クルマの様にディフューザーやエアフレッシュナーをバイクでも体験できるよう、ALEX氏とBLOCK氏の2名が1年以上もの歳月をかけ、バイクヘルメット専用のディフューザー「FLOW(フロー)」を共同開発しました。

そこで今回は、いつもの通勤、通学、ツーリングをより快適にしてくれる、画期的なヘルメット用ディフューザーをご紹介します！

「FLOW」でヘルメットに”香り”をカスタム

FLOW(フロー)はフルフェイスヘルメットの口元に貼り付けるだけで、100％天然のエッセンシャルオイルが染み込んだエッセンシャルオイルディフューザーがアロマの香りを広げ、気分を高めてくれる画期的なアイデア商品です。※フルフェイスタイプのヘルメットユーザー向けで、ジェットやハーフタイプには向いていません。

例えるなら、スピーカーやインカムなどで音楽を聴きながら走行を楽しむように、フローは好きな香りを楽しみながら気分を盛り上げてくれます！香りは運転中にも気分を上げてくれたり、リラックスタイムを楽しめたりと、様々な良い効果があります。

エッセンシャルオイルとアロマオイルの違い

フレグランス製品が好きな方であれば釈迦に説法ですが、エッセンシャルオイルとアロマオイルの違いについてご説明します。

エッセンシャルオイル(精油)は植物から抽出された100%天然由来のオイルで、対してアロマオイルはエッセンシャルオイルに人工香料や無水エタノールなどを添加した合成オイルのことです。

香水やお香と何が違うのか？

匂いを放つだけであれば香水をヘルメットに吹きかけたり、お香を焚いて匂いをつければいいと考える方もいるかと思いますが、ヘルメットの帽体やシールドは溶剤が入ってるクリーナーがダメな様に、成分によってはヘルメットを劣化・変色させてしまう可能性があります。

その点、100％天然のエッセンシャルオイルが染み込んだフローのディフューザーは、ヘルメット用に設計されているので安心かつ安全。なにより、匂いの持ちが比べ物にならないほど段違い！

FLOWの詳細

それではフロー(スターターパック)を開けていきましょう！

パッケージデザインがオシャレなボックス内には、ベースプレートとディフューザーホルダーとカードタイプのエッセンシャルオイルディフューザー(Scant Cells)が×3枚が不同封されています。

本体はヘルメットに直接貼り付けるベースプレート(右)とエッセンシャルオイルディフューザーを収納するディフューザーホルダー(左)の2つです。

ベースプレートとディフューザーホルダーは環境や肌に優しいシリコン製でできており、ディフューザーホルダーは内蔵されたマグネットで簡単に脱着することができます。

ベースプレートの背面には両面テープが準備されているので、ヘルメットの邪魔にならない箇所に貼り付けるだけです。

ライディング時に口元のエアダクトから空気を取り込むことで香りが拡散されるため、公式サイトの動画同様に口元に貼り付けてみました。ちなみに、今回はSHOEIのEX-ZEROとグラムスターで使用してみましたが、どちらも直接肌に触れることなく使えました。

そしてこちらが100％天然のエッセンシャルオイルが染み込んだエッセンシャルオイルディフューザーです。開封と同時にとても良い香りが漂ってきました！

香りの感想なので主観的にはなりますが、フライトはユーカリやマンダリンをベースとした柑橘系の爽やかな香りで、ツーリング時の気分を高めるのに打って付けです。キャノピーはラベンダーをベースとしておりフローラルで森にいる様な落ち着きのある優しい香りです。

エッセンシャルオイルディフューザーをディフューザーホルダーにセットします。

あとはベースプレートににピタッと貼り付ければ完成です！

マグネットの力はそれなりに強いので振動などでは落ちる心配はなさそうでした。

エッセンシャルオイルディフューザーの香りは2種類

エッセンシャルオイルディフューザーの種類は「フライト」と「キャノピー」の2種類があり、一枚あたり開封後は約2〜3週間ほど香りが持続します。

フライトは”気分を上げる”ことをコンセプトに掲げ、成分はユーカリ、マンダリン、スペアミント、グローブの芽、ローズマリー、シダーウッド、ガルバナムが配合されています。

キャノピーは”落ち着き・ゆとり”をコンセプトに掲げ、成分はラベンダー、ミント、ブロッサム、ゼラニウム、スモークドシダー、クラリセージ、パチュリサンダルウッドを配合したものです。

また、ライディング後に部屋にヘルメットを持ち込んだところ、周囲がほんのりと香るルームフレッシュナーとしても機能していました。ガレージやメットイン、パニアケースなどに匂いをプラスしてくれるので一石二鳥です！

実際にFLOWを使用してみた感想

EX-ZEROにフライトを装着

グラムスターにキャノピーを装着

チンガード裏側の中央にはヘルメットインカム用のマイクを装着しているので、それを避けるかたちで装着してみました。

EX-ZEROの口周りは充分なスペースが設けられているので、問題なく取り付けて使用することができました。グラムスターの口周りは、そこまで広いわけではありませんが、FLOWを装着したからといって口が触れてしまうこともありませんでした。

1週間ほど使ってみましたが、香りが強すぎることもなく、適度に香ってきてライディングの時間がより快適になりました。また、トップケースにヘルメットを入れて保管しているのですが、トップケース内も同様の香りが持続し、気分を盛り上げてくれます。もうこの香りが無かった時が思い出せないくらいFLOWの虜(とりこ)です。高級ホテルなどもそうですが、人間にとって視覚聴覚にならぶ重要な感覚である嗅覚で多幸感が得られるFLOWは、バイクライフをワンランク上にしてくれる素敵な商品だと思いました。

FLOWは今すぐ冒険に出かけたくなる香り！

フローはクラウドファンディングのマクアケにて、先行発売がまもなく開始されます。

定価4,980円のところ、早期早割を利用することで最大20%オフの3,980円、フライト＋キャノピーの2個セットが最大25%オフの7,470円で購入することができるので、この機会にフローを試してみてはいかがでしょうか。自分へのご褒美やバイク仲間へのプレゼントにも最適ですね！

フローの新着情報をいち早く知りたい方は、FLOW(フロー)ライン公式アカウントの登録をしておくことをおすすめします！

FLOWの詳細