ビンボー人のパラダイス!? Alibabaでパーツを買ってみよう

筆者の記憶の限りでいえば、DIYカスタム / メンテナンス / リペアの流れが大きく変わったのは、90年代後半のイーベイやヤフーオークションのサービス開始あたりではないでしょうか。

 

【セルフメンテナンス】自分で交換できる消耗パーツまとめ!

以前の記事にも書いたとおり、それまで基本的に身近なバイク屋や仲間内または雑誌等の広告や個人売買欄を頼るしかなかった、新品 / 中古のさまざまなパーツの探索と比較と購入が、卓上で時間を問わず簡単にできるようになりました。

 

その後のさらなるECの進化と発展に伴い、閲覧~発注~支払いまでがシステマチックに整理されたパーツ / ギアの専門業者の販売サイト開設、さらにはamazonや楽天といったECモールの隆盛で、電子商取引における利便性と経済性、くわえて法整備や各主催業者の自発的な取り組みでの信頼性もさらに向上しました。

 

今でもそういう所はたまに残っていますが、その昔は「閲覧>メールで在庫問い合わせ>支払方法の連絡>メールで発注>振込orカード連絡>振込確認>発送」といった手順を踏んでいたものです。

 

とても「ポチる」なんて表現はできないほどの手間ですね(笑)。

 

中国の格安新品パーツ&ウェア・ギア

そういった世の流れの中で、それまでありえなかったような価格の新品パーツ等眺めていて感じたのが、中国の存在です。

 

品質はそれなりであったり、(テストやデザインの手間を省いた・便乗した)あからさまなコピー商品であったりはするものの……

主用途や、どういった構成を担うかの品質や耐久性次第ではじゅうぶん機能するだけに、コピー商法への加担に胸が痛む以上に魅力的に映る価格であるのは事実です。

 

alibaba.comの存在はその時点で知ってはいましたが、基本的に業者取引を想定・志向したロット注文オンリーで、それなりに稼げそうではあったものの、自ら在庫を抱えて販売・発送手配するつもりまではなかったため、利用はしていませんでした。

 

しばらくは国内業者が販売しているとはいえ、(いかにも中国製品ぽい)格安パーツを検索しては見比べて、価格と画像等から予想できる品質を天秤にかけて発注するというところに落ち着きます。

 

個人向けalibaba

そうこうしているうちに、alibabaの個人向けサービスとして2010年に開設されたのが「aliexpress.comです。

 

(主に業者向けの)alibaba.comでの価格はロット注文であるからこそと思っていただけに、最初に見てまわった時は本当に開いた口が塞がらないくらいに衝撃的な値段でした。

具体的には汎用のオクタゴナルサイレンサーや調整式のカラーアルマイトのビレットレバーが2,000円弱だったり。

 

中国ということで、商売の仁義上では甘えんぼな日本人としては思わず不安を感じざるを得ませんが、取引や商品の不具合に対しての買い手保護の仕組みも、規定を読んでみる限りでは色々と充実していました。

 

早速利用してみた

もう10年ほど前のことなので、あまり細々とした部分は覚えていませんが、確か最初に注文してみたものはHIDのバーナーであったかと思います。

 

格安でヤフオクで購入した中華HIDプロジェクターに合わせるためのメーカー独自規格?のもので、日本国内にはまともな流通がなくウン千円していたものがウン百円であったと思います。

さすがに最初から万単位の買い物をしてみるほどの度胸はありませんでした。

 

注文から発送まで至極スムースで発送状況もEMSでトラッキングが可能、何ら不安を覚えることなく受け取り、品質においてももともとプロジェクターに添付されていたもの以上でも以下でもなく、何ら不都合なく使用することができました。

 

以来、ブランドこそが存在意義となってくるパーツ/ギアや、走行の根源を担う堅牢性と耐久性を求められるパーツを除いて、またバイク関連外のスマートウォッチやドローン等のガジェット的なモノ等で、Amazonと比較しながらちょくちょく利用しています。

 

注意点その他

とはいえ、やはり「やっぱり中国だなぁ」と思ったところもいくつか(笑)。

 

・相手の都合を慮っての婉曲な言い回しは通じません。

「できれば~」「可能であれば~」といった日本的な表現は、あちらもかえって混乱するようです。

図々しくて気がひけても主張は明確に

 

・配送中行方不明となる荷物はちょくちょくある。

とはいえ補償返金や再送してくれますが、急ぎでの利用には向かないと思います。
行方不明や大幅遅延となるのは、格安/無料配送のチャイナポスト(中国郵政)での通関がらみや、同じ行先のものでコンテナを満たすための積み込み待機でのケースが多いです。

 

確実に早くといったケースには、DHLやUPSといったクーリエを有料オプションで選択することもできます。

たまに、遅延を連絡して再送してくれたものの方が先に到着して、忘れたころに先のものが届いてラッキーなこともあります。

 

旧歴正月時期の注文には注意

欧米におけるバカンスシーズンと同様に、旧正月には中国の販売・流通網が一斉に完全ストップします。

注文を入れたタイミングによっては発送の処理まで3週間程度かかったり、配送途中に行方不明になる確率が高いです。

 

・日本語での閲覧や問い合わせ・発注もできますが・・・・・・

いずれも自動翻訳のため、あちらに正しく意図が伝わるかは期待しない方が良いでしょう。

翻訳したばっかりに意味不明な商品説明等は多いし笑えます。

特に専門用語の多くなるバイクやクルマのパーツの上での表現は、英語のほうが互いに理解しやすいと思います。

 

・日本人相手だから・・・・・・

といった悪感情に基づいたアレコレは今のところありません。

先日友人が

スクリーンは中華製で送料込み2000円なんてモノだから「傷だらけでギタギタじゃないのかな、『死ね日本鬼子』とか書かれてるのかな、ウ●●同梱されてたりするんじゃないのかな、そもそも届くのかな」と戦々恐々

 

ブログに書いていたりもしましたが、現在まで数十回の取引のうちのいずれもそういったことはありません(笑)。

 

まとめ

コピー商法への加担や、近年の国家国民間での悪感情といったところで思うところもありますが・・・・・・

懐具合を鑑みてという、背に腹は代えられないところでは利用するメリットはじゅうぶんにあるかと思います。

 

なお、最近はamazonではあっても中国の業者から直接出品されているものも多く、到着までの時間と補償やアフターフォローはAliexpressでの購入と変わらないものもあり、日本語でクレーム入れてもまともに通じていないケースが多くなっているようです。

価格と在庫(国内・国外)と配送日数、およびアフターフォロー実態を見極めたうえで取捨選択して、賢く買い物しましょう!

 

参考-ビジネスクリップアートunsplash、nomaddaemonパブリックドメインQaliexpressAC-illust