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先日、クラシック350が発表されたばかりのロイヤルエンフィールドですが、さらにブランド初となるアドベンチャー・クロスオーバーモデル「Scram 411」が発表されました。
それでは早速、フィールドを選ばないオールマイティなストリートスクランブラー「SCRAM 411」をご紹介いたしましょう!
オンオフ融合のSUV的なアドベンチャーモデル
SCRAM 411はスクランブラーのバイブズとアドベンチャー・ツーリングのDNAが融合した新しいスタイリングのアーバンライディングモデルです。
エンジンは「ヒマラヤ」で採用された空冷単気筒エンジンと、ハリスパフォーマンスによるシャシーがベースとなっています。また、タフなエンジン性能もさることながら、人間工学に焦点を当てて開発されたライディングポジションもポイントのひとつ。そのため、市街地走行はもちろん、長距離ツーリングからオフロード走行をもこなす理想的な一台となっています。
なにより遊び心溢れるワンパクなデザインも魅力的ですね!
エンジン型式 | 空冷 4ストローク 単気筒 SOHC |
---|---|
排気量 | 411cc |
最高出力 | 24.6PS(17.88KW)/6,500rpm |
最大トルク | 32N-m/4,250±250rpm |
車両重量 | 185kg |
全長×全幅×全高(mm) | 2,160×840×1,165 |
最低地上高(mm) | 200 |
シート高(mm) | 795 |
変速機 | 5速 |
燃料タンク容量 | 15L |
タイヤサイズ | 前:100/90-19インチ ・後:120/90-17インチ |
価格(税込) | 未発表 |
フロントのロングトラベルサスペンションとリアのモノショックにより、悪路でも安定した走破性を発揮し、乗り心地も快適そのもの。
フロントは300mmのディスクに2ピストンフローティングキャリパー、リアは240mmのディスクにシングルフローティングキャリパーをセット。それらをデュアルチャンネルABSで制御しているので、安心かつ確実なブレーキングを実現しています。
ホイールサイズはフロント19インチ、リアを17インチにセッティグすることで、足つき性はもちろんのこと、デュアルパーパスタイヤによりオンオフいずれの路面でも確実なグリップを発揮します。
また、タックロールデザインのシートは少々長めに設計されており、ライダーだけではなくパッセンジャー(同乗者)も快適な座り心地となっています。
細部に至るまで計算し尽くされたSCRAM 411は、ロイヤルエンフィールド初のアドベンチャーモデルとは思えないほど、完成された一台といえましょう。
豊富なカラーバリエーション
カラーは左上からグラファイトブルー、グラファイトレッド、グラファイトイエロー、下段左側からスカイラインブルー、ブレイジングレッド、シルバースピリット、ホワイトフレイムの7色展開です。
物欲を刺激するSCRAM 411のショートムービー
バイクの紹介動画とは思えないほどクールに仕上がっています。この映像からも分かる様にScram 411は様々な路面に対応したモデルということがお分かりいただけるでしょう。
それにしてもSCRAM 411は全体的なスタイリングの完成度が非常に高い!
アドベンチャーツアラーとアーバンな要素に加え、スクランブラーのようなネオクラシックのエッセンスがミックスされたSCRAM 411は、今のトレンドをガッチリ掴んだモデルと言えます。ハスクバーナ・スヴァルトピレンのように、気づいたらよく見かけるヒット作になる可能性を秘めています。
SCRAM411に乗って、刺激のあるエキサイティングな毎日を過ごしてみたいものですね。(411cc=要大型二輪免許ってのが少し残念ですが…)