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街中でもよく見かけるようになってきた3輪バイクですが、見た目のインパクトが大きく、バイク乗りたるや一度は乗ってみたいと思いますよね!
3輪バイクと聞いて真っ先に思うのが、「タイヤが3つあるから転倒しないの?」なんて疑問ではないでしょうか?そこで、今回はブレイク寸前の3輪バイクについてご紹介します!
3輪バイクは転倒しないの?
3輪バイクだと転倒しないと思われるかもしれませんが、3輪バイクでもコーナーを曲がる時には傾ける車両もありますので、転倒の危険が出てきます。また、そのようなバイクはきちんとサイドスタンドをかけないと倒れる構造であるため、普通のバイクと変わらないとも言えますね。
さらにコーナーで傾けない3輪バイクは、バギーのように車輪も固定されているため、よっぽどのスピードを出さなければ転倒はしません。しかも転倒の心配がないので、ヘルメットの着用も義務付けられていません。このように、傾けずに運転できる3輪バイクのことをトライクとも呼んでいます。
3輪バイクの運転にはどのような免許が必要?
3輪バイクの運転には、バイクを運転するために必要な二輪免許が必要な場合と、普通自動車免許があれば運転できる場合とあります。
2つの違いについてですが、大きく分けると左右のタイヤの幅が460mm未満でカーブの時に車体が傾くと二輪免許が必要となり、タイヤの幅が460mm以上もしくは車体が傾かないトライクだと普通自動車免許が必要となりますね。
最新の3輪バイク
3輪バイクについての疑問をご紹介しましたが、次は今すぐ購入できる3輪バイクをご紹介していきます!
YAMAHA NIKEN
YAMAHAから発売された大型3輪バイクのNIKENは、直列3気筒845ccのエンジンを搭載しており、ずっしりと安定感があるのが特徴です。フロント2輪でしっかり地面をつかんでいるため、直進安定性はもちろん、コーナーではスリップする心配がないため、ストレスフリーで走ることができます。
また、クルーズコントロールやトラクションコントロールが装備されているため、ロングツーリングや雨の日でも楽に乗ることができます。長距離移動をするのであれば、これ以上快適なバイクは存在しないのではないでしょうか?
YAMAHA トリシティ125
トリシティは排気量125ccと小型スクーターの3輪バイクです。もちろんこのバイクも傾けて曲がるため、スタンド無しで自立することができません。
横から見るとただのスクーターのようにも見えるものの、乗ってみるとその安定感に驚きます。バイクの免許を取ったけど転けるのが不安と思う人に向いていますね!
Can-Am SpyderF3S
カナダのスノーモービルや水上バイクメーカーのCan-Am(カンナム)から発売されている3輪バイクはトライクの分類にあたり、1330cc直列3気筒エンジンを搭載しています。もはやバイクというより車に乗っている感覚です!
写真の人物はヘルメットをかぶっていますが、トライクの分類であるため、日本ではヘルメットも必要ありません!そのため、気軽に出かけられる3輪バイクとしても楽しめます!ただし、ホイールベースが長く狭い路地裏を通るのはやや苦手気味です。
また、車体が大きいものの、トライクはバックギアも付いているため、切り返しや方向転換も楽チンです!
まとめ
3輪バイクは傾けて曲がるタイプと、車のように曲がるトライクと呼ばれるタイプが存在し、3輪バイクのコーナリングは「やっぱりバイク!」といった感じですが、もちろん転倒のリスクもあります。
一方トライクタイプだとヘルメットも必要ありませんので、バイクというより車に乗っているような感覚に近いと言えるでしょう。どちらも魅力的で優劣付け難いので、機会があればぜひ乗ってみてください!