fbpx
井上ボーリング祝70周年イベントに潜入取材!話題の水素バイクをお披露目!

井上ボーリング祝70周年イベントに潜入取材!話題の水素バイクをお披露目!

1953年に開業し、今年で70周年を迎えた老舗の内燃機屋「井上ボーリング」。普段も工場の中を見ることが出来る「工場見学会」も定期的に行っているのですが、2023年11月23日に様々な催しを含むイベントが開催されたので、私ナンディ小菅が潜入取材を行いました!

【潜入取材】井上ボーリングによる内燃機加工の奥深体験!!

創業70周年記念イベント

井上ボーリング祝70周年イベントに潜入取材!話題の水素バイクをお披露目!

同社の工場見学は「そこまで見せちゃいますか?」といった感じの大解放っぷりに、毎回関心します。包み隠すことなく、井上ボーリングという会社の仕事や信念といったものを井上社長自らが解説してくれます。

井上ボーリング祝70周年イベントに潜入取材!話題の水素バイクをお披露目!

技師の方々も勢揃いしていて、様々な質問にも答えてくれます。工場内は撮影も自由に可能で、SNSなどへの投稿もOK。写真はもちろん、動画を撮影している人も沢山いました。そして、中にはユーチューバーの方も来ていました。

ここまでの動画を、Youtubeにまとめてアップロードしています。社長の思いをそのまま包み隠さずお送りしたいので少々長いですが、井上ボーリングの技術力を知りたいという人には最適な動画になっていると思いますので、興味を持たれた方はぜひご覧ください!

井上ボーリング祝70周年イベントに潜入取材!話題の水素バイクをお披露目!

井上ボーリングと言えばICBMアルミメッキシリンダーやラビリンスシールなどの独自のパーツ製作でも有名ですが、それらはエンジン中身のパーツ。そんな中で削り出しのオリジナルバックステップがさり気なく展示されていました。

しかも、NSRの中でも初期となるMC18用というのがいかにも同社らしい。こちらは、6万円前後で発売予定とのこと。井上ボーリングが削っているんだから、精度は言うことなしでしょ!

井上ボーリング祝70周年イベントに潜入取材!話題の水素バイクをお披露目!

イベント中盤では、参加者投票で決定される「iB Concours d’Elegance(iB コンクール・デレガンス)」も開催されました。

事前に招かれていた5台からの表彰で、アワードにはカワサキ「500 SS」が選ばれました。通常のカスタムではなく、ボバー系にカスタムした変わり種の500 SSです。

井上ボーリング祝70周年イベントに潜入取材!話題の水素バイクをお披露目!

このイベントでネクタイを締めて来ている人はまずいないので、最初はどこかの営業の人かと思っていたのですが「70周年という節目のイベントでしたので、キチッとした格好の方がよろしいかと思って」とのこと。

カスタムも普通じゃないツボを付いたものだし、人間もキッチリしていた!アワードおめでとうございます!

井上ボーリング祝70周年イベントに潜入取材!話題の水素バイクをお披露目!

そして、後半では井上ボーリングが推し進めているプロジェクトの一つである『水素バイク』に関しての解説も聞けました。昨今ではプロユース作業機械の開発製造を行う丸山製作所でも、OPE用2ストローク水素エンジンが発表されましたし、JR東海でも水素エンジンを使った鉄道車両の開発に取り組んでいるなど、水素エンジンの話題には事欠きません。我らバイク乗りの新たな未来を、井上ボーリングが作り出すかもしれませんよ!

井上ボーリング祝70周年イベントに潜入取材!話題の水素バイクをお披露目!

工場は様々な機器が置かれているので決して広くはなく、更に包み隠さずお見せするスタイルなのでこういったイベント時に入れる人数は限定されます。今回も人数は絞っての募集だったのですが、参加された皆様はいろいろと深い学びがあったことでしょう。

エンジンに少しでも興味がある方であれば深い話を聞くことができるので、ぜひイベントに参加してみてください。

なお、後半の動画はこちらになります!

また、井上ボーリングではグラウドファンディングサイトCAMPFIRE(キャンプファイヤー)にて、集まった資金でさらなる水素バイク開発・夢のエンジン実現を目指しています。一度ご覧頂き、賛同して頂いた方はプロジェクトの支援をお願いします。

Writer: NANDY小菅

Information

井上ボーリング
公式サイト
創業70周年記念・1次圧縮しない2スト水素バイク製作計画
クラウドファンディング

Keyword