クラシックなヤマハXS1100がホットロッドカスタムに!? Upcycle Garageはやはり天才だ!

アメリカ西海岸に位置するオレンジカウンティにてカスタムバイクを手掛けるビルダーUpcycle Garage。ついこの間、双子のような2台1対のカフェレーサーを組み上げ、フォーライドで記事を書かせていただきました。

 

双子のカスタムバイク!? Upcycle Garageのシビれるカフェレーサーに注目せよ!

そんな彼らが次に目をつけたのは、少し昔に、バイク界のビルボードともいうべきCycle World誌にベストバイクTop10に選出されたヤマハXS1100でした。

 

今回はそんな名車を美しくもセクシーなホットロッドに大変身させたカスタムバイクにズームインしていきます。

 

YAMAHA XS1100 Hot Rod

第一印象はまさに「驚き」です。圧倒的な快適性を突き詰めたクルーザーが、優雅なホットロッドレーサーに大変身を遂げました。貴重なXS1100を原型のまま楽しみたいという方もいるでしょうが、筆者はこのカスタムビルドが大好きです。

 

しかもホワイトを基調とした珍しい配色がとても新鮮です。ホイールもさることながら、エンジンから伸びるパイプには真っ白なサーモバンデージが巻かれ、そこそこな面積を白が覆いつくしています。

 

YouTube「Yamaha XS11 Model History 1978-1982」より

ここでかつての姿を見てみましょう。もはやフレームとエンジンくらいしか原型をとどめていないことがわかります。

Johnny Nguyen氏がこのバイクを選んだ理由として、彼が初めて所有したバイクがヤマハだったことと、古典的なリッターバイクのコンセプトが好きだからだそうです。

 

では早速、カスタムの詳細を覗いてみましょう。

 

ひと風呂浴びたエンジン

既に40年もの時を過ごしたバイクでしたが、どうやらエンジンはしっかりと生きていたようです。バルブの点検とガスケットの交換だけで改修は済み、エンジン全体に科学洗浄と重曹ブラストを施し、最後にリアケースをメッシュに換装しました。

 

4つのミクニ製キャブレターも同様に科学洗浄が施され、真っ赤なエアファンネルとMac製4-1フルエキゾーストマフラーが着けられるようにチューニングされています。

 

充実した足回り、モダンな電飾

Progressive製のサスペンションをインストールし、フォークを短縮することで全体的に3インチほど車高を落としています。

 

クリップオンバーハンドルにはBiltwell製のグリップとCNC製アルミスイッチシステムが取り付けられ、ヘッドライトはインディアンやハーレーに取り入れられがちなHogWorkz製の6,500K LEDを採用。

Revival Cyclesの特徴として、電子系はすべてMotogadget製のコントロールセンター「m-Unit」で統合されています。盗難防止アラームやキーレスイグニッションができるようにもなる大変賢いキレ者です。

 

速度計はバーハンドル周りをスッキリさせるために、あえてタンクの左側に設置されています。

 

徹底的なお化粧

数少ない原型を保っているパーツの一つであるフレームは深いブルーグレーでパウダーコートされ、タンクも同じ色に塗り替えられました。白いピンストライプを入れることで差し色に統一感を持たせているのがわかります。

 

シートは外部委託で製作し、バイクと同じくグレーのスエードに白いステッチとライニングが施されています。

ホイールも白く塗装されパウダーコートが施されています。Firestone製のヴィンテージタイヤを履くことでオンロードなホットロッド感を演出しています。

 

それにしても、見事に仕上げましたね…… モダンとヴィンテージという両極端を、モノトーンで統一させてしまう絶妙なセンスがうらやましいです!Upcycle GarageもといJohnny Nguyen氏を応援したい方は、ぜひFacebookページをご覧ください!

Upcycle Garage

オレンジカウンティ カルフォルニア州 アメリカ合衆国

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