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世紀末スタイルのゴールドウィング、ロマンあふれるギミック祭り!?

世紀末スタイルのゴールドウィング、ロマンあふれるギミック祭り!?

H GarageのオーナーであるScott Halbleib氏、実は1978年式のホンダ ゴールドウィングでカスタムバイクを製作した実績を持っています。

通称 “No.5”と呼ばれるこのカスタムバイク、非常にメカニカルなテイストを持っていて、北斗の拳に登場しそうな世紀末感も感じさせるなど、好みが分かれそうですが個性的なバイクになっています。より細かいところも合わせて見ていきましょう。

 

ゴールドウィングでのカスタムをするに至った経緯

似たようなビンテージバイクを購入したことが、ゴールドウィングのカスタムバイク製作のきっかけとなりました。その数ヶ月後に縁あってオンボロ納屋に何年も置かれていたこのゴールドウィングを購入、見事にNo.5の制作が始まったのです。

 

ちなみに、1978年式ゴールドウィングは、ゴールドウィングの初代モデルであるGL1000の型式にあたる車種で、水平対向4気筒エンジンが搭載されるという結構珍しい仕様となっていました。トランスミッションがエンジン下部に配置することで全長を短くすることに貢献している点も、注目点のひとつです。

 

純正とは一線を画す無駄を削ぎ落とした締まりのあるデザイン

世紀末スタイルのゴールドウィング、ロマンあふれるギミック祭り!?

こちらがH Garageの製作したカスタムバイクであるNo.5の画像です。メインフレームからサイドフレームに至るまで剥き出しになっている箇所が多いデザインであると同時に、無駄が削ぎ落とされた締まりのあるバイクという印象を強く感じさせます。

カラーリングはブラック/シルバーの2色を基調としており、落ち着きのあるカラーリングとメカニカルでカスタムバイクとしてのオリジナリティーあふれる雰囲気を全面的に押し出しているのが特徴的と言えるでしょう。

 

弁当箱みたいなエアボックス

世紀末スタイルのゴールドウィング、ロマンあふれるギミック祭り!?

こちらの写真をご覧いただきますと、タンクが装着されている定番の位置にエアクリーナーが配置されているのが分かります。これはなかなか斬新なアイデアと言えるでしょう。さらにエアクリーナーボックス上には各種スイッチ類も装着されているなど、オリジナリティ高めです。

これには、この世代のゴールドウィングでは燃料タンクをシート下に設けていて、タンク自体はストックしておくために使われていたということが関係しています。

 

世紀末スタイルのゴールドウィング、ロマンあふれるギミック祭り!?

スピードとエンジン回転数が一緒になったSPEED HUT社製のGPSスピードユニットメーターは、シンプルでありながらもブラックカラーが映えています。速度はマイル表示です。エアクリーナーボックスとメーターのちょっと不釣りなコントラストも、これはこれで良い感じになっています。

 

バラバラの状態から再度組みなおされた各部パーツ類

世紀末スタイルのゴールドウィング、ロマンあふれるギミック祭り!?

今回の製作にあたって車両は一度バラされていて、フレームとエンジンの再塗装や再組み立て、ソリッド・ホイールのカバー作成などに加えて、エアボックスにも手が加えられるなど、結構な手の入れ様となっています。

 

世紀末スタイルのゴールドウィング、ロマンあふれるギミック祭り!?

純正の見た目からはかけ離れた感の強いこのカスタムバイクですが、例えばフェンダー類は純正品を使用しています。ただし、短く加工していたりリアフェンダーをフロントに持ってくるなど、工夫されているのが特徴的です。

サスペンションはフロントフォークをリビルトし、リアショックにProgressive製のものを採用、ブレーキラインもメッシュタイプにするなどして強化しています。

 

1970年式のバイクと感じさせない完成度はアッパレ

純正デザインと離れたカスタムバイクになりながらも、例えば燃料タンクの様な特徴的な部分は純正と同じ形式を維持しつつ、1970年代のバイクと感じさせないスタイリングが確立されています。今後のカスタムの参考にされてはいかがでしょうか。

H Garage

KY(ケンタッキー州)、USA

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