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ハスクバーナから2023年のアドベンチャースポーツモデルが発売されます!
「ミニマルなスタイリングと大胆なデザイン+人間工学に基づいて設計されたマシンの扱いやすさ」を備えたアドベンチャーツアラーであるとして、2022年のグッドデザイン賞を受賞した「ノーデン 901」にバリエーションモデルとなる「ノーデン 901 エクスペディション」が追加されました。
ベースの「ノーデン 901」は扱いやさすが魅力のアドベンチャースポーツモデル!
まずはベースとされた「ノーデン 901」を復習しておきましょう。
搭載するのは総排気量889ccの並列2気筒エンジン。最高出力77kW@8,000rpm、最大トルク100N・m@6,500rpmと、特別に高出力・高トルクというわけではありませんが、非常に素直で扱いやすく必要十二分な特性となっています。サービスインターバルは15,000kmと設定されており、長旅のお供にも最適です。
それを支えるのはハスクバーナ自慢のクロモリ製トレリスフレーム。エンジンを構造部材として採用することで軽量・コンパクトな車体設計を実現しています。フロントフォークは220mmのWP製倒立タイプが装備されており、コンプレッションとリバウンドダンピングの調整が可能。リアサスペンションも同じく215mmのWP製であり、スプリングプリロードとリバウンドダンピングの調整が可能となっています。
ということで「ノーデン 901 エクスペディション」のベースとされた「ノーデン 901」は、スマートなデザインと人間工学に基づいた扱いやすさ、それに北欧デザインの美しさが魅力のアドベンチャースポーツモデルでした。
「ノーデン 901 エクスペディション」はオフロード走破性と快適性がアップ!
いよいよ本題。こちらが今回発表されたニューモデル「ノーデン 901 エクスペディション」。ちなみに“エクスペディション”は和訳すると“探検”という名称が付与されています。
ということで「ノーデン 901 エクスペディション」は、砂漠から寒冷地(雪上)までを走破する探検の相棒となるようなモーターサイクル。「ノーデン 901」のオフロード走破性と快適性を高めたモデルです。
「ノーデン 901 エクスペディション」のディテール
搭載するのは総排気量889ccの並列2気筒エンジン。最高出力77kW@8,000rpm、最大トルク100N・m@6,500rpmと、ベースモデルから変更はありません。
注目は240mmのストロークを有するフルアジャスタブル機能搭載のWP製Xplorサスペンションの標準装備。コンプレッション、リバウンド、プリロードの設定を細かく調整することができ、ライダーの好みに合わせたセットアップを実現します。
リヤショックにもフロントフォークと同じくWP製Xplor PDSが採用されています。これによりオフロード走破性をググっと高めています。
さらに寒冷地での快適性を高める装備として、ヒーテッドグリップとヒーテッドライダーズシートを標準装備。
疲労を低減する大型のツーリングウインドシールドを標準装備しています。豪華装備はまだまだ続きます!
ご覧の最大36Lの収納が可能なサイドバッグセット、スマホとの連携が可能なコネクティビティユニット、メンテナンス性を高めるセンタースタンドといったアクセサリーが標準装備に含まれます。
「ノーデン 901 エクスペディション」は2023年6月に国内発売!
アドベンチャースポーツモデル「ノーデン 901」のオフロード走破性と快適性が高まった、ニューモデルの「ノーデン 901 エクスペディション」をご紹介しました。
メーカー希望小売価格は199万9,000円(税込)とされており、ベースモデルから20万円ほどアップしていますが、充実した装備を考えると納得のプライスなのではないでしょうか。なお、日本での発売開始は2023年6月予定となっていますので、興味を持たれた方はハスクバーナの公式サイトまたは取扱店などにてご確認ください。
「ノーデン 901 エクスペディション」のスペック
エンジン型式 | 水冷4ストローク並列二気筒 |
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排気量 | 889cc |
最高出力 | 77kW/ 8,000rpm |
最大トルク | 100N・m / 6,500rpm |
車両重量 | 214.5kg |
シート高(mm) | 875 / 895 mm(2段階調整式) |
変速機 | 6速 |
燃料タンク容量 | 19L |
タイヤサイズ | 前:90/90 R-21、後:150/70 R-18 |
カラー | ブルー(公式な色名は未公表) |
価格(税込) | 199万9,000円 |