロードのそれぞれの楽しみを味わうことができれば、満足度も高くなります。

 

家に飾っておきたくなる

DUCATIバイクをキャンバスにしたアート!? 芸術的過ぎるカスタムバイク

乗り物であるバイクは乗ることを目的に作られていますが、DUCATI FLAMINGOは乗るだけでなく家のガレージや倉庫に飾り、芸術品として味わうことも選択肢のひとつとしたいところです。歴史的要素も加えてカスタムバイクを生み出すVibrazioni Art Design、ぜひ一度ホームページへ足を運んでみてください。

Vibrazioni Art Design

48024 Massa Lombarda RA, Italy

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ジョン スミス

ジョン スミス

XLR 250 BAJAで腕磨いてます。デミオでラリーに参戦中、目指せフル参戦。好きなバイクメーカーはイタリアのMV AGUSTA。