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大手二輪メーカーのなかで最も積極的にEVスクーターを販売してきたのがBMWモトラッドです。BMWモトラッドは現在、ラグジュアリーEVスクーター「C evolution」とモダンでユニークな「CE 04」の2モデルを展開しています。
そんなBMWモトラッドがなんと、普通二輪運転免許で乗ることができる新しいEVスクーターを発売します。ここでご紹介していきましょう!
BMWモトラッド「CE 02」は“Eパルクーラー”!
こちらが今回、BMWモトラッドが発表した「CE 02」です。そのモデル名からご想像いただけるように、「CE 04」の兄弟モデルにあたり、つまり一般的に言えばEVスクーターです。ところがBMWモトラッドは「CE 02」を
EVスクーターでも電動バイクでもない。都市や市街地向けのクールな“Eパルクーラー”
と説明しています。
BMWモトラッドが言う“Eパルクーラー”とは、大都市での移動手段を変える新たなアイコンのことです。
速く機敏に、そしてクリエイティブに。障害物に溢れる街中を忍者のように移動するパルクーラーのように、「CE 02」が街を自由自在に移動できることを示しています。
BMWモトラッド「CE 02」は普通二輪運転免許で乗れる!
車両そのものはバッテリー+モーター=電動パワートレインを備えているので、EVスクーターとなります。ですが、ミニマムを追求したエクステリアは実にユニークで、カバー類が搭載されておらず、フレーム+パワートレインはむき出しとされています。
また、前後の極太タイヤとリアのモノショックがタフなイメージを創出しています。
48Vリチウムイオンバッテリーを2個搭載しており、定格出力は6kW、最高出力は11kWです。これは軽二輪の範囲内であり、もちろん普通二輪運転免許で乗ることができます。航続距離は90km、最高速度は95km/h。シティコミューターとしては充分ですね。
ちなみに、フレームはねじり剛性に優れた管状鋼製ダブルループで、パルクール的なタフなライディングにも対応します。
目を引く極太タイヤのサイズは前後14インチで、前が120で後ろが150です。スタイリッシュかつタフなイメージのディッシュホイールを装着しています。
フロントフォークは37mmテレスコピックで、リアは片側スイングアーム+ダイレクトピボットのシングルショックアブソーバーの組み合わせです。前ブレーキは239mmディスク+ダブルピストンキャリパー、リアは220mmディスク+シングルピストンキャリパーが組み合わされています。
車両重量は132kgと軽量ですので、Eパルクールという呼称に相応しいパフォーマンスが期待できそうです!
BMWモトラッド「CE 02」は日本発売が濃厚!
ということで、BMWモトラッド「CE 02」はミニマムかつタフなエクステリアを持つ魅力的なEVスクーターと言えそうです。カラーラインアップはここまでに掲載した「コスミック・ブラック 2」と、上記の「コスミック・ブラック」の2色展開です。
日本での発売は公式発表されていませんが、なんと既にBMWモトラッド日本公式サイトに「CE 02」が掲載されていますので、これは日本発売が間違いないでしょう!価格等の詳細が発表されましたら続報をお伝えいたします!
モーター | 空冷励磁電流同期モーター |
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定格出力 | 6kW |
最高出力 | 11kW / 5,000rpm |
最大トルク | 55Nm / 1,000rpm |
車両重量 | 132kg |
全長×全幅×全高(mm) | 1,970×876×1,140 |
ホイールベース | 1,353mm |
シート高 | 750mm |
変速機 | 無段 |
タイヤサイズ | F:120/80-14、R:150/70-14 |
カラー | コスミック・ブラック 2、コスミック・ブラック |
価格(税込) | 未発表 |