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ファットフレームが魅力!近未来を想起させる電動バイク「DEATH TO PETROL」

ファットフレームが魅力!近未来を想起させる電動バイク「DEATH TO PETROL」

イギリスを拠点に活動するUNTITLED MOTORCYCLESが、BMW「R18」をベースとした”bosozokuスタイル(暴走族スタイル)”という斬新なカスタムマシンを製作したのは記憶にも新しいことでしょう。

今回は、そんな同社がまたしても概念の枠を飛び越えた斬新な電動バイクのカスタムマシンを製作しましたので、ご紹介させていただきます!

これが海外から見た暴走族スタイル!話題のbosozokuスタイルへと変身したBMW R18ベースの「ONITORA」がヤンチャすぎる!

 

近未来のEVバイク「DEATH TO PETROL」

ファットフレームが魅力!近未来を想起させる電動バイク「DEATH TO PETROL」

コンパクトな電動バイク「DEATH TO PETROL(ガソリンに死を)」は、20年前に乗ったマウンテンバイクからインスピレーションを受け、街中での移動を楽しくするために製作された電動モビリティです。どこか皮肉混じりなネーミングではありますが、全世界的に電動バイクへのシフトが進むなかで、その潮流と熱心に向き合い続けている同社だからこそのアイロニーです。

そんなDEATH TO PETROLの独創的なメインフレームは、50mmのパイプで形成されており、白黒の塗装でメリハリを付けることで無骨過ぎないシルエットになっています。また、使われているパーツの一部は市販部品で構成。乗り心地と外観を重視した近未来感漂うアーバンスタイルに仕上がっています。

 

ファットフレームが魅力!近未来を想起させる電動バイク「DEATH TO PETROL」

とにかくビジュアルには強いこだわりがあり、中身を隠さぬ様にパネルやカバーを廃したシースルーデザインでバッテリーやモーター、コントローラーがあえて見える作りとしています。

丸見えであるにもかかわらず美しさを感じるのは、配線処理や配置にとことん拘ったビルダーのセンスの賜物でしょう。

 

ファットフレームが魅力!近未来を想起させる電動バイク「DEATH TO PETROL」

DEATH TO PETROLはツーリングなどのロングライド向けではなく、シティコミューターとして作られたもので、シティコミューターの要である「加速力」に重きを置いて製作されていることから、モーターは中国生まれの電動バイクブランド「Sur-Ron」に依頼。小降りながらもパワーとトルクに優れた設計で、最高速度は89km/hをマークします。

 

ファットフレームが魅力!近未来を想起させる電動バイク「DEATH TO PETROL」

タックロールデザインがあしらわれた肉厚のシートは、モタードなどで用いられるハイシートが採用されており、抜群の座り心地となっています。

 

ファットフレームが魅力!近未来を想起させる電動バイク「DEATH TO PETROL」

フレームとスイングアームを支えるサスペンションは「KTM 390 Duke」用のブレース付きモノショックが取り付けられ、あらゆる衝撃を和らげてくれます。

その他に取り外しが可能なバッテリーが設けられ、航続距離は最大で97kmを実現します。

 

ファットフレームが魅力!近未来を想起させる電動バイク「DEATH TO PETROL」

ホイールはSM Proの17インチサイズとグリップ力に定評のあるダンロップのロードタイヤの組み合わせ。ブレーキはスポーツバイクなどでお馴染みのスウェーディッシュブレーキパーツメーカー「ISR」製を装着することで、安心のストッピングパワーを確保しています。

 

ファットフレームが魅力!近未来を想起させる電動バイク「DEATH TO PETROL」

フレームのパイプエンドにはAlchemyのLEDテールライトが埋め込まれ、スタイリッシュかつ近未来感を漂わせます。

 

ファットフレームが魅力!近未来を想起させる電動バイク「DEATH TO PETROL」

現在は試作段階ですが、これからさらに多くのテストを重ね、想定としては70kg以下まで重量を下げる目標とのこと。

なお、おそらく日本での発売は無い(もしくは当分無い)と思われますが、こんなにもカッコイイ電動バイクであれば、いつでも上陸大歓迎です!

同社では今後も電動モビリティの製作に注力していくと公言していますので、新しい車両が出来次第当サイトにてご報告いたします。

Writer: K.Y

Information

UNTTITLED MOTORCYCLES
公式サイト

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