安い!楽しい!大満足!! 最高のバイク遊び「フラットトラック」って知ってる?【週末遊び】

バイクの良さといえば、なんといっても乗って楽しめること!ツーリングにサーキット、オフロード走行とそれこそたくさんの楽しみ方がありますが、意外と知られていないのが平らな土の路面のオーバルコースをぐるぐる走り回るフラットトラックです。

 

未舗装路を走るということもあり、「難しそう!」と思うかも知れませんが、心配は御無用。慣れは必要なものの、初心者でもエキサイティングできちゃうほどの楽しいバイクアクティビティなんです。

 

アメリカ発祥のバイクレース「フラットトラック」

フラットトラックをざっくりと説明すると、「ダートトラック」「ダートラ」とも呼ばれる、舗装されていない楕円形のコースを左回りでぐるぐる走り、スピードを争う競技のことです。路面は未舗装とはいっても、学校のグラウンドのようにある程度平らに整えられています。

元々の発祥はアメリカで、古くから歴史があるバイクレースということもあり、世界選手権が開催されているほどの人気を誇っているんですよ。

 

ちょっと特殊なフラットトラック用バイク

フラットトラックで使用するバイクは、ちょっと特殊な装備になっています。

まず、基本的にフラットトラックのバイクはフロントブレーキが付いていません。オーバルなコースをひたすら走り回るため、急激なブレーキングは必要ないためです。その代わり車体のコントロールは、リアブレーキで調整します。写真のバイクはモトクロス走行でも使用していることもあり、あえてフロントブレーキは残したままにしています。

 

さらにタイヤはゴツゴツしたトレッドパターンが目立つオフロードタイヤとは異なります。どちらかといえば、ロード用に近い、小さなブロック付きの専用タイヤを使います。

もちろんオフロードタイヤでも走れますが、前述したように路面はあくまでフラット。そうなると、路面をしっかりと掴める細かいタイヤパターンが刻まれた、比較的柔らかいタイヤの方が走りやすいんです。

 

リアタイヤをスライドさせる爽快さ

フラットトラックのなによりの楽しみは、リアタイヤをスライドさせてコーナリングできることです。フロントブレーキがない分、アクセルとリアブレーキの操作でバイクの向きを変え、一気にコーナーを駆け抜けていく爽快さといったら!

ガンガンアクセルを開けていくので、加速時は土煙が上がり迫力満点。さすがアメリカから生まれたスポーツといいたくなる豪快さです。

 

さらにいえば、走行中の危機回避の練習にぴったり。フラットトラックはコーナーも直線も基本的にタイヤが滑っている状態です。そうした不安定な状況で走行を続けていると、自然と転倒を回避する能力が身につきます。

極めていけば、公道を走っているとき急にタイヤが滑ったり、とっさに危険回避をしなければいけない状況に陥ったとしても、無意識に体が動いて事故も防げたなんてこともできちゃうくらいです。

 

さらにいえば、スライド走行はスロットル操作の緻密な加減が必要なので、よりスムーズなアクセルワークも自然と身についていきます

ただし、ぐるぐるオーバルコースを回るだけだからカンタンそう!と侮ってかかると痛い目をみます。意外と全身を使うので、1日中走ろうものならかなりの疲労感を覚えます。次の日はいたるところが筋肉痛になること必須なほどです。ダイエットにはいいかもしれませんが。

 

フラットトラックは意外と身近

日本のフラットトラック場はモトクロス場に併設されていることがほとんど。モトクロス場で調べてみると意外とたくさん存在しますし、基本的にブロックタイヤでなければ、どんなバイクでも走行できます。

 

さらにうれしいのが、1日3,000円ほどという格安の走行料。サーキット走行だと30分数千円単位のお金が必要なのと比べれば、とんでもないコスパの良さです。

場所によってはフラットトラック専用のバイクはもちろん、装備品もレンタルできるところも存在するため、手ぶらで楽しむことだって可能です。

レンタル費用の相場は、1日で車両が1万5,000円〜、車両+装備品が17,000円〜となっています。

 

西日本であれば三重県いなべ市にあるいなべモータースポーツランド」がオススメです。車両も装備品もレンタルしてくれますし、トラック自体も比較的広く設計されています。

東日本では埼玉県川越市にあるオフロードヴィレッジ」へ。レンタルはないものの、オーバルコースだけではなくパイロンでコースを作って走る「TT」と呼ばれる走行もできます。

 

まとめ:近くのフラットトラック場を走ってみよう

フラットトラックはバイク乗りの中ではあまり知名度がないものの、実際やってみるとバイクをスライドさせながら走るなんていう非日常的な世界が味わえて、ドハマりすること間違いなし!

筆者も知り合いに紹介してもらって始めた口ですが、すっかりハマってしまい、毎週通っていた時期もあったほどです。

 

フラットトラック場の数はそこまで多くないものの、意外と近くにあったりします。エキサイティングな走りをぜひ楽しんでみてください!

いなべモータースポーツランド

公式サイト

オフロードヴィレッジ

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モリバイク

公式サイト

もーりー

もーりー

車・バイクジャンルのWebライター。モータースポーツの聖地鈴鹿を拠点に9年間ロードレース活動をおこなっていますので、実体験をもとに様々な情報をご紹介します。