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【日本発売を熱望】ホンダがデュアルパーパスのエントリーモデル「XR150L」を北米で発売!

【日本発売を熱望】ホンダがデュアルパーパスのエントリーモデル「XR150L」を北米で発売!

オンロードからオフロードまで何処にでも足を踏み入れることができる、デュアルパーパスのエントリーモデルが消えつつあります。そんな今、ホンダがエントリークラスのデュアルパーパスモデルを北米で発売したのでご紹介しましょう!

 

ホンダの歴代デュアルパーパスのエントリーモデルを振り返る

ホンダの250ccクラスのオフロードモデルとして最初に誕生したのは、名車として名高いスクランブラー「CL72」です。その後スクランブラーのSLシリーズを経て、1970年代半ばにはガチなオフロードシリーズとして1970年代にXLシリーズが生まれ、それがXRシリーズへと引き継がれました。

 

【日本発売を熱望】ホンダがデュアルパーパスのエントリーモデル「XR150L」を北米で発売!

1982年モデル「XL200R」

そんなホンダのオフロードモデルにあって250ccクラスのデュアルパーパスのエントリーモデルのさきがけと言えるのは1982年に発売された「XL200R」。本格的なオフロードモデル「XL250R」と「XL125R」に挟まれる、一見すると特徴の見出しづらいモデルでした。

しかし「SL200R」が搭載する200ccエンジンは扱い易い出力特性&軽量・コンパクトが特徴の空冷4サイクル単気筒エンジン。車体も軽量コンパクトであり、シート高も低く設定されていました。デュアルパーパスのエントリーモデルに求められる全ての要素を兼ね備えた魅力的なモデルでしたね!

 

【日本発売を熱望】ホンダがデュアルパーパスのエントリーモデル「XR150L」を北米で発売!

1997年モデル「SL230」

1997年にはスクランブラーであるはずの”SL”の名を付与された「SL230」が発売されました。

軽量でスリムな車体に粘り強い出力特性の4サイクル単気筒230ccエンジンを搭載し、市街地からトレッキング走行まで幅広い用途で力強く軽快な走りが楽しめる

とプレスリリースに記載されていた通り、これは「XL200R」の実質的な後継モデルと言えそうです。

 

【日本発売を熱望】ホンダがデュアルパーパスのエントリーモデル「XR150L」を北米で発売!

2005年モデル「XR230」

2005年には、今度は”XR”の名を付与された「XR230」が発売されました。空冷4ストローク単気筒230ccエンジンを搭載。オンロードからオフロードまで軽快で扱い易い走行性能を発揮するデュアルパーパスのエントリーモデルでした。

ここまでホンダのデュアルパーパスエントリーモデルを振り返りましたが、シリーズ名こそ定まっていませんが、ホンダが継続的に同ジャンルのモデルを発売してきたことが分かりました。

 

ホンダ「XR150L」が北米で発売された!

【日本発売を熱望】ホンダがデュアルパーパスのエントリーモデル「XR150L」を北米で発売!

2023年モデル「XR150L(北米仕様:ブラック)」

そんなホンダ製デュアルパーパスのエントリーモデルは途絶えて久しかったのですが2023年2月、北米向けのニューモデルとして「XR150L」が発売されました!

 

【日本発売を熱望】ホンダがデュアルパーパスのエントリーモデル「XR150L」を北米で発売!【日本発売を熱望】ホンダがデュアルパーパスのエントリーモデル「XR150L」を北米で発売!

このようなメーカーからの宣材画像からも分かるように、街乗りからオフロードでの週末の軽い冒険まで、あらゆるシーンに対応する初心者向けのモデルと説明されています。

 

「XR150L」のディテール

【日本発売を熱望】ホンダがデュアルパーパスのエントリーモデル「XR150L」を北米で発売!

搭載するのはボア×ストローク=57.3×57.8mmの149.2cc空冷4ストローク単気筒エンジン。パワーバンドは広く扱いやすく、街乗りのみならずトレールにも自信を持って足を踏み入れることができます。

 

【日本発売を熱望】ホンダがデュアルパーパスのエントリーモデル「XR150L」を北米で発売!

フレームはスチール製でありオフロード走行に耐えられるように設計されています。スチール製リアキャリアも標準装備であるため荷物を固定するのにも重宝します。

 

【日本発売を熱望】ホンダがデュアルパーパスのエントリーモデル「XR150L」を北米で発売!

サスペンションは素晴らしいバランスを実現しており、正立タイプ31mmフロントフォークとシングルリアショックの組み合わせ。岩や隆起といった未舗装路を走破するには十分な性能を有しています。

ホイールサイズはフロント19インチ、リア17インチとなっており、フロントブレーキはデュアルピストン油圧式フロントキャリパー+240mmローター、リアは110mmのドラムブレーキを備えています。

 

【日本発売を熱望】ホンダがデュアルパーパスのエントリーモデル「XR150L」を北米で発売!

興味深いのは150ccという200ccを大きく下回る排気量でありながら、フルサイズで作っているという点です。残念ながら全長・全幅・全高は不明ですが、ホイールベースは1,359mm。これは上掲の「XR230」1,340mmより20mmロングです。またシート高は830mmと比較的高めの設定です。

 

「XR150L」のスペック

エンジン型式 空冷4ストローク OHC4バルブ単気筒
排気量 149cc
車両重量 128kg
ホイールベース(mm) 1,360
最低地上高(mm) 244
シート高(mm) 830
変速機 5速
燃料タンク容量 10L
タイヤサイズ F:90/90-19、R:110/90-17
カラー ブラック、ホワイト
価格(税込) 2971ドル(日本円:約40万円)

 

ホンダ「XR150L」の日本での発売にも期待したい!

2023年モデルとして北米を皮切りに発売が開始されたグローバルモデルである「XR150L」ですが、日本市場への投入は現在のところ未定となっています。近日開催される東京モーターサイクルショーのサプライズモデルとなるのか、ぜひとも日本発売に期待したいものです!

Writer: Reggy

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ホンダUS
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