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海外でバイクを運転するなんて夢のまた夢と思っているあなた!実は国内で免許を持ってさえいれば、外国でバイクに乗るのはそこまで難しくはありません。
しかし、海外では日本の常識が通用しないなんてこともたくさんありますので、現地のルールや知識を知っておかなければ、怖くてまともに走ることもままならないと思います!
そこで、海外でバイクを運転するために知っておいてほしい豆知識をまとめました!
国内で免許があれば国際免許を取得するのは簡単
海外でバイクを運転するためには、以下の2つの条件が必要です。
- 国際運転免許を取得する
- ジュネーヴ条約に加盟している国
ぞれぞれ詳しく見てみましょう!
国際運転免許を取得する
まず、海外でもバイクの運転ができるためには、日本で運転免許を取得している証明書が必要であるため、国際運転免許を取得しましょう。取得後は海外でバイクをレンタルする時に、パスポートと一緒に見せる必要があるため、くれぐれも失くさないように!
日本で運転免許を取得するときには厳しい試験がありましたが、国際免許を所得するときは申請するだけで済むため、特に身構える心配はありません。最寄りの警察署か運転免許センターに行き、
- 日本の運転免許
- 海外に行く証明となるもの(航空券など)
- 証明写真
- 手数料(3,000円くらいが相場)
を提出すればすぐに発行してもらえるでしょう。また、海外の運転免許は、「普通」「大型」といった区分がないため、普通二輪免許しかなくて国内では400ccまでのバイクにしか乗れなかったとしても、海外だと大型バイクにも乗ることができるのです!
ただし、海外で事故を起こすと保険や賠償金など、いろいろ面倒なことになるため、くれぐれも自分が余裕を持って運転できるバイクを選びましょうね!
ジュネーヴ条約に加盟している国でないと走れない
「ジュネーヴ条約…… 一体なんのこっちゃ?」と思う人も少なくないでしょう。ジュネーヴ条約は国際免許さえ持っていれば、加盟国の公道を走ることが許される条約のことで、現在では100近くの国が加盟しています。
ただし、反対にジュネーヴ条約に加入していない国で運転するのは一部の国(ドイツやスイス)を除いてできないため、行きたい国はバイクに乗ることができるか確認する必要があります。
海外に行く前に知っておきたいこと
海外でバイクを運転するために必要なものをご紹介しましたが、現地でバイクの乗るときに知っておきたいこともありますのでご紹介しますね!
- 海外では国内のバイクの保険が使えない
- 赤信号でも進める時がある
- 地図アプリは必ず入れておく
これを知っておかないと、いざ海外に行ったときに結構テンパってしまうため、今から頭に入れておきましょう!
海外では今までの保険がほとんど適用されない!?
日本では必ずと言っていいほど加入するバイクの保険ですが、海外で運転する時は補償されない場合がほとんどです。また、クレジットカードに付いている海外旅行時の保険も、自分のケガや持ち物への補償のみで、相手への賠償はバイクの運転中は適応されません。
そのため、対人・対物への補償にしっかり備えておくには、現地のレンタルバイクショップで改めて保険に加入する必要があります。
赤信号でも進んでいい?
日本では赤信号は止まれの合図ですが、実は完全に止まらないといけないのは珍しいんですよね。国によっては赤信号でも曲がってくる車がいなければ直進しても問題なかったり、右折するのは赤信号でも構わないなんて国も存在します。
そのため、その国に行く前に赤信号の時どうすればいいのか事前に調べておく必要があります!もし、わからなければ止まるのが無難ですが、その場合は後ろから追突されないように気を付けましょう!
現地の地図は世界共通の地図アプリを入れるべし
いきなり海外の道を走るとなれば、地図なしで目的地に到着するなんて至難の技ではないでしょうか?そのため、信頼できる地図を入手する必要があります。
通常なら本屋やガソリンスタンドなどで売られているものを購入するのもいいですが、慣れない道で地図を見ながらの運転なんてなかなかしんどいですよね。しかもバイクの場合、わざわざ止まってグローブ外して地図をパラパラ…… すっごく面倒です。
そのため、あらかじめスマートフォンに地図専用のアプリをダウンロードしておき、必要であればスマホホルダーも自分で用意しておきましょう!ただし、海外でスマホは貴重品のため、くれぐれもスマホホルダーに付けたまま離れることがないよう十分注意しましょう!
まとめ:海外を走る時は事前に準備しておけば怖くない!
海外でバイクを運転するためには国際運転免許が必要となりますが、日本で二輪免許を持っていれば申請するだけで取得することができます。また、海外では日本の交通ルールが通用しないなんてことも日常茶飯事ですので、目的地にたどり着くにも一苦労です。
そのため、もしもの時の保険や、地図をしっかり手に入れてスムーズに走れるように準備し、海外ツーリングを思いっきり楽しんじゃいましょう!