インターモト2018で発表されたニューモデル・世界初公開モデルをご紹介するシリーズも終盤です……今回は、イギリスのトライアンフの「ストリート」2車種です!
「ストリート・スクランブラー」は大幅パワーアップ!
最初にご紹介するのは……「ストリート・スクランブラー」です!
2017年に「ストリート・ツイン」系のバリエーションモデルとして追加された「ストリート・スクランブラー」がモデルチェンジされたのです。アレっ、ニューモデルじゃないっすね。トライアンフ本社さん、タイトルに偽りアリですよ!
それはさておき、車体周りで往年のスクランブラーを踏襲した独自のスタイリングは、従来モデルを踏襲しています。
60年代の名車「TR6」付近をデザインモチーフとしたガソリンタンクのペイントも、なかなかキマっています。ご丁寧にタンクにはパッドも貼られていますね。
ブラックリムのメーターは旧モデルから変更がないように思いますが、何故か画像が公開されていましたので、載せておきまっす!
さて、本車両の一つの顔と言えるのが、この2本出しのアップエグゾースト。ヒートガードを含めて、コチラも旧モデルから変更がないようです。
(「ストリート・スクランブラー」のエンジン単体画像が公開されていないので、ベースモデルの写真で代用しますが……)「何が変わったんだよ、コラっ!」ってなってしまいそうでしたが、エンジンは 10PS もアップして、最高出力は 65PS とされています。さらに……軽量クランクシャフトと新しいバランサーシャフト、それにマグネシウム・カムカバー(マグ風塗装?)を採用しています。それに対応して、ブレーキは4ピストンキャリパーに強化されています。
また、ライディングモードのロードとレインの切り替えや、ABSとトラクションコントロールの切り替え、トルクアシストクラッチなどが装備され、一気に豪華になったのであります。
そうそう、忘れていましたが、フロントフォークのスパンが拡大され、よりスクランブラーらしいワイルドな印象を与えるように変更されています。それを抜かしては、エクステリアそのものは大きな変更がありませんが、これは大幅なモデルチェンジと言えましょう。
トライアンフ本社に聞いたところ「そんなに売れるなら、ちょっと真剣に作ったよ」っていうのではないでしょうかね?
「ストリート」もアップグレードを果たす!
さて、続きましては、上掲車両のベースとされた「ストリート」。
コチラもエンジンは「ストリート・スクランブラー」同様に、10PSアップの65PSとされています。
また、モード切替や、ブレーキ強化なども、「ストリート・スクランブラー」と同じように実施されています。
ということで、「ストリート」もビッグマイナーチェンジを果たしていると言えましょう。
両車の詳細や、国内販売に関する情報が入りましたら、お伝えしましょう!