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本体価格の安さや取り回しやすいコンパクトサイズが魅力的な125ccクラス。他にも車検が不要で、尚且つファミリーバイク特約が使えることから、維持費も安価に抑えられるメリットがあります。ライフスタイルを見直してメインバイクとして使うのもいいですが、余裕があればセカンドバイクとしても一台所有したくなる、ちょうどいいサイズのバイクですね。
日本国内の4大メーカーだけではなく、人気のメーカーも合わせて、新車で購入できるおすすめモデルをまとめました!
ホンダ「CT125・ハンターカブ」
2輪車では初となる副変速機(スーパートルク)が採用され、キャンプやレジャーに適したバイクとして1968年に発売されたCT50が先祖にあたり、CTシリーズのなかでも1981年に登場したCT110・ハンターカブのオマージュがこちらの「CT125・ハンターカブ」です。昔から人気の高いモデルだけに、復活のお知らせと共に予約殺到となりました。
2020年に登場した現行モデルはスーパーカブ125がベース。クラッチ操作を必要としない自動遠心クラッチが採用された、空冷4ストロークOHC単気筒エンジンを搭載し、タウンユースからトレッキングまで幅広く活用できる一台です。おしゃれな見た目といい、扱いやすいサイズ感は人気の理由が伺えます。
エンジン型式 | 空冷4ストローク単気筒 OHC |
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排気量 | 124cc |
最高出力 | 6.5kW(8.8PS)/7,000rpm |
最大トルク | 11N-m(1.1kgf-m)/4,500rpm |
車両重量 | 120kg |
全長×全幅×全高(mm) | 1,960×805×1,085 |
最低地上高(mm) | 165 |
シート高(mm) | 800 |
変速機 | 常時噛合式4段リターン |
燃料タンク容量 | 5.3L |
タイヤサイズ | 前:80/90-17M/C 44P・後:80/90-17M/C 44P |
価格(税込) | 44万円 |
KTM「125 DUKE(125デューク)」
125DUKEはミドルクラス並みの車格と高性能エンジンを搭載したパフォーマンスモデルです。ストリートはもちろんのこと、すぐさまサーキットで走行しても充分に性能を発揮してくれるほど、良い意味でオーバースペックなモデルといえましょう。
そんなエンジンを支えるトレリスフレームの美しデザインや、軽量かつ高性能なWP製の倒立フォーク、モダンなLEDヘッドライト&TFT液晶ディスプレイを搭載し、さらに安心のABSもついて本体価格が60万円以下という破格の一台です。
エンジン型式 | 水冷 4ストローク単気筒 DOHC |
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排気量 | 124cc |
最高出力 | 11kW(15PS)/10,000rpm |
最大トルク | 12N-m(1.2kgf-m)/6,700prm |
車両重量 | 139kg |
全長×全幅×全高(mm) | – |
最低地上高(mm) | 175 |
シート高(mm) | 830 |
変速機 | 6速リターン |
燃料タンク容量 | 13.4L |
タイヤサイズ | 前:110/70 ZR17・後:150/60 ZR17 |
価格(税込) | 58万9,000円 |
ホンダ「CB125R」
“SPORTS ROADSTER” Prologue バイク本来の乗る楽しさをコンセプトに、2018年からラインアップに並ぶCB125R。水冷4ストローク単気筒 DOHCエンジンはCBR125Rから受け継いだもので、低回転から高回転まで高い出力特性を発揮します。
また優れた靱性の高張力鋼スチールフレームもしかり、標準装備のショーワ製SFF-BP倒立フロントフォークや高剛性としなやかさを兼ね備えたスイングアームにより、クイックな走りと快適な乗り心地を体感することができます。
エンジン型式 | 水冷4ストローク単気筒 DOHC |
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排気量 | 124cc |
最高出力 | 11kW(15PS)/10,000rpm |
最大トルク | 12N-m(1.2kgf-m)/8,000rpm |
車両重量 | 130kg |
全長×全幅×全高(mm) | 2,040×820×1,055 |
最低地上高(mm) | 140 |
シート高(mm) | 815 |
変速機 | 常時噛合式6段リターン |
燃料タンク容量 | 10L |
タイヤサイズ | 前:110/70R17M/C 54H・後:150/60R17M/C 66H |
価格(税込) | 47万3,000円 |
スズキ「GSX-R125」
コンパクトなフォルムながらも、スズキの技術が詰まった水冷DOHC4バルブ単気筒エンジンを搭載。低回転から高回転までスムーズに吹け上がり、力強い加速力と高燃費を実現。マフラーから聞こえる、上質なエキゾーストノートも魅力の一つと言えましょう。
また剛性と軽さを備えたダイヤモンドフレームが安定性を高め、コーナリングでも軽快な操作性能を発揮。滑らかなボディワークもさることながら、スズキがレースで培ったノウハウが凝縮された革新的なスポーツモデルです。
エンジン型式 | 水冷4ストローク単気筒 DOHC |
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排気量 | 124cc |
最高出力 | 11kW(15PS)/10,000rpm |
最大トルク | 11N-m(1.1kgf-m)/8,000rpm |
