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日本だけではなく世界的にみても小排気量モデルの販売実績が年々右肩上がりであることは周知の事実ですね。また、最近の小排気量モデルは車格の大型化が進んでおり、中型モデルと引けを取らないほど大柄なモデルが増加しています。
そこで今回は、大柄な車体とレトロレーシーなスタイリングを兼ね備えた、F.Bモンディアルのスポーツクラシックモデル「SPORT CLASSIC 125」と「SPORT CLASSIC 300」をご紹介いたしましょう!
F.Bモンディアル「Sport Classic 125(スポーツクラシック125)」
Sport Classicシリーズのフロントフェアリングに記された”Pagani1948″は、1949年に行われた最初のロードレース世界選手権125ccクラスで、F.Bモンディアル製のマシンを駆って優勝したネッロ・パガーニ(Nello Pgani)選手へ敬意を表して名付けられたものです。なお、ネッロ・パガーニ選手は翌年(1950年)にも同クラスで優勝しています。
そんなバックボーンを持つSport Classicシリーズは、レースが盛んだった50年代の雰囲気を感じさせるレトロなデザインと、現代の最新テクノロジーを取り入れたハイスペックな温故知新のモデルです。
エンジン型式 | 水冷4ストロークDOHC単気筒 |
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排気量 | 124cc |
最高出力 | 10kW / 9,750rpm |
最大トルク | 10.5Nm / 8,000rpm |
車両重量 | 133kg |
全長×全幅×全高(mm) | 2,009×800×1,146 |
最低地上高(mm) | 145 |
シート高(mm) | 804 |
変速機 | 6速 |
燃料タンク容量 | 9.5L |
タイヤサイズ | 前:100/80×17、後:130/70×17 |
カラー | WHITE/RED、BLUE/SILVER |
価格(税込) | 52万2,500円 |
F.Bモンディアル「Sport Classic 300(スポーツクラシック300)」
124cc水冷4ストDOHC単気筒エンジンのSport Classic125に対して、「Sport Classic300」は249cc水冷4ストSOHC単気筒エンジンを搭載し、最高出力は 17kW/8,500rpm、最大トルク22.5Nm/6,500rpmのパワーを発揮。存在感のある大きな車格でありながらも車検不要の軽二輪(〜250cc)クラスは大きな魅力!
エンジン型式 | 水冷4ストロークSOHC単気筒 |
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排気量 | 249cc |
最高出力 | 17kW / 8,500rpm |
最大トルク | 22.5Nm / 6,500rpm |
車両重量 | 153kg |
全長×全幅×全高(mm) | 2,009×800×1,146 |
最低地上高(mm) | 130 |
シート高(mm) | 804 |
変速機 | 6速 |
燃料タンク容量 | 9.5L |
タイヤサイズ | 前:100/80×17、後:130/70×17 |
カラー | WHITE/RED、BLUE/SILVER |
価格(税込) | 58万800円 |
Sport Classiシリーズのディテール
アルミ削り出し&ブラックアルマイト加工されたトップブリッジと、そこに組み合わせられたセパレートハンドルによるレーシーなポジションがライダーをやる気にさせてくれます。
フロントにはφ40mmの倒立フォークや4ピストンラジアルキャリパーといった現代的な高性能パーツを採用しながらも、スポークリムホイールによってクラシカルな印象を受けます。
“Pagani1948″…F.Bモンディアルを優勝へと導いたパガーニ選手のスピリットを受け継いだエンジンは、最新技術によって設計開発されています。
シートカウルは取り外しが可能となっており、いつでも2人乗り仕様に変更することが可能。使用用途やその日の気分に合わせて使い分けることができます。
スポーツクラシックは50年代レースの情熱を感じさせる一台
外装に施されたクラシカルなデザインが50年代レースの情熱を感じさせる、F.Bモンディアルのスポーツクラシックモデルのご紹介でした。なお、「Sport Classic 300」は日本限定モデルですので、特別感が欲しい方はこちらの車両をおすすめします。
次回は、土の香り漂うフラットトラックスタイルとエンデューロスタイルの2モデルをご紹介します!