BMWモトラッドが、インドのバイクメーカー「TVSモーター」と”排気量500cc以下のバイク開発”において提携し、排気量313ccのモデル「G310R」を開発中なのは、皆さんもご存知の通り。
そしてこの度、イギリスが誇るバイクメーカー「トライアンフ」も、中排気量モデルの開発において、インドのバイクメーカー「Bajaj(バジャジ)」と提携することが発表されました!
以下トライアンフモーターサイクルズジャパンのプレスリリースより。
このたび、トライアンフ モーターサイクルズ(本社:英国 ヒンクレー、代表取締役社長:ニック・ブロアー)は、インドのバジャージ・オート・リミテッド(Bajaj Auto Limited. 本社:インド ムンバイ)と新しくパートナーシップを結ぶことを発表いたしました。
この提携は、資本関係を伴わないものであり、二社の強みを合わせて協業することで、これまでにない傑出したミドルサイズ(中排気量)のモーターサイクルを生産していくことを目的としています。
また、この提携によってブランドポジション、認知度、デザイン、製造技術、品質や価格競争力、ワールドワイドな販売網等それぞれの強みが良い方向に作用していくことについても期待しています。この新たなグローバルパートナーシップにより、トライアンフは世界的に、特に新興国において大きなボリュームをもつ新しいマーケットセグメントへ参入することができ、その効果が期待されます。
バジャージとしてはアイコニックなトライアンフブランドやトライアンフのモーターサイクルとの関係を深めることで、インド国内そしてインターナショナルなマーケットでより広範囲に渡ったバイクラインナップを展開していくことが可能となります。
トライアンフとバジャージはこのパートナーシップを結ぶことのできた幸運を非常に喜んでおります。そしてお互いに新しいマーケットセグメントに接していくことにより、幅広く大きな新しいモーターサイクリストグループを形成していくことができると期待しております。
更なる詳細につきましては、追って逐次お知らせしていく予定です。
いずれにせよ、これは普通自動二輪免許ユーザーにとって喜ばしい限りであり、トライアンフ・バジャジ両社のさらなる多様性においても、非常に有意義なものでしょう!
ヘリテイジモデルを得意とするトライアンフのミドルクラスであれば、バスタブあたりをリバイバルしてもらえると筆者は間違いなく飛びつきます!