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中国ホンダから、ホンダの人気モデル「ダックス、ズーマー、スーパーカブ」のデザインを踏襲した電動バイクが発表されました。
そこで今回は、同時発表された3車種の中から、原付スクーター「ZOOMER(ズーマー)」の電動モデル「ZOOMER e:」についてご紹介します!
「ZOOMER(ズーマー)」といえば、当時、若者を中心にカリスマ的な人気を集めた原付スクーターなので、30代にとっては若い頃に乗っていた方も多いのではないでしょうか?
ZOOMER e:(ズーマー・イー)
30代以降のバイク好きであれば懐かしさを覚えるズーマーですが日本では残念ながら生産終了となってしまいました。しかし、北米では「RUCKUS」という名で現在もラインアップに並ぶほど、人気を博しているスクーターです。
そしてこの度、最高時速25km/h 以下の「EB(中国の電動二輪車区分における電動アシスト自転車のカテゴリー:Electric Bicycle)」として生まれ変わった「ZOOMER e:」は、Bluetoothによるロック解除をはじめ、スマートキーの導入やクルーズコントロール機能を搭載しています。
さらにズーマーの特徴でもあるデュアルヘッドライトはLEDに進化し健在で、むき出しのスチールパイプによる独創的なデザインやブロックタイヤもそのままに電動化されています。
ガソリン車のズーマーはリアサスペンションが左側のみの配置でしたが、ZOOMER e:は5 段階調整が可能なツインサス構造で、厚みを増したシートと相まって座り心地も良さそうですね!
ただし、シート下の”プレイポケット(荷物置き)”がなくなってしまってのは少し残念…。ズーマーオーナーの方はここにスケボーや荷物などを入れていたことでしょう。ここに大容量バッテリーが配置されており、航続距離は90kmにも及びます。
カラーは5種類
ズーマーのカジュアルなイメージそのままに、ボディーカラーはホワイト、ブラック、グレー、レッド、グリーンの5色展開です。
日本では発売未定…
日本で発売されていたガソリン車のズーマーは、オレンジの人気も高かったので、もしも日本へも導入されるのであればラインアップに追加してほしいですね!
遊び心溢れるデザインもしかり、魅力的な機能を有した「ZOOMER e:」があれば、遊びの幅を広げてくれることでしょう。