小排気量車の魅力とは?経済的合理だけではない!

先日の記事では、大排気量車ならではの魅力をあげながら選ぶべき理由を挙げました。

 

250cc以上は趣味バイク?排気量の大きいバイクに乗るメリット

ここで書いてあることを丸ごと鵜呑みにしてしまうと、小排気量車がつまんないものと感じてしまう人も中にはいるかもしれません。しかし、決してそんなことはありません!

今回の記事では小排気量車ならではの魅力について考えてみましょう。

 

小排気量車でのメリット

さて、理性的な方であれば「むしろ小排気量しか見てねえぜ!」なんて方もいらっしゃるでしょう。ただしビッグバイク乗りからは「意味が分からない……」と首を傾げられてしまうもの。ここは一度、小排気量のメリットをはっきりさせておきましょう。

 

経済的な負担が少ない

「経済的合理だけではない」とはいえ、やはり小排気量車を選択する上での一番のメリットはここに尽きます。燃費・メンテナンス・税金・保険と、基本的には排気量が増すほどに割高にはなってしまいます。

当然ながら大型二輪免許(普通二輪免許)までは必要ないというのも、これから二輪デビューとか通勤にしか使わないという人には、小排気量車を選択する経済的理由のひとつとなり得ますね。

 

普段使いの日常での負担が少ない

保管スペースへの出し入れや街中での細かい取り回しにおいては、単純に大きく重いほどに面倒なものです。

余程条件の良いガレージを所有している方は別として、大排気量車よりは通常小型軽量である小排気量車ならば、立ちゴケしたりその際四輪に倒れ掛かってしまったりだとか、出先で考慮が足りずに停めたところから押し引きしきれなくなってしまったりというリスクからも解放されたり軽減されたりします。

 

メンテナンス・カスタムでの負担が少ない

作業スペースへの押し引きや作業中の移動、作業のための保定(ジャッキやスタンド)に始まり……
機能が同じでも大排気量車のものよりも小さく軽いパーツは安価で扱いやすく、各部のボルトのサイズ(締め付けトルク)も小さめで分解組み立てが楽にできるぶん、DIYメンテ・カスタムには有利となります。

 

あと、あまり大きな声で詳細な内容を語るのは避けますが(笑)……車検がない。
とはいえ、取り決められている事は遵守せねばなりませんし、決して小排気量だからいい加減なメンテナンスやカスタムでOKというわけではありません。
以前記事にいただいたコメントにもあったように、無法地帯であるからこそ一定の節度を持たない限り、新たな締め付けが設けられる羽目になりかねません。

 

小排気量車ならではの使い切る楽しみ

前稿では「めいっぱいの100km/h」「余裕の100km/h」での違いからくる疲労軽減を挙げて大型二輪のメリットとしました。

しかし、「めいっぱいの100km/h」は小排気量車のデメリットとしてしか考えられないことでしょうか?いいえ、決してそんなことはありません。

 

よく言う「イイ音」ってどんなものでしょうか?多くの場合、エンジンが力を振り絞っているような状態ではないでしょうか?

 

大排気量車の性能的余裕からくる疲労軽減とは書きましたが、その逆はどうでしょうか?
しっかりと安全マージンをとった範囲での音や操作からくる疲労程度であれば、むしろ冒険心の充足も含めた走りごたえと感じることもあるのではないでしょうか?

大排気量車で同様の手応えを得ようとすれば、悪くすれば命がけ、良くとも免許証がけになってしまいませんか?

 

……うーん、常日頃思っていることでも、いざ言葉にしようと思うと難しいものですね。

もう二言三言追加するならば、「一生懸命に走る / 走らせることの醍醐味」とか「愛車にムチをいれていく楽しさ」を楽しむ上で、大排気量車よりは物理的・社会的なハードルが低くなるということでしょうか?

 

もっとも250ccクラスでも言うほど簡単に「使い切る」ことのできないだけの性能はありますので、あくまで大排気量車と比べた場合ということでご理解を!

 

まとめ

このように、大排気量車と小排気量車それぞれのメリット・デメリットは、全て表裏一体のようなものとなっています。

小排気量車のデメリットはむしろメリットと感じることもあるでしょうし、大排気量車のデメリットも非日常感をより味わうためのエッセンスとなる場合もあるでしょう。

 

これらの取捨選択の最適解のための簡単かつ理想的なソリューションは両方所有することで、実践されている方も多いかとは思います。

いきなり大型も不可能ではない現在、大きいのしか乗ったことない、小さいのしか乗ったことない、住環境や経済的に複数台の同時所有は無理という方もいらっしゃるとは思いますが、試乗やレンタルでも良いので、機会があれば大小それぞれの良さを、まずは味わってみましょう!

参考ーflickr
Kenn

Kenn

モノと生き物の境目が曖昧なちょっとイタい人。 バイク・クルマに限らず、作り手の情熱・魂の込もったモノに惹かれます。 DOS時代から名乗っているハンドルなので、某声優のほうが後発デスヨ