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大型バイク顔負け!大柄な車体の400cc中古バイク10選【2022年最新】

大型バイク顔負け!大柄な車体の400cc中古バイク10選【2022年最新】

最近、20代の読者と会話する機会が多く、特に普通自動二輪免許(いわゆる中免)の人によく見られるバイク選びの基準があることに気づきました。それは、大型バイクに負けないくらいの車体サイズを持ったバイクに乗りたいという願望です。

そこで今回は、400ccクラスでも大型バイクと引けを取らないビッグボディのバイクをまとめてみました。

もしも現在、普通自動二輪免許を保有していて同様の願望を抱いている方は、ぜひこの記事をバイク選びの参考にしてみてください。

 

スズキ「イナズマ」

大型バイク顔負け!大柄な車体の400cc中古バイク10選【2022年最新】

1997年に登場し、GSF750の油冷エンジンをベースに新開発されたイナズマは、GSX750と共通の車格はもちろんのこと幅170mmの極太タイヤを装着していることから、750ccクラス同等のサイズに仕上がっています。また、搭載された399cc-4気筒油冷DOHCエンジンは、低・中速域では力強いトルクフルな走りと、思い通りに上までよく回る素直さが特徴。

シート高は760mmなので足付き性が良く、重量も185kg(乾燥重量)と軽量車体なので取り回しも比較的容易に行うことができます。ブレーキはブレンボ製の4POTキャリパー、サスペンションにはKYB製を標準装備するなど、かなりの贅沢仕様となっています。

なお、中古価格は50〜100万円と、少々高めになっています。

エンジン型式 油冷4ストローク直列4気筒 DOHC
排気量 399cc
最高出力 53PS / 11,000rpm
最大トルク 3.7kg-m / 9,500rpm
車両重量 185kg
全長×全幅×全高(mm) 2,140×745×1,090
最低地上高(mm) 125
変速機 常時噛合式6段リターン
燃料タンク容量 18L
タイヤサイズ 前:120/70ZR17(58W)・後: 170/60ZR17(72W)
価格(税込) 59万9,000円

 

スズキ「イントルーダークラシック400」

大型バイク顔負け!大柄な車体の400cc中古バイク10選【2022年最新】

イントルーダークラシック400は、「Long, Low & Basic」をコンセプトに開発された本格クルーザーモデルです。クラシックなデザインもさることながら、2,510mmもある全長やファットな車格は大型バイク顔負け。またワイドなハンドル、タイヤを覆うディープフェンダー、右側2本出しの極太マフラー、ワイルドなリジッド風フレームなどにより、圧倒的な存在感を放つ男気溢れるマシンとして仕上がっています。

状態の良い車両は高値で取引されており、中古価格は25〜100万円となっています。

エンジン型式 水冷4ストロークV型2気筒 SOHC
排気量 399cc
最高出力 24kW(33PS)/8,000rpm
最大トルク 33N-m(3.4kg-m)/6,000rpm
車両重量 235kg
全長×全幅×全高(mm) 2,510×985×1,100
最低地上高(mm) 140
シート高(mm)  700
変速機 リターン式・5段変速
燃料タンク容量 15L
タイヤサイズ 前:130/90-16・後: 170/80-15
価格(税込) 69万8,000円

 

カワサキ「バルカンドリフター400」

大型バイク顔負け!大柄な車体の400cc中古バイク10選【2022年最新】

1990年にバルカン400が登場し、その5年後に派生モデルとして発売された「バルカン400ドリフター」。

前後に装着されたファットなタイヤやそれを覆うエスカルゴフェンダー、フィッシュテールを思わせるマフラーデザインに、バディーシートのような大ぶりなシートが特徴的。また、どう見ても大型バイクだろうと思うほど威風堂々とした圧倒的存在感がユーザーを虜にしていました。

2002年に発売されたモデルでラストとなってしまいましたが人気は衰えず、現在の中古車相場では40万円から程度が良いモノだと90万円以上とやや値上がり傾向です。

エンジン型式 水冷4ストロークV型2気筒 SOHC
排気量 399cc
最高出力 24kW(33PS) / 8,500rpm
最大トルク 32N-m(3.3kg-m) / 6,000rpm
車両重量 247kg
全長×全幅×全高(mm) 2,490×995×1,120
最低地上高(mm) 150
シート高(mm) 750
変速機 常時噛合式5段リターン
燃料タンク容量 14L
タイヤサイズ 前:130/90-16 67H・後:140/90-16 71H
価格(税込) 68万4,000円

 

