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スケートボード(以下スケボー)といえば街中で若者が乗って楽しむアイテム。そんな常識は、アメリカのクラウドファンディングサイド INDIEGOGOでEboard Cycleagleが発表した電動スケボー「CYCLEAGLE」を見たら覆ることでしょう。ストリートはもちろんのこと、林道や積雪のある山にだって持っていって乗り回したくなりますよ。
オンロードとオフロードの両方で楽しめる
https://www.youtube.com/watch?v=LMcEkMoRL7g&feature=emb_logo
CYCLEAGLEの魅力は何と言ってもオンロードとオフロードの両方で走りを楽しむことができる点です。4本のタイヤそれぞれに対してクルマのような独立懸架式のサスペンションが接続されており、スケボーと路面の間隔を約111mmほど確保することによって、凹凸のある路面でも高い走破性を発揮するように仕上げられています。
コントローラーで効率的に操作
基本操作は手元のコントローラーで行います。加減速に加え、ギアの選択やブレーキの調整、さらにクルーズコントロールまで設定できる多機能さ。加減速はスライド式、それ以外はボタン操作となっていて直感的です。ラジコン感覚でスケボーを操作できるので、運動が苦手でも楽しく乗れそうです。
こだわりを感じさせる足回りの調整機構
足周りに注目してみると、前後サスペンションが独立懸架式であったり、減衰力を調整できるダイヤルつきだったりとまるでクルマを見ているよう。減衰力を調整するとサスペンションの振動を抑えて安定感を高めたり、搭乗者・路面に応じて乗り味を変更することもできるのです。もうスケボーの域を軽く超えちゃってます。
減衰力の調整具合をリセットする機構も完備しているので、セッティングに詰まったときも安心です。「ハイ・ロー」の2つの位置でタイヤの向く方向のセッティングもできるようになっており、走るコースの速度域に合わせて調整してもOK。ラジコンに親しんだ人ならセッティングも楽しめちゃいそうです。
工具不要な取り外し式バッテリーで楽々・快適に充電
こういった電動モビリティに共通する気がかりがバッテリー充電の方法。CYCLEAGLEでは工具不要で取り外し可能なバッテリーを採用してるので、バッテリーの交換も室内に持ち込んでの充電もラクラク。EV(電気自動車)のようにEVステーションで30分も待っている必要はありません。1回の満タン充電で14マイル(約22km)走行できますし、バッテリーの心配をそこまでしなくても存分にスケボーを楽しむことができます。
軽量ボディで持ち運びやすい
ボディは航空機にも使用される軽量アルミニウムを採用し、その表面にカーボンファイバーを被覆することで軽量製・耐久性・耐傷性を高いレベルで実現しています。なのでスケボーから降りて持ち運ぶときだってラクラクです。
ボディサイズも46.4インチ(118cm)と普通のスケボーとそんなに変わらない程度。乗用車のトランクにもすっぽり収まっちゃいます。
快適・便利に楽しめる次世代スケボー
ラジコンのようなギミックと、携帯性が考えられたEboard CycleagleのCYCLEAGLEはまさに次世代のスケボー。公道を走れないのは残念ですが、アウトドアブームの昨今、あらたなレジャーの1つとして親しまれることになりそうです。