【認識の見直し!】50ccスクーターは自転車じゃなくモーターサイクルです!

スクーターが根付いてかなりの年月が経つ。実に便利な乗り物だし、価格的にも中古だったら高級自転車よりも安く手に入れることが出来る。

 

50ccクラスだったら免許取得も簡単で、何より普通自動車以上の運転免許には「50ccであれば一般公道上を運転することが出来る」という摩訶不思議な特典が付いている。

 

二輪車の事故のうち小型スクーターの割合が高い!?

だから、というわけではないけど二輪車の事故のうち小型スクーターの割合がとても高いらしい。まあ気軽に載れて自転車みたいに足代わりに使用する人が多いから、当然歩行者の多い近所の商店街や繁華街でも数多く見かける。

特に「原付一種」と言われる50ccクラスのライダーのなかには、「大排気量のモーターサイクルとは違う乗り物」と勘違いしているのではないかと思われる人が多い気がする。特にスクータークラスではそれが顕著で、そのなかでも女性の40代、50代の人たちの運転技術の低さ、マナーの悪さはしょっちゅう目にする。

 

その多くが「原付一種」や「自動二輪」の免許を取ったことがなく「普通自動車免許の特典」で50ccスクーターを運転しているらしいが、そもそも50ccとはいえスクーターは立派なエンジン付き(電気式もあるが)二輪車なのだ。

力もいらず簡単に右手でアクセルを回せば、どんなスクーターだって電動サポート付き自転車よりもはるかに鋭いスピードで走ることができる。タイヤが前後に1本ずつしかないから足で補助する以外で停止していると必ず倒れる。

 

1300ccの大型モーターサイクルもまったく同じなのだ。50ccスクーターも立派なモーターサイクルであり、自転車とは全く違うものなのだ。混んでても歩道は走れない。一方通行は逆行禁止。ヘルメットは着用しなければいけない。自治体への申請後に渡されたナンバープレートを付けなければいけない。自動車損害賠償責任保険に加入しなければいけない。

 

小型スクーターの事故はどうして増え続けるのか?

小型スクーターの事故はどうして増え続けるのか、登録台数が単に多いからだけじゃないと思う。

最初に言った「普通自動車免許の特典」にも大きな原因があると思う。年齢に関係なく、まったく二輪車を運転したこともない人でも、わずか数時間の実技講習を受けるだけで、堂々と交通量の多い幹線道路や商店街などどこでも運転できるというこの制度。

 

そんな簡単に、様々な車や人、自転車などが行き交う道路を、車よりはるかに安定性の悪いモーターサイクルで走ることが許可出来るなんて信じられない。だからなのか、とは言わないが残念ながらフロントブレーキをほとんど使用することもなく、自転車と似たような運転でOKと思っているオーナーが多いことは確かなことである。

特に自動車免許だけで乗り出した40代、50代の女性には、50ccのスクーターも大型二輪と同じモーターサイクルであることを認識してもらいたい。

 

そのことは自身だけでなく他の人の命まで脅かすことにつながることなんだから。