【東京オートサロン2016】実走が待ちどおしい注目の1台、RE雨宮「スーパーシャンテ」

東京オートサロンにて、来場者を驚かせるクルマを持ち込んでくるのは、ロータリーの神様と呼ばれている雨宮勇美氏が代表を務める、チューニングショップ「RE雨宮」。

2016年のRE雨宮ブースのセンターに堂々と展示されたのは、RE雨宮が誕生してから注目を集めるキッカケになった「REシャンテ」を30年ぶりに現代に、RE雨宮30年分のノウハウを集結させた「RE雨宮 スーパーシャンテ」です。

「REシャンテ」というチューンドカーは、チューニングというのが盛んになってきた70年代に、RE雨宮がマツダのコンパクトカー「シャンテ」に、当時のピュアロータリースポーツカー「RX-7」の心臓部である2ローター12Aエンジンを搭載、ウェーバーキャブとKKKタービンを組み合わせ300馬力を絞り出すモンスターマシンでした。当時のチューンドカーのパフォーマンスを計測する場として使用されていた谷田部テストコース(正式名:日本自動車研究所、2005年に城里テストセンターにその移設され閉鎖)で240km/hを記録、そのポテンシャルは当時のポルシェに引けをとらないものだったそうです。

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さて、話を2016年に戻しましょう。今回展示されたRE雨宮スーパーシャンテは「雨宮SGTコンセプトRE13BペリフェルポートE/G」を心臓部に搭載しています。ペリフェラルポート、通称「ペリ」は、ロータリーの、ハウジングにある吸排気ポートの1種類で、高回転・吸排気効率に優れています。しかし、街乗りには不向きで競技、ハードチューニングを主に使われています。

僕はこのクルマを見た時に80年代のWRC(世界ラリー選手権)を席巻したモンスターカテゴリ「グループB」ような危険な香りを感じ、このクルマが疾走する姿を想像しゾクゾクしました。スーパーシャンテが、再び最高速を打ちたて、現代のスポーツカーをぶち抜く、そんな度肝を抜くクルマに仕上がることを楽しみにしています。

クリハラジュン

クリハラジュン

大学生時代に就活せず自動車ライターをはじめ、生活の全てを愛車のインプレッサ WRX STI Type Rにささげているクルマ馬鹿でありマカーです。