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「楽しさ、新しさ、スポーツ」をキーワードに展開するモーターサイクルブランド「MOTORISTS(モータリスト)」のオリジナル電動バイク”VMシリーズ”については、過去にもforRideでご紹介してきましたが、今回は同社の車両ラインアップのなかでもとびきり斬新なデザインの前2輪スポーツトライク「EleFighter(エレファイター) VMS-F01」をご紹介します!
MOTORISTS(モータリスト)「EleFighter(エレファイター) VMS-F01」
新世代スポーツトライクのエレファイター VMS-F01は、前2輪、後1輪のリバーストライク形状から安定性に優れた電動バイクです。
バンク角(リーンアングル)は最大値が規制されているため、荷重が抜けない限り倒れることがなく、直立時などでもステアリングロック機構により、倒れこむ心配もなく安心して乗ることができます。
ちなみに登録は側車付二輪車ながらも、トレッド幅によって免許区分は普通免許となります。
※普通免許の区分になるため、自動二輪免許のみの方は運転できません。
エレファイター VMS-F01のディテール
充分なトレッド幅を有するフロントタイヤは、特許”MLSシステム”を保有する独自の構造で懸架されているため、クイックな操縦性をしっかりと確保し、1,260mmのホイールベースからは想像もできないほど、コンパクトな旋回を実現します。
スロットル側にはL(ロー)、H(ハイ)の2つのモード切り替えと、標準装備で便利なR(リバース)機能が搭載されているので、駐車場またはガレージへの駐車を簡単に行うことができます。
右側はイグニッションキー、左側(オレンジのキャップ)はUSBポート、中央には便利なフックが設けられているので、ヘルメットをはじめ買い物袋などを掛けることができます。
USBポート下にはパーキングレバーがあり、手前に倒し込むことで簡単にフロントを直立させて駐車することができます。
シート下には適度なサイズのラゲッジボックスが設けられており、ヘルメットを収納できるほどの広さはありませんが、雨具やグローブ、書類や工具などを収納することが可能です。
エレファイター VMS-F01を試乗した感想
VMS-F01の第一印象、それはやはり独自の前2輪構造による絶対的安定感でした。前2輪ということで、操作性に若干の不安を感じながらのインプレッションでしたが、実際に乗ってみると数分でコツを掴むことができました。
また、広々としたフロアボードによってフットポジションを自分好みの位置に置けるためストレスがなく、のびのびと快適に運転することができます。
コーナリングでは、ハンドルを切るだけではなく同時に重心移動も必要ですが、これがなんとも面白い。一般的な2輪のバイクとは一味違う感覚で、操作に慣れるてくるとカーブを曲がることが楽しく感じられました。
異次元のスポーティーなライディング性能と安定性は、エレファイター VMS-F01でしか味わえないことでしょう。操作性やデザイン性もさることながら、乗って操作する楽しさが味わえる唯一無二の電動3輪バイクなのではないでしょうか。
EleFighter(エレファイター) VMS-F01のスペック
モーター | 72V 3,000w/163Nm |
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バッテリー | 72V40Ah |
最高速 | 70km/h |
走行距離 | 100km程度 |
車両重量 | 120kg |
全長×全幅×全高(mm) | 1,825×820×1,220 |
軸距(mm) | 1,260 |
タイヤサイズ | 前後12″ |
登坂力 | 26度 |
価格(税込) | 66万円 |