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先日は、ヤマハ発動機の人気ネイキッドモデル「MT-03」2023年モデルについてご紹介しましたが、今回はスーパースポーツモデル「YZF-R25」の2023年モデルのご紹介です。
2022年に引き続き、2023年モデルでも新鮮なトレンドカラーを取り入れていますので、さっそく確認していきましょう。
ヤマハ「YZF-R25」は毎日乗れるスーパーバイク
人気に裏付けられる形で、今や“定番モデル感”のあるヤマハ「YZF-R25」ですが、初代モデルの発売は2014年12月からです。クラス最高レベルの出力を誇る水冷直列2気筒エンジンを搭載し、ヤマハの旗艦モデル「R1」を継承する軽量な車体とデザインによって、スーパースポーツと呼ぶにふさわしい高次元な走行性能とスタイルを具現化したモデルとして一躍人気に火がつきました。
250ccのライトウェイトモデルらしく、走りのみならずデイリーユースでの軽快な走行性能と取り扱いの容易さにも配慮している点も人気の秘訣でしょう。「YZF-R25」は、あらゆるシーンで爽快な走りを実現した「毎日乗れるスーパーバイク」なのです。
カラー変更・追加により注目を集める「YZF-R25」
2019年モデルではフロント周りのデザイン、足回り、それにハンドル周りに大幅なアップデートが施されました。
その後に大きな変更はもなく、2022年モデルでは排ガス規制対応によるエンジンの改良とウィンカーのLED化のみに留めているものの「YZF-R25」の2022年モデルは非常に注目されました。その理由は斬新なニューカラーの投入であり、スポーティーかつカジュアルなオレンジはヤマハ車として極めて珍しいカラーです。
また、それを上回る反響を得たのが、こちらの記念モデル「YZF-R25 ABS WGP 60th Anniversary」。
1980年のレーサー「YZR500」をモチーフとしたヤマハレーシング伝統のグラフィック&カラーリングのほか、WGP参戦60周年記念エンブレム、ゴールドカラーのホイール、ブラック仕上げのブレーキレバー・クラッチレバー、イエローのリアサスペンションスプリングを採用していました。
2023年モデルの「YZF-R25」は新色パープルに注目!
「YZF-R25」の2023年モデルは、上記画像の新色ダークブルーイッシュパープルメタリック3が追加されました。構成パーツなどに変更はないものの、カスタムバイクのようなグラデーションカラーが目を惹きます。
アニバーサリーモデルに採用されていたゴールドのキャストホイールだったら、より一層カスタムバイクっぽさが際立つのではないかと思いますが、それは流石にやり過ぎだったのかもしれませんね。
なお、上記のブラックとブルーは引き続き継続色として発売され、発売日は2023年2月22日予定です。
「YZF-R25」のスペック
エンジン型式 | 水冷 4ストローク DOHC並列 2気筒 |
---|---|
排気量 | 249cc |
最高出力 | 26kW/ 12,000rpm |
最大トルク | 23Nm / 10,000rpm |
車両重量 | 169kg |
全長×全幅×全高(mm) | 2,090×730×1,140 |
最低地上高(mm) | 160 |
シート高(mm) | 780 |
変速機 | リターン式・6段変速 |
燃料タンク容量 | 14L |
タイヤサイズ | 前:110/70-17M/C 54S・後: 140/70-17M/C 66S |
カラー | パープル、ブルー、ブラック |
価格(税込) | 69万800円 |
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