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米国カリフォルニアはハンティントンビーチのガレージビルダー、Nick DiBenedetto氏が作り上げたのは、トライアンフ・ボンエビルのエンジンを2基搭載した、スペシャル・ボンネビルだ。
1500ccのボンネビル
なんとこちらの車両は、1964年式のトライアンフ「ボンネビル」のエンジンを2基搭載しており、排気量は750cc+750ccで1500cc、120馬力を誇る。言うなれば、”バーチカルツイン・ツイン”の魔改造である。
2基のプライマリーカバーが”ぬるり”と繋がっている。この違和感の無い仕上がりは、かなりこだわって製作されたと思われる。
ノーマルフレームを延長しエンジンを搭載しているため、ダウンチューブが一度前に出た後に、ノーマルのフレームラインに結合されている。しかし、少々フレーム剛性が心配だ。
それではボンネビルエンジン2基から吐き出される図太いエキゾーストサウンドを、是非動画でご確認いただきたい。
いかがだっただろうか。
ボンネビルのヴァーチカルツインエンジンは非常にコンパクトなため、2基搭載してもあまり違和感を感じさせない。
内燃機やミッションなどの構造が非常に気になるので、是非製作工程も公開していただきたいものである。
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参考 – Youtube : 1500cc 120hp Triumph Bonneville Has Twin Engines