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関東、東北エリアにヤマハ正規ディーラーYSPを6店舗展開するアンフィニスポーツグループが、カスタムシーンを牽引するDEUS EX MACHINA(デウスエクスマキナ)に依頼をして、世界限定6台のSR400カスタムを発売すると発表がありました。
ベースはヤマハ「SR400ファイナルエディション」
遡ること約38年前、各メーカーがスピードを競い合っていた1978年に「XT500」のエンジンとフレームをベースとして、時代の流れを無視するかのように誕生したヤマハ「SR」。
残念ながら、環境問題によって規制が更に厳しくなった2008年頃に生産中止にまで追い込まれましたが、2010年にFI(フューエルインジェクション)モデルで再登場し、35周年記念モデルはSRフリークを賑わせました。
そして、2021年のファイナルエディションが最後のお別れとなりました。
今なお愛され続けている不朽の名車、ヤマハ「SR400/500」
世界限定6台のSR400カスタム
そんな不朽の名車、ヤマハ「SR400」をベースにデウスジャパンのビルダー添田智行氏が手がけたカスタムマシンがこちらです。
純正パーツを巧みに活かしながらも、前後のホイールはスポークタイプからキャストホイールに換装し、タイヤはトラッカースタイルなどに最適なダンロップ「K180」を装着。見た目もさることながら小気味良いサウンドを響かせる、ワイズギア製のPRUNUSメガホンマフラーをはじめ、ところどころにデウスのエッセンスが散りばめられています。
大人びたディープエスプレッソブラウンカラーでリペイントされたガソリンタンクには、シンプルな2本のラインとデウスのロゴがあしらわれています。また、各バイクには独自のシリアルナンバーが入ります。
特別に制作されたSR400カスタムは、その美しさとパフォーマンスもしかり、コンパクトかつ軽量に仕上げられているので、小柄な方から女性のライダーにもおすすめできる一台です。
SR400カスタムのディテール
スピードメーター&タコメーターはひと回り小さいインジケーター付きに交換され、ハンドル周りがシャープな印象に仕上がっています。また、赤いインジケーターがあしらわれたトップブリッジのボルトが、いいアクセントになっていますね!
純正シートから足付き性の良いホワイトレザーのタックロールシートに交換され、フレームエンドはループ処理を施し、リアフェンダーにLEDテールランプをマウント。
そして、サイドカバーを取り外してボックスに換装することで視覚的にスッキリとまとめ上げられています。さりげなくあしらわれたFinal Editionの文字がオシャレですね!
期間限定でデウス浅草にてカスタムマシンと純正車両の2台を展示
今回ご紹介した世界限定6台のSR400カスタムの発売を記念して、6月9日(金)〜23日(金)の間はデウス浅草にて、期間限定でカスタムマシン&純正車両の展示が行われるとのこと。世界に6台しかないスペシャルなカスタムマシンを実際に間近で見れるチャンスです!
また、Final Editionの6台は、「YSP千住」、「YSP墨田」、「YSP京葉」、「YSP船橋」、「YSPつくば」、「YSP福島」の6店舗で順次展示販売されます。車両販売価格は265万円(税込)。