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2023年3月24日(金)〜26日(日)に開催された、年に一度のバイクの祭典「東京モーターサイクルショー2023」は大いに盛り上がりましたね!
今回は超ユニークなイタリアのスクーターブランドのイタルジェットの展示内容をご報告します。人気の「ドラッグスター」に新色が追加されたほか、大注目モデル「500GP」&「#e01 エレクトリック」の入荷予定についても担当者に話を伺いました!
人気モデル「ドラッグスター」に3色のニューカラーが追加!
ご存知の方にとっては「何を今さら!」でしょうが、ご存知ない方のためにあらためてイタルジェットについて簡単なご紹介をいたします。
イタルジェットは1959年に創立されたイタリアはボローニャに本拠地を置くバイクメーカーです。小排気量モデルを中心に生産してきました。
https://forride.jp/motorcycle/italjet-dragster
1998年にはハブセンターステアリング+トレリスフレームを組み合わせた斬新なスクーター「ドラッグスター」を発売して世界に衝撃を与えたものの生産は中止に陥りました。その後イタルジェットは再興を果たし2019年のEICMA(ミラノショー2019)に再びユニークな「ドラッグスター」を発表。現在に至ります。
現行モデルの「ドラッグスター」はISS(インディペンデント・ステアリング・システム)と名付けられた独立操舵システムとむき出しのトレリスフレームを特徴とする唯一無二のメカメカしさを誇るスクーターです。
そんな「ドラッグスター」の2023年モデルに、一気に3色ものニューカラーが加わりました。既存の3色に新たな3色が加わることで計6色もの豊富なカラーラインアップとなります。これは個性がウリの「ドラッグスター」にとっては魅力アップに直結しますね。
しかし、東京モーターサイクルショー2023のイタルジェットブースで期待していた「500GP」と「#e01 エレクトリック」の姿が見当たりません。
ハイパフォーマンスモデル「500GP」とEVスクーター「#e01 エレクトリック」の入荷は……
そこで「500GP」と「#e01 エレクトリック」の状況をイタルジェットジャパンの伊藤嘉記さんに伺いました。最初は軽いジャブとして「ドラッグスター」の人気について伺いました。
唯一無二のスタイリングとキビキビした走りが評価されて、熱烈に支持してくださる方がいらっしゃいますね。
125ccモデルはこれまで余りバイクに興味がなかったようなエントリー層の方にもご提案できますし、200ccモデルは走りを楽しめるスポーツ性も備えています。新しい3色の追加で個性を求めるライダーの方のニーズに応えつことができたら嬉しいですね。
と答えてくださいました。
続いて本題である「500GP」と「#e01 エレクトリック」の市販予定について恐る恐る伺ってみました。
「500GP」とは昨秋に開催されたEICMA2022(ミラノショー2022)でイタルジェットが出品した500ccのスクーターです。「The New Urban SuperBike=斬新で都会的なスーパーバイク」として開発されており、「ドラッグスター」のお兄さん的存在です。
また「#e01 エレクトリック」は「ドラッグスター」をベースに電動化したEVスクーターです。
日本発売について聞いてみた!イタルジェットの新作「ドラッグスター500GP」「#e01 エレクトリック」は唯一無二のデザイン!
昨秋のミラノショーでお伝えした通り、グローバルには「#e01 エレクトリック」が2023年後半、「500GP」は2024年の市販を予定しています。
それ以上のことは公式なお話としてはできませんが、「#e01 エレクトリック」は早ければ2024年に入荷する可能性があります。「500GP」はその後にはなるはずですが、時期については全く読めません。
とのことでした。
「500GP」と「#e01 エレクトリック」にご興味のある方、もう少し待つ必要はありますが、イタルジェットジャパンさんの回答からは日本導入は間違いなし、と思えます。ワクワクが止まりませんが、今しばらく静かに待ちましょう!