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帰ってきたモンキーに猿好きが狂喜!ホンダ「モンキー125」のディテールに迫る!

帰ってきたモンキーに猿好きが狂喜!ホンダ「モンキー125」のディテールに迫る!

2017年は、猿好きにとって大忙しの1年でしたが、2018年はモンキーの歴史に新たな1頁が加わります。ホンダの新型モンキーこと「モンキー125」の発売が開始されるのです!

その前に、嬉しい、悲しい1年だった2017年を振り返ってみますと……

 

帰ってきたモンキーに猿好きが狂喜!ホンダ「モンキー125」のディテールに迫る!

2017年2月、「モンキー」発売50周年を記念して、1967年に発売された初代モデル”モンキーZ50M”をモチーフにした記念モデル「モンキー・50周年アニバーサリー」がリリースされました。

 

帰ってきたモンキーに猿好きが狂喜!ホンダ「モンキー125」のディテールに迫る!

喜ぶ間もなく、6月には、「モンキー・50周年スペシャル」の7月発売(500台限定)が発表されたのですが、合わせて「コレが最終モデルになる」と公式に明言されてしまったわけです。

販売台数の漸減、排ガス規制による影響を考慮すると仕方ない面もあったのですが、それでもやっぱり、50周年で生産が終了してしまったことは、大変残念な出来事でした。

 

新しいモンキーは125ccなのだ!

帰ってきたモンキーに猿好きが狂喜!ホンダ「モンキー125」のディテールに迫る!

そんな悲しむ猿好きを見捨てなかったホンダさん!早くも「モンキー125」としてモンキーを復活させてくれました!昨秋開催された東京モーターショーにて、市販予定モデルとして展示されていましたので、御覧になった方も少なくないかと思います。

コンパクトで愛らしいスタイリングと、走る楽しさを広げる原付二種のレジャーモデルとして登場します。

 

帰ってきたモンキーに猿好きが狂喜!ホンダ「モンキー125」のディテールに迫る!

開発にあたっては、楽しさをスケールアップし、遊び心で自分らしさを演出する“アソビの達人”がコンセプトとされています。50ccモデル「モンキー」の特徴であった”シンプル”・”コンパクト”・”愛らしさ”といった不変的魅力は踏襲しつつも、新たに125ccとされることで力強さ、扱いやすさを獲得したエンジン、大型化されたものの取り回しやすいサイズ感、それに親しみやすいデザインが特徴とされています。

 

新しいモンキーは大柄&125ccエンジンなのだ!

帰ってきたモンキーに猿好きが狂喜!ホンダ「モンキー125」のディテールに迫る!

さて、復活した「モンキー125」。その最大の特徴、と言うか50cc「モンキー」との違いは……大柄になった車体にあります。ホイールベースを比較しますと、「モンキー」の895mmに対して、「モンキー125」は1,155mm。「GROM」の1,200mmに近いサイズ。

ということで、新しいモンキーはハンドルを畳んでクルマに積む、というサイズ感ではありません。「GROM」にモンキー外装を載せたイメージで間違いありません。

 

帰ってきたモンキーに猿好きが狂喜!ホンダ「モンキー125」のディテールに迫る!

帰ってきたモンキーに猿好きが狂喜!ホンダ「モンキー125」のディテールに迫る!

さて、ひと際大柄になった「モンキー125」ですが、それに伴い足回りが大幅にアップグレードされています。フロントフォークは新たに倒立タイプとなりました!

リアは変わらず2本ショック。コレは”モンキー”らしさを残しつつ「GROM」との差別化を生み出すための選択と思われます。

 

帰ってきたモンキーに猿好きが狂喜!ホンダ「モンキー125」のディテールに迫る!

また大型化に伴い、”モンキー”らしさを演出する12インチサイズのアルミ製ホイールが標準装備されています。どうやら「GROM」と共通パーツのようです。タイヤサイズは前が120 / 80-12 65J、後は130 / 80-12 69Jと、「GROM」より少し太くなっていますね。

そう、前後ブレーキがディスク化されているのも大きなトピックですね。

 

帰ってきたモンキーに猿好きが狂喜!ホンダ「モンキー125」のディテールに迫る!

それからモデル名にありますように、エンジンも大型化され、総排気量が124ccとなりました。これで原付1種免許では乗れなくなってしまったわけですが、それは言っても仕方のないこと。諦めましょう。

エンジンは空冷4ストローク単気筒でして、ボア×ストロークが52.4×57.9mm、最高出力は6.9kW@7,000rpm、最大トルク11N・m@5,250rpm。かなりパワフルになっています。

一方でエンジン下部を覗いてみると、何やら複雑な取り回しになっています。排ガス規制対策が如何に大変であるか、こんな部分からも分かるわけですが……

 

帰ってきたモンキーに猿好きが狂喜!ホンダ「モンキー125」のディテールに迫る!

それでも何とかアップマフラーとしつつ、ヒートガードを装着することで、上手く”モンキー”らしさを演出しているところは見事と言えましょう。

 

帰ってきたモンキーに猿好きが狂喜!ホンダ「モンキー125」のディテールに迫る!

ガソリンタンクは昔の4L「モンキー」あるいは「Z50A」を彷彿とさせる形状に仕上げておりまして、そこから後方へと目をやると……

 

帰ってきたモンキーに猿好きが狂喜!ホンダ「モンキー125」のディテールに迫る!

このフカフカなシートに繋がって行くワケですが、これまた4L「モンキー」あるいは「Z50A」を想起させてくれる形状です。

 

帰ってきたモンキーに猿好きが狂喜!ホンダ「モンキー125」のディテールに迫る!

ラウンド形状のコンパクトなヘッドライトにはLEDを採用。ロービーム/ハイビームを囲むように配置されたポジションランプが、モダナイズされた”モンキー”の新しい個性を表現しています。

 

帰ってきたモンキーに猿好きが狂喜!ホンダ「モンキー125」のディテールに迫る!

ヘッドライトデザインとの統一感をもたせたテールランプとウインカーを装備。コチラもLEDを採用して被視認性の向上を追求するなど、見た目だけでなく機能性にも配慮しています。

 

お値段も大きくなっている……

いかがでしたでしょうか?今回は、大柄になり、125ccエンジンを搭載して帰ってきた「モンキー125」をご紹介してみました。

カラーラインアップは記事中でご紹介した”パールネビュラレッド”と”バナナイエロー”の2色。そして気になる車両本体価格(消費税込み)ですが、ABSの有無で違っておりますが……

  • モンキー125:39万9,600
  • モンキー125 ABS:43万2,000

です。車体と共にお値段も大きくなっているのですが、50ccの50周年アニバーサリーモデルが35万2,080円でしたから、これは納得せざるを得ないですね。

ともかく「モンキー125」の復活は嬉しい限り。発売日は7月12日です。欲しい方は販売店へGO!

 

「モンキー125」のスペック

  • 全長×全幅×全高:1,710×755×1,030mm
  • ホイールベース:1,155mm
  • シート高:755mm
  • 装備重量:105kg(ABSは107kg)
  • エンジン型式 / 弁方式:空冷4ストローク単気筒 / SOHC
  • 総排気量:124cc
  • ボア×ストローク:52.4×57.9mm
  • 圧縮比:9.3
  • 最高出力: 6.9kW[9.4PS]/ 7,000rpm
  • 最大トルク:11N・m[1.1kgf・m]/ 5,250rpm
HONDA

東京都港区南青山2-1-1
TEL. 03-3423-1111(代表)

公式ホームページ

Writer: Reggy

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