この記事の目次
寒色系最強の色である黒、「シック」「フォーマル」「引き締まってる」という表現される王道カラーのひとつですよね。クルマでは人気カラーですが、バイクでももちろん人気カラーのひとつです。ここでは黒色系を主力とする人気のバイクを3台ご紹介します。
やっぱり黒がカッコいい!今人気の黒色系バイクは
バイクのカラーリングを選ぶ際は、派手さを選ぶか、それともシックでクールな雰囲気なカラーを選ぶか、人それぞれ好みは異なります。クルマのカラーでいえば、ドイツメーカーをはじめとした欧州車は黒のボディカラーが人気であり、高級感を引き立て、汚れも目立ちにくい良さがあります。
では、バイクはというと旧車、その中でも英国やアメリカ車の旧式モデルに黒が多く、黒にすることでエンジンやフレームといったところを機械的で重厚感を引き立ててくれ、”旧車には黒が映える!”というイメージがついています。
赤や青などの多くはメーカーのブランドカラーやGPレーサーのカラーリングをイメージしたものですが、黒というのは旧車チックでクールなイメージが持てます。
今回紹介する3台も、老舗メーカーや名車の復刻モデルですが目立ちます。
日本で大人気のスポーツスターシリーズ!ハーレーダビッドソン・IRON3
黒系のバイクといえば、ハーレーダビッドソン。歴史があるメーカーであり、アメリカンクルーザーバイクに昔からの黒やシルバーなどシックなカラーを現代まで定着させました。
といっても、今のラインナップは黒やシルバー、カーキーなどシックなカラーだけでなく、オレンジやブルーなど鮮やかなカラーも目立ちます。
現在、日本で最も売れているハーレーはスポーツスターモデルで、日本の「2019年度401cc以上二輪車販売数ランキング」ではスポーツスター1200シリーズが2位になるほどの人気。
新型モデルではアイロン3(IRON3)の人気が高く、ブラックデニムカラーはスポーティーでシックな雰囲気を出しています。
2020年度も、スポーツスターシリーズの人気は継続するでしょう。
M:i2で認知度アップ!トライアンフ・スピードトリプル
英国の老舗メーカー「トライアンフ」が販売するスピードトリプルは黒がメインカラーです。
映画「ミッションインポッシブル2(M:i2)」の劇中でトム・クルーズ氏が黒のスピードトリプルに乗っていたことで、一気に知名度が上がり、同時にスピードトリプル=黒というのが世間的にも定着しています。
スピードトリプルの最新モデルは765cc並列3気筒エンジンの「スピードトリプル」と1050cc並列3気筒エンジンの「スピードトリプルRS」の2台。
スピードトリプルの初代モデルは1994年に登場し、ファクトリーメイドのストリートファイターカテゴリーの先駆けでもあるため、時代を先取りした名車でもあります。
往年の名車復刻モデル!カワサキ・W800ストリート
カワサキ・W800は、カワサキ・W1の復刻モデルとして登場したW650の現行モデルになります。エンジンは、美しい外観を持つ空冷バーチカルツインエンジンに360°クランクの鼓動感のある特性とエキゾーストサウンドを演出してくれます。
W800には、標準モデルのほかに「ストリート」と「カフェ」の2モデルが設定され、W800ストリートのカラーは「メタリックフラットスパークブラック×メタリックマットグラファイトグレー」のみ。
https://forride.jp/motorcycle/w800-2019
タンク、サイドカバー、シートカウルは旧車らしいマットブラックに、エンジンやフレームも黒く塗られ、一体感のあるブラックカラーです。これならジーンズと革ジャンのファッションにとてもマッチし、W800ストリートに跨った時のスタイルはカッコよく決まるでしょう。
まとめ
黒はバイクのクールさと機械的なところを引き立ててくれるため、旧車だけでなく、ネイキッドやアメリカンクルーザーなど、エンジンやフレームが見えるバイクには、とても似合うカラーだと思われます。
カスタムのなかで黒系の色に塗装すれば、愛車の新たな一面がみられカッコいいですが、目立たないため夜間などはクルマのドライバーから認識されにくいことがあります。
真っ黒なバイクに乗る際は、夜間走行では反射板などを身に着けて走行するなどして注意していただきたいです。
【色で選ぶバイク】シリーズ