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新車GB350を諦めて中古GB250クラブマンを買う人も続出!今後さらに中古車価格は上がるのか?

新車GB350を諦めて中古GB250クラブマンを買う人も続出!今後さらに中古車価格は上がるのか?

ホンダの快進撃は止まることを知らず「レブル250」の継続的な人気に続き「GB350」もかなり売上好調ですね。しかしながらコロナ禍にある現在、世界的な半導体不足による部品の生産・供給遅延や輸送コンテナ不足など様々な理由から思うように新車バイクが供給できず、GB350においても納車までに数ヶ月かかってしまう状況が続いています。

そんなGB350の長納期化に耐えきれず購入を諦めてしまったユーザーの中には、GB350の先祖にあたる排気量250ccの「GB250クラブマン」(以下、クラブマン)に目を向ける方も増えており、それによってクラブマンの中古車相場も高騰し始めています。今後も需要の高まりに比例して相場価格の上昇が予想されますので、クラブマンの購入を検討している方は早めのアクションをオススメします!

それでは、GB350とクラブマンのスペックを比較しながら、クラブマン人気の理由について解説いたします。

 

「GB350」が大ヒット!レブル250を超えるのか!?

新車GB350を諦めて中古GB250クラブマンを買う人も続出!今後さらに中古車価格は上がるのか?

マットジーンズブルーメタリック

2017年の発売から毎年好調のレブル250は2022年1月時点で総販売台数4万台間近ですが、2021年の3月末に登場したGB350は販売開始からわずか4ヶ月で1万台を突破し、現在でも好調なセールスを続けています。このペースが持続すれば、レブル250の記録を大きく塗り替える可能性もあります。

そんなGB350の魅力は、何と言ってもバイク本来の楽しさを教えてくれる鼓動感のあるエンジンとクラシカルなスタイリングでしょう。決して速いわけでもなく最新装備がてんこ盛りなわけでもありませんが、本当に良い意味でシンプルなバイクですので、毎日乗っても飽きのこない魅力を秘めています。

また、新車販売価格が55万円と比較的買いやすい価格設定も好材料であるほか、取り回しやすいコンパクトサイズであることから優れた操作性・足付きの良さも支持されています。

エンジン型式 空冷4ストローク単気筒 / OHC
排気量 348cc
燃費 49.5km/h
最高出力 15kW(20PS) / 5,500rpm
最大トルク 29N・m(3.0kgf・m) / 3,000rpm
車両重量 180kg
全長×全幅×全高(mm) 2,180×800×1,105
最低地上高(mm) 166
シート高(mm) 800
最小回転半径(m) 2.3
変速機 常時噛合式5段リターン
燃料タンク容量 15L
タイヤサイズ 前:100/90-19M/C 57H・後:130/70-18M/C 63H
カラー マットジーンズブルーメタリック/キャンディークロモスフィアレッド/マットパールモリオンブラック
価格(税込) 55万円

 

「GB250 クラブマン」のスペック

新車GB350を諦めて中古GB250クラブマンを買う人も続出!今後さらに中古車価格は上がるのか?

英国レーシングマシンのトラディッショナルなスタイルを彷彿させるホンダ「GB250 クラブマン」は、1983〜1997年まで製造されていたロングセラーモデルです。系譜としてはCBX250RSから派生した単気筒ロードスポーツバイクで、当時の最新技術であるRFVCシステムを採用したDOHC空冷4ストローク単気筒エンジンは、初心者からベテランまで多くのライダーを虜にしました。

RFVCシステムを採用したDOHC単気筒エンジンについて詳細は割愛しますが、高回転・高出力なよく回る単気筒エンジンということです。現行のGB350も単気筒エンジンですが、GB350は低回転型でトルク重視であるのに対し、クラブマンは高回転型でスピード重視という真逆の個性を持っています。また、クラブマンはあくまでも古いモデルですのでABSが装備されていません。

昔からカスタムフリークの間でも人気のモデルで、特にカフェレーサースタイルにカスタムされることが多いです。

エンジン型式 空冷4ストローク単気筒 / DOHC 4バルブ
排気量 249cc
最高出力 22kW(30PS) / 9,000rpm
最大トルク 25N・m(2.5kgf・m) / 7,500rpm
車両重量 130kg
全長×全幅×全高(mm) 2,015×640×1,035
最低地上高(mm) 175
シート高(mm) 780
最小回転半径(m) 2.4
変速機 常時噛合式6段リターン
燃料タンク容量 17L
タイヤサイズ 前:90/90-18 51S・後:110/90-18 61S
価格(税込) 37万9,000円

 

GB350とGB250クラブマンのポイント比較

GB350とGB250のスペックで、特筆すべき点をまとめて表にしました。

ポイント GB350 クラブマン
排気量 348cc 249cc
車検 必要 不要
エンジン特性 低回転型トルク重視 高回転型スピード重視
車両重量 180kg 130kg
シート高 800mm 780mm
ギア 5速 6速
シフトペダル形状 シーソーペダル 通常タイプのペダル

それぞれ狙いどころの異なるエンジン設計ですので乗り味は大幅に違います。また、車両重量に50kgもの差があるのは特筆すべき点と言えます。

なお、細かいところですが、GB350はシーソーペダルですので靴を傷める心配はありませんが、稀に操作ミスもありますのでご注意を!

 

クラブマンの中古車価格は高止まりの可能性あり!

新車GB350を諦めて中古GB250クラブマンを買う人も続出!今後さらに中古車価格は上がるのか?

GB250クラブマン(スペシャル・カラーリングモデル)

昨今のバイクブームによる影響からか、かなりのプレミア価格になってしまったSR400ファイナルエディションをはじめ、250TR、TW、FTRなどといった単気筒ストリートモデルの中古車相場も高騰しています。また、GB350の納車が待ちきれないユーザーは、諦めて他の単気筒モデル中古車を購入する傾向にあり、特に同系譜であるGB250クラブマンに目移りしている模様です。

この状態が続けば、今後も高止まりまたはさらに値上がりする可能性も高いでしょう。

現在、クラブマンの中古車相場は50万円前後となっていますが、状態の良いものであれば80万ほどになるので、クラブマンの購入をお考えの方はさらに値上げする前に決断されることをオススメします!

 

ちなみに、GB250クラブマンの兄貴分である「GB400TT/GB500TT」の存在もお忘れなく…。

誕生するのが早すぎた、廃盤になるには若すぎた ホンダの名車「GB400TT」

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