ホンダ「トランザルプ400V」

大型バイク顔負け!大柄な車体の400cc中古バイク10選【2022年最新】

市街地から高速道路、峠道に未舗装路まで、オールラウンドに対応するスポーツツーリングバイクとして誕生したトランザルプ400V。いわゆるアドベンチャーツアラーの先祖のような存在のモデルであり、欧州向けに製造されていたトランザルプ600Vを排気量ダウンさせた400cc版になります。

スリムでコンパクトな水冷4ストロークV型2気筒により、操作性もしかり低・中回転域においてV型2気筒特有の粘り強い特性を発揮します。

さらにガソリン容量は18Lも蓄えられ、フェアリグが防風効果を高めてくれるのでロングツーリングにおける快適性の高さも評価されています。フラットな大型キャリアを純正装備しているので、トップケースを装着することが容易。アウトドア好きのライダーやツーリング好きにおすすめの一台です。

中古価格は40〜80万円となっています。

エンジン型式 水冷4ストロークV型2気筒 OHC
排気量 398cc
最高出力 37PS / 8,500rpm
最大トルク 3.5kg-m / 6,500rpm
車両重量 183kg
全長×全幅×全高(mm) 2,265×0,875×1,310
最低地上高(mm) 195
シート高(mm) 850
変速機 常時噛合式5段リターン
燃料タンク容量 18L
タイヤサイズ 前:90/90-21 54 S・後:130/80-17 65 S
価格(税込) 57万9,000円

 

ヤマハ「ドラッグスター400」

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ビラーゴ(XV400)の後続車として1996年に登場したドラッグスター(XVS400)。アメリカンバイク特有のロー&ロングフォルムや、足つき性の良さから男女問わず人気を博していたモデルです。現在ではラインアップから外れてしまいましたが、約20年もの間愛され続けてきたヤマハのアイコニックな銘車といえましょう。

またリジッドフレームを思わせる「モノショック式リアスイングアーム」がアメリカンスタイルに一役買っており、メカニカルなシャフトドライブと相まって、独特のフォルムを生み出していました。初心者〜玄人まで、まったりとクルージングが楽しめるモデルではないでしょうか。

現在も変わらず人気の高いモデルで、中古価格は20〜100万を超えるものまで存在します。

エンジン型式 空冷4ストロークV型2気筒 SOHC
排気量 399cc
最高出力 24.3kW(33PS) / 7,500rpm
最大トルク 32.4N-m(3.3kg-m) / 6,000rpm
車両重量 204kg
全長×全幅×全高(mm) 2,340×845×1,045
最低地上高(mm) 140
シート高(mm) 650
変速機 リターン式・5段変速
燃料タンク容量 15L
タイヤサイズ 前:100/90-19・後: 170/80-15
価格(税込) 62万9,000円

 

カワサキ「ZZR」

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1990年に登場し、2006年までの約16年間ライアップされ、多くのライダーから支持されてきたZZR。

排気量600ccのZZR600をエンジンベースとし、400ccクラスでありながらもスーパースポーツモデルに匹敵する運動性能と、高速巡航を余裕とするツアラーとしての快適性を兼ね備えています。

そして、17Lも入る大容量のガソリンタンクやゆとりある車格、客船や旅客機に座るにも似た安定感から頼もしさが感じられることでしょう。中古価格は20万円〜60万円ほどと安価に感じますが、ツアラーバイクだけあって走行距離が比較的多いタマが多くみられます。

エンジン型式 水冷4ストローク並列4気筒 DOHC
排気量 399cc
最高出力 39kW(53PS) / 11,000rpm
最大トルク 37N-m(3.8kg-m) / 9,000rpm
車両重量 399cc
全長×全幅×全高(mm) 2,070×695×1,175
最低地上高(mm) 120
シート高(mm) 780
変速機 常時噛合式6段リターン
燃料タンク容量 17L
タイヤサイズ 前:120/60ZR17M/C (55H)・後:160/60ZR17M/C (69H)
価格(税込) 73万8,700円

 

スズキ「スカイウェイブ400」

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1998年の2月に250ccモデルのスカイウェイブが登場。同年10月にスズキ初となる400ccスクーター「スカイウェイブ400」が発売されました。現在では廃盤となってしまいましたが、バーグマン400がその血筋を受け継いだ形になります。

最高出力32PSの385cc水冷4ストローク単気筒エンジンを搭載しているだけあって、街乗りはもちろんのこと、高速巡航時も余裕の走行性能を発揮。1軸バランサーにより振動を大きく抑え、快適な乗り心地となっています。

もちろんストッピングパワーも加味し、高い制動力と安定したブレーキ操作性を発揮する前後連動式ディスクブレーキが搭載されているので安心です。中古価格は15〜50万円ほど。

