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専門業者に頼まなくても自宅でレザーのクリーニングができる。先日ご紹介した、スプレーして拭くだけのレザークリーナーの手軽さに驚いた方も多かったと思います。
今回はさらに特化した、シューズ専用のケミカル「デイトナ レザーウォッシュ シューズ」をチェキラしていきます。
コンビブーツでも使用可能
通常のレザーブーツだけではなく、スエードやヌバック、バックスキンにも使用可能なのは、スプレータイプと同様。よくある「革と布のコンビ」や「革と合皮のコンビ」といったオシャレな靴にも使用できますよ。ただし、毛皮が付いているものと爬虫類系はNGです。
容器を用意して、水200mmに対してキャップ5杯の液を入れて希釈します。希釈が濃い場合は問題ないですが、薄い場合は色落ちや革が硬くなったりするので注意です。10年物のチペワのエンジニアを洗ってみましょう!
希釈液を白いタオルに染み込ませてから、目立たないところで色落ちチェックを行いましょう。問題ないことが確認できたら早速洗っていきます。ブラシはナイロン系の柔らかいものを使用してください。
ベルト部分なども外して隅々まで洗います。もちろん外側だけでなく内側も。靴に傷が付かないかと心配な場合には、台所用スポンジやタオルを使用して洗ってください。
洗浄には常温の水を使います。ぬるま湯やお湯のほうが洗浄力上がりそうと思うかも知れませんが、皮を痛める原因になるのでNGです。
1足洗っただけでは洗浄液がもったいない気がしたので、30年モノのアルパインスターも洗うことにしました。洗い終えたらバケツなどに用意した水や流水で液をサッと流すだけ。
後処理もカンタン!
使用後の洗浄液はそのまま生活排水として流してしまってOK。有害物質は一切含まれていませんから、環境にも優しい洗剤なのです!
脱水は洗濯機で軽く行うか、乾いたタオルで靴の中まで丁寧に拭いて、ティシュペーパーや新聞紙などで水分を入念に取り除きます。その後は風通しの良いところで陰干しします。本来の形状を崩さないようにタオルを詰め込んで形を整えながら乾燥させましょう。
革の種類に合った保湿クリームやワックスなどを使用して仕上げます。カビが繁殖する前に先行して洗っておけば「下駄箱の中でモッサ~っとカビが育っていた」なんてことも防げますよ。
オシャレなバイク乗りは足元から!ライディングブーツの匂いには自爆、誘爆、御用心。