車両重量 | 134kg |
全長×全幅×全高(mm) | 2,000×700×1,070 |
最低地上高(mm) | 160 |
シート高(mm) | 785 |
変速機 | 常時噛合式6段リターン |
燃料タンク容量 | 11L |
タイヤサイズ | 前:90/80-17M/C 46S・130/70-17M/C 62S |
価格(税込) | 41万5,800円 |
※ネイキッドタイプのGSX-S125もあります
アプリリア「RX125」
オフロードレースにおけるアプリリアの偉大な功績を継承するRX125は、日常走行はもちろんのこと、過酷なオフロードでも快適な走行が楽しめるバイクです。
カテゴリートップのパフォーマンスを発揮する新型エンジンや41mmテレスコピック倒立フォーク、プログレッシブリンク式モノショックにボッシュ製ABSシステムを搭載するなど、安全性や高い効率性を実現した一台になります。
エンジン型式 | 水冷4ストローク単気筒 DOHC |
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排気量 | 124cc |
最高出力 | 11kW(15HP)/10,000rpm |
最大トルク | 11.2N-m/8,000rpm |
車両重量 | 134kg |
全長×全幅×全高(mm) | 2,145×820×1,180 |
最低地上高(mm) | – |
シート高(mm) | 905 |
変速機 | 6速リターン |
燃料タンク容量 | 6.2L |
タイヤサイズ | 前:90/90-21・後:120/80-18 |
価格(税込) | 44万円 |
※モタード仕様のSX125もあります
ホンダ「Monkey125(モンキー125)」
古くからホンダのラインアップに並ぶモンキーは、カブシリーズと並んで人気の高いロングセラーバイクです。
50ccモデルは排出ガス規制によって2017年に生産終了となってしまいましたが、2021年に排気量125ccと装い新たに見事復活を遂げました。「楽しさをスケールアップし、遊び心で自分らしさを演出する“アソビの達人」をコンセプトに、サイズ感はもちろんのこと、エンジンやフレームも一新されています。
125ccになっても乗車定員は1名だけなので二人乗りはできませんが、ひと回り大きくなったモンキーでゆったりまったり走るのもいいですね。
エンジン型式 | 空冷4ストローク単気筒 OHC |
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排気量 | 123cc |
最高出力 | 6.9kW(9.4PS)/6,750rpm |
最大トルク | 11N-m(1.1kgf-m)/5,500rpm |
車両重量 | 104kg |
全長×全幅×全高(mm) | 1,710×755×1,030 |
最低地上高(mm) | 175 |
シート高(mm) | 776 |
変速機 | 常時噛合式5段リターン |
燃料タンク容量 | 5.6L |
タイヤサイズ | 前:120/80-12 65J・後:130/80-12 69J |
価格(税込) | 44万円 |
カワサキ「Z125 PRO」
Z125 PROはカワサキのスーパーネイキッドZシリーズの中でも最も軽量かつコンパクトな末弟モデルです。倒立フォークやオフセットレイダウンリヤサスペンションといった本格的な装備と、吹け上がりの良い空冷4ストロークエンジンと相まってアグレッシブな走りを実現。
エンジン性能も優れていますが燃費効率も良く、ガソリンタンクの容量は7.4Lも収納できるので、ライトツーリングでも充分と言えましょう。
シャープでスポーティーなビジュアルを裏切らない、機敏な走りが楽しめる贅沢な一台です。
エンジン型式 | 空冷 4ストローク単気筒 SOHC |
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排気量 | 124cc |
最高出力 | 7.1kW(9.7PS)/8,000rpm |
最大トルク | 9.6N-m(0.98kgf-m)/6,000rpm |
車両重量 | 102kg |
全長×全幅×全高(mm) | 1,700×750×1,005 |
最低地上高(mm) | 155 |
シート高(mm) | 780 |
変速機 | 常噛4段リターン |
燃料タンク容量 | 7.4L |
タイヤサイズ | 前:100/90-12 49J・後:120/70-12 51L |
価格(税込) | 35万2,000円 |
MUTT MOTORCYCLES「HILTS 125(ヒルツ125)」
MUTT(マット)はイギリス発祥となる、新進気鋭のコンプリートバイクブランドです。そして、こちらのスクランブラースタイルとして完成しているヒルツ125はトラックバーをはじめ、タックロールデザインのシートやマットブラックのリバースコーンマフラーを装着し、前後にオフロードタイヤをインストールしています。
またヘッドライトにあしらわれたグリルやアルミフェンダーなど、無骨でタフな印象を与えるディテールが乗り手をやる気にさせます。
新車でありながら、カスタムまで施されていて50万円前後で購入できるのであれば、かなりお買い得なモデルなのではないでしょうか。
エンジン型式 | 空冷4ストローク単気筒 OHC |
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排気量 | 124cc |
最高出力 | 9kW(12.2PS) |
最大トルク | 10N-m |
車両重量 | 105kg |
全長×全幅×全高(mm) | 1,960×810×1,115 |
最低地上高(mm) | – |
シート高(mm) | 780 |
変速機 | 5速リターン式 |
燃料タンク容量 | 12L |
