BMWの”伝統と新しさ”を融合!台湾トップビルダーが作った「R nineT」カフェレーサー

BMW伝統のボクサーツイン・エンジンを搭載する、ネイキッドモデル「R nineT」。これをベースに、トラディッショナルなテイストと新しさをミックス、独特な造形美を具現化したのが「The Bavarian Fistfighter(ザ・バーバリアン・フィストファイター)」だ。

製作したのは、台湾のトップビルダーROUGH CRAFTS。地元・台湾ではもちろん、日本でもMOONEYES主催のホットロッドカスタムショーで数々の受賞歴を持つので、ご存じの方もいるだろう。

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タンクは70’s〜80’sのBMWをイメージ

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マシン製作でトラディッショナルさを意識したのは、まずアルミ製のオリジナル・フューエルタンクだ。デザインは、70年代後半や80年代初頭のBMW製クラシックバイクをトリビュート。表面にブラックカーボン素材を貼り付ることで、最新かつレーシーな雰囲気もプラス。やはりBMWの伝統であるダブル・ピンストライプには、シルバーリーフも施して、シンプルながらスタイリッシュな味も演出している。

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個性的なフロントビューを生み出すフロントカウルも、カーボン仕上げだ。造形は「R nineT」のネーミングの元になっている名車「R90S」をイメージ。ヘッドライトはROUGH CRAFTS製、右側のエアダクトからは、オイルクーラーへフレッシュエアを送り込むことで、冷却効果の向上も図っている。

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後端が跳ね上がった形状がアグレッシブさを醸し出すシングルシートは、50年代にBMWが採用したラバーシートをイメージ。レザーを貼ることで高級感も演出している。また、ホイールもオリジナルで、スポーク風デザインを採用。クラシカルかつ現代っぽい、絶妙のアレンジが施されている。

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フロントブレーキは、330mmディスクにブレンボ製キャリパーをラジアルマウント。左右出しオリジナルマフラーやガスキャップ、テールライトなどもROUGH CRAFTS製だ。

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最新のBMWマシンに、伝統の良さを加味することで、美しいボディラインを生み出すセンスの良さは秀逸。ROUGH CRAFTS、今後も注目のビルダーだ。

参考 – Rough CraftsBavarian Fistfighter: Rough Crafts’ Hard-Hitting BMW(BIKEEXIF)

平塚直樹

平塚直樹

バイクやクルマ系雑誌の編集を経て、フリーライターに。最近は、チャリから宇宙ロケットのネタまで幅広く執筆中。愛車は隼。最新テクノロジーと映画、猫好き。