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ロシア製の「ミル Mi-6フック大型輸送ヘリコプター」などと、何故か一緒に写っているBMWのカスタムカー。ロシア軍か何かの軍用車両なのでしょうか?
HGK BMW「F22 ユーロファイター」
このBMWは軍用車ではなく、ラトビアのカーチューナー、HGKモータースポーツが製作したHGK BMW「F22 ユーロファイター」になります。
名前に「ユーロファイター」とあるとおり、戦闘機をイメージした車両となっています。ミリタリーな雰囲気抜群です。しかし、「F22(アメリカのステルス戦闘機)」なのか「ユーロファイター(EUの戦闘機)」なのかハッキリさせていただきたい気もしますね。
HGK BMW「F22 ユーロファイター」は、BMW 2シリーズのクーペをベースに、エンジンはマッスルカーやホットロッドカスタムなどを得意とするMast Motorsportsが組んだという、GM社のLS V8エンジンに換装しています。何と馬力は820馬力だとか。ボンネットが膨らんでいるのも納得です。
ボディはケブラーカーボンファイバー
ボディはケブラーカーボンファイバーに換装されています。また、全体をくまなくエアロパーツで覆っていますね。ブレーキはWilwoodブレーキ(6ピストンの前部、4ピストンの後部)が装着されています。シャーシも刷新され、フルロールケージ、カスタムサスペンションと、くまなく武装されている様は、ミリタリー車両とあまり大差ないかもしれませんね。
フォーミュラドリフト仕様
820馬力を誇る「F22ユーロファイター」、フォーミュラドリフト仕様ということで、映像内でもドリフトしまくりです。迫力あるドリフトシーンがバッチリ堪能できますよ。白煙を出しまくってドリフト感も満載です。
コクピットもやる気満々!
フルロールケージされたコクピット内は、戦闘感あふれる、実にドリフトマシン然としています。
870馬力のハイパワーエンジンに加え、ケブラーカーボンファイバーのボディに、エアロパーツ…「F22 ユーロファイター」の名に恥じぬ走りだと思います。
それでは動画もご覧下さい。
いかがだったでしょう。「F22 ユーロファイター」のアツい走りが堪能できたと思います。しかし、本当に名前の由来が謎なんですよね。「F22」も「ユーロファイター」も全く別の戦闘機ですからね。
ちなみに余談ですが、「F22」は世界最強のステルス戦闘機と言われていますが、「ユーロファイター」と模擬空戦をやったことがあって、その際に大敗を喫したとのことです。
参考 – Youtube : HGK BMW – F22 EUROFIGHTER