タイヤサイズ | 前:4.10-18・後:4.10-18 |
価格(税込) | 52万3,800円 |
ホンダ「スーパーカブ C125」
スーパーカブ C125はタイホンダ・マニュファクチュアリングカンパニー・リミテッドが製造し、本田技研工業が輸入事業者となる形で2018年から発売されたモデルになります。初代スーパーカブ C100のデザインを継承し、エンブレムはホンダのオールドウイングマークが採用されています。排出ガス規制に伴い新設計で空冷4ストロークエンジンを開発。低振動及び低ノイズを追求し、燃料消費率も70.0km/Lと省燃費を両立。
またイグニッションキーは最先端の「Honda SMART Keyシステム」の導入により、ポケットから取り出さずにエンジンのON/OFFが可能となりました。さらに、バイクの現在地を知らせてくれる機能付きなので、盗難防止にも役立つことでしょう。
エンジン型式 | 空冷 4ストローク単気筒 OHC |
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排気量 | 123cc |
最高出力 | 7.2kW(9.8PS)/7,500rpm |
最大トルク | 10N-m (1.0kgf-m)/6,250rpm |
車両重量 | 110kg |
全長×全幅×全高(mm) | 1,915×720×1,000 |
最低地上高(mm) | 125 |
シート高(mm) | 780 |
変速機 | 常時噛合式4段リターン |
燃料タンク容量 | 3.7L |
タイヤサイズ | 前:70/90-17M/C 38P・後:80/90-17M/C 50P |
価格(税込) | 44万円 |
ファンティック「CABALLERO Scrambler125」
こちらのおしゃれなスクランブラーは、イタリアの老舗バイクメーカー「ファンテック」から発売されているモデルになります。
無駄を削ぎ落としたクロームモリブデン鋼セントラルチューブフレームの軽量な車体には、レスポンスの良い水冷4ストローク単気筒 SOHC4バルブエンジンを搭載。「走る場所を選ばない、本物のスクランブラー」として作られているので、ワインディングやダートコース問わず、軽快に駆け抜けることができます。
本体価格はそれなりに値を張りますが、それに見合う性能とポテンシャルを秘めています。
エンジン型式 | 水冷 4ストローク単気筒 SOHC |
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排気量 | 124cc |
最高出力 | – |
最大トルク | – |
車両重量 | 130kg |
全長×全幅×全高(mm) | 2,166×820×1,135 |
最低地上高(mm) | – |
シート高(mm) | 820 |
変速機 | 6速 |
燃料タンク容量 | 12L |
タイヤサイズ | 前:110/80-19・後:130/80-17 |
価格(税込) | 85万8,000円 |
ハスクバーナ「SVARTPILEN 125(スヴァルトピレン125)」
2021年にラインアップに新たに追加されたスヴァルトピレン125は、印象的なブロンズカラーのエンジンカバーやラゲッジラックが鎮座したガソリンタンクなど、ハスクバーナならではの独創的なデザインが特徴。
125ccクラスながらも15PSを誇る馬力をはじめ、贅沢にも倒立フォークとリアショックはWP製APEXを採用し、肝心のブレーキ性能は油圧式BYBRE製ブレーキとBosch製ABSテクノロジーを装着するなど、ハイスペックに仕上がっています。
エンジン型式 | 水冷 4ストローク単気筒 DOHC |
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排気量 | 125cc |
最高出力 | 11kW(15PS)/9,500prm |
最大トルク | 12N-m(1.22kg-m)/7,500prm |
車両重量 | 146kg |
全長×全幅×全高(mm) | – |
最低地上高(mm) | 145 |
シート高(mm) | 835 |
変速機 | 6速リターン式 |
燃料タンク容量 | 9.5L |
タイヤサイズ | 前:110/70R17・後:150/60R17 |
価格(税込) | 57万9,000円 |
ホンダ「GROM」
発売以来、日本のみならず海外でも爆発的人気を博しているGROM。小さな車体からは想像もできないほど力強く、市街地からツーリングまで対応したスポーツモデルになります。また、トランスミッションは5速が採用され、操る楽しさを探求できる作りになっています。
優れた操作性しかり、遊び心のあるキャッチーな見た目も人気の秘訣ではないでしょうか。
エンジン型式 | 空冷 4 ストローク単気筒 OHC |
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排気量 | 123cc |
最高出力 | 7.4kW(10PS)/7,250rpm |
最大トルク | 11N-m(1.1kgf-m)/5,500rpm |
車両重量 | 102kg |
全長×全幅×全高(mm) | 1,760×720×1,015 |
最低地上高(mm) | 180 |
シート高(mm) | 761 |
変速機 | 常時噛合式5段リターン |
燃料タンク容量 | 6L |
タイヤサイズ | 前:120/70-12 51L・後:130/70-12 56L |
価格(税込) | 38万5,000円 |
以上、新車で購入することができるミッションバイクのご紹介でした。ども車両も非常に魅力的なものばかりでしたね。
また上記以外にも、38万円で購入できる3人乗りの小型トライクもあるので、選択肢の一つとして候補に入れてみてはいかがしょうか。