エンジン型式 水冷4ストローク単気筒 SOHC
排気量 385cc
最高出力 32PS / 8,000rpm
最大トルク 3.3kg-m / 6,000rpm
車両重量 174kg
全長×全幅×全高(mm) 2,260×765×1,365
最低地上高(mm) 125
シート高(mm) 710
変速機 Vベルト無段変速
燃料タンク容量 13L
タイヤサイズ 前:110/90-13M/C 55P・後:130/70-13M/C 57P
価格(税込) 59万9,000円

 

カワサキ「ZRX」

大型バイク顔負け!大柄な車体の400cc中古バイク10選【2022年最新】

カワサキのベストセラーモデル「ゼファー」とは異なり、走りに重きを置いたネイキッドバイクとして1994年に発売されたZRX。Z1000Rローソンレプリカを彷彿とさせるビキニカウルや、水冷並列4気筒エンジンが男心をくすぐり、爆発的人気を博しました。数回のモデルチェンジがありましたが、上記のファイナルカラー(キャンディーライムグリーン)をもって2008年にラインアップから外れることに。

400ccとは思えないほどの優れたエンジン性能や大型バイクに引けを取らない車格で、現在でも人気のあるモデルです。中古価格は驚きのプレミア価格60〜180万円で取引されています。

エンジン型式 水冷4ストローク並列4気筒  DOHC
排気量 399cc
最高出力 39kW(53PS) / 11,500rpm
最大トルク 37N-m(3.8kgf-m) / 9,000rpm
車両重量 187kg
全長×全幅×全高(mm) 2,075×745×1,135
最低地上高(mm) 105
シート高(mm) 770
変速機 常時噛合式 6段リターン
燃料タンク容量 15L
タイヤサイズ 前:デュアルディスク 300mm(外径)・後:シングルディスク 240mm(外径)
価格(税込) 69万2,000円

 

カワサキ「W400」

大型バイク顔負け!大柄な車体の400cc中古バイク10選【2022年最新】

普通自動二輪免許で運転できる様に、W650の排気量を下げた(ストロークを49mm短くした)モデルがW400になります。そのため車格はW650のままですがシートが薄くなっているのでW400の方が足つき性は良いです。またセンタースタンドやキックスターターが取り除かれており、軽量化されたぶん取り回しも楽に行うえます。

排出ガス規制強化により、2009年に発売されたファイナルカラーをもって生産が終了となりました。中古価格は少々高めの50~100万円になります。

エンジン型式 空冷4ストローク並列2気筒  SOHC
排気量 399cc
最高出力 21kW(29PS) / 7,500rpm
最大トルク 29N-m(3.0kgf-m) / 6,000rpm
車両重量 209kg
全長×全幅×全高(mm) 2,175×855×1,115
最低地上高(mm) 125
シート高(mm) 765
変速機 常噛5段リターン
燃料タンク容量 14L
タイヤサイズ 前:100/90-19M/C 57H・後:130/80-18M/C 66H
価格(税込) 65万円

 

ドゥカティ「スクランブラー Sixty2」

大型バイク顔負け!大柄な車体の400cc中古バイク10選【2022年最新】

名前の由来は初代スクランブラーが登場した1962年に由来するもので、スケートボードやサーフィン、ポップミュージックといった若者たちによるカルチャーが活発だった時代背景にインスパイアされたモデル、それがスクランブラーSixty2です。

普通自動二輪免許でも乗れるよう400ccエンジンで開発されたスクランブラーSixty2ですが、スクランブラー(803cc)とほとんど変わらぬ車格です。ぱっと見で判るポイントはフロントフォークで、Sixty2は正立、通常のスクランブラーは倒立です。なお、中古価格は70〜100万円となっています。

エンジン型式 空冷L型2気筒デスモドロミック
排気量 399cc
最高出力 40PS / 8,750rpm
最大トルク 3.5kg-m / 8,000rpm
車両重量 183kg
全長×全幅×全高(mm) 2,150×860×1,165
シート高(mm) 770
変速機 リターン式・6段変速
燃料タンク容量 14L
タイヤサイズ 前:110/80R18・後:160/60R17
価格(税込) 89万9,000円

 

自分の体格に合ったバイクを選ぼう!

車格の大きい多彩なジャンルのバイクをご紹介しましたが、他にも大型バイク顔負けの400ccモデルは数多く存在します。

バイクを選ぶうえで”見た目”ももちろん大切ですが、長く乗りづつけるためには自分の身体に合ったバイク選びが最も重要です。取り回しや信号待ちで毎回ビクビクするようでは、バイクに乗らなくなってしまう可能性も高まります。それであっては本末転倒。無理をせず自分に合ったバイクを購入して、仲間と素敵なツーリングを楽しみましょう!

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