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【2023年版】新車で買える国産125ccスクーターを一斉比較【全8モデル】

【2023年版】新車で買える国産125ccスクーターを一斉比較【全8モデル】

先日「【2023年版】新車で買える国産125ccMTバイク一斉比較【全9モデル】」をご紹介しましたが、今回は2023年に新車で買える125ccクラスのスクーター8台をご紹介&徹底比較いたします!

【2023年版】新車で買える国産125ccMTバイク一斉比較【全9モデル】

 

125ccスクーターのメリットとデメリット

【2023年版】新車で買える国産125ccスクーターを一斉比較【全8モデル】

125ccスクーターの魅力は、なんと言っても利便性と経済性に優れているという点でしょう。

車両本体価格と維持費においては比較的安価であることが多く、ジワジワと値上がりしている125ccMTモデルの車両本体価格と比較して125ccスクーターはリーズナブルである場合が多いです。それでいて車検も不要ですし税金も安い。任意保険もファミリーバイク特約によって自動車保険に付帯させることができますからランニングコストを低く抑えられます。

もちろん、原付一種(50cc)のように二段階右折や30km/h規制などの制限もありませんし、タンデムも可能です。

ではデメリットはというと、高速道路に乗ることができないこと、ややパワー不足なので遠出が大変に感じる場合があることがあげられます。それでもメリットの数々を考えれば125ccスクーターは充分に魅力的なジャンルだと言えます。

 

新車で買える125ccスクーターはこの8台

【2023年版】新車で買える国産125ccスクーターを一斉比較【全8モデル】

2023年現在発売されている、あるいは2023年に発売予定の125ccスクーターは以下の8台です。購入をご検討中の方は是非参考にしてみてください。

 

ホンダ「PCX」

【2023年版】新車で買える国産125ccスクーターを一斉比較【全8モデル】

最初にご紹介するのは、スタイリッシュなエクステリアと環境性能に優れたエンジンが好評の原付二種スクーター「PCX」。国内発売が開始されたのは2010年のことであり、「クラスを超えた質感の高さと先進スタイリング」「高い動力性能と環境性能の両立」「スクーターに求められる快適さと使い勝手の良さ」をキーワードに、ワンランク上の次世代125ccスクーターとして開発されました。アイドリングストップ・システムを125ccクラスとして国内初搭載した意欲的なモデルでもあります。

2021年のモデルチェンジでは新たに軽快なハンドリングと取り回しやすさを実現した新設計フレームに、出力向上と低燃費を実現した新設計の水冷単気筒エンジン「eSP+(イーエスピープラス)」を搭載。前後輪ディスクブレーキにフロントのみ作動する1チャンネルABSを標準装備するなど、商品価値をググっと高めており、まさにワンランク上の125ccスクーターとして君臨しています。

PCXのスペック比較

最高出力:9.2kW / 8,750rpm(1位 / 8台中)★
最大トルク:12Nm / 6,500rpm(2位 / 8台中)
全長(mm)[小ささ]:1,935(6位 / 8台中)
全幅(mm)[小ささ]:740(6位 / 8台中)
全高(mm)[小ささ]:1,105(2位 / 8台中)
車重(kg)[軽さ]:132(7位 / 8台中)
シート高(mm)[足つき性]:764(3位 / 8台中)
メットイン容量[広さ]:30L(2位 / 8台中)
燃費:47.4km/L(1名乗車時)(5位 / 8台中)
燃料タンク容量:8.1L(1位 / 8台中)★
価格(税込):35万7,500円(5位 / 8台中)

 

ホンダ「リード125」

【2023年版】新車で買える国産125ccスクーターを一斉比較【全8モデル】

110ccの「リード EX」がフルモデルチェンジして「リード125」が発売されたのが2013年のこと。圧倒的な実用性とスタイリッシュなデザイン、それにリーズナブルな価格が高く評価されているモデルです。

2022年にはモデルチェンジを受け、水冷4バルブ単気筒エンジン「eSP+」を新搭載。エンジン始動時やシートの解・施錠時に便利なHonda SMART Keyシステムを新採用して、走行性能、環境性能、それに利便性も高めています。

リード125のスペック比較

最高出力:8.3kW / 8,750rpm(5位 / 8台中)
最大トルク:12Nm / 5,250rpm(3位 / 8台中)
全長(mm)[小ささ]:1,845(3位 / 8台中)
全幅(mm)[小ささ]:680(2位 / 8台中)
全高(mm)[小ささ]:1,130(2位 / 8台中)
車重(kg)[軽さ]:116(4位 / 8台中)
シート高(mm)[足つき性]:760(2位 / 8台中)
メットイン容量[広さ]:37L(1位 / 8台中)★
燃費:49km/L(1名乗車時)(4位 / 8台中)
燃料タンク容量:6L(5位 / 8台中)
価格(税込):32万4,500円〜(4位 / 8台中)

 

ヤマハ「ジョグ125」

【2023年版】新車で買える国産125ccスクーターを一斉比較【全8モデル】

2022年末に国内販売が開始されたばかりのニューモデルが「ジョグ125」。50ccクラスのジョグシリーズのスポーティなイメージはそのままに、軽量コンパクトで足つきがよく、実用的でコストパフォーマンスにも優れた原付二種のスタンダードモデルとして開発されました。

車体の小ささはクラストップでありクラス最軽量、そのうえ圧倒的なコストパフォーマンスを誇りますから、”スニーカーのように気軽でカジュアルに乗れるバイク”と言えるでしょう。

ジョグ125のスペック比較

最高出力:6.1kW / 7,000rpm(8位 / 8台中)
最大トルク:9.8Nm / 5,000rpm(8位 / 8台中)
全長(mm)[小ささ]:1,740(1位 / 8台中)★
全幅(mm)[小ささ]:675(1位 / 8台中)★
全高(mm)[小ささ]:1,090(1位 / 8台中)★
車重(kg)[軽さ]:95(1位 / 8台中)★
シート高(mm)[足つき性]:735(1位 / 8台中)★
メットイン容量[広さ]:21.3L(7位 / 8台中)
燃費:51.9km/L(1名乗車時)(3位 / 8台中)
燃料タンク容量:4L(8位 / 8台中)
価格(税込):25万5,200円(1位 / 8台中)★

 

ヤマハ「トリシティ125」

【2023年版】新車で買える国産125ccスクーターを一斉比較【全8モデル】

「トリシティ125」はヤマハ独自のLMW(リーニングマルチホイール)技術を採用したモーターサイクル=トライシクル。LMWとは「パラレログラムリンク」と「片持ちテレスコピックサスペンション」を調和させ、走りの爽快感と安定感を両立した技術です。

バイクのような楽しいライディングとクルマのような優れた安全性を両立していますから、バイクに不慣れなエントリーユーザーなどにも安心です。

トリシティ125のスペック比較

最高出力:9kW / 7,500rpm(4位 / 8台中)
最大トルク:12Nm / 7,250rpm(1位 / 8台中)★
全長(mm)[小ささ]:1980(8位 / 8台中)
全幅(mm)[小ささ]:750(8位 / 8台中)
全高(mm)[小ささ]:1,210(8位 / 8台中)
車重(kg)[軽さ]:159(8位 / 8台中)
シート高(mm)[足つき性]:765(4位 / 8台中)
メットイン容量[広さ]:23.5L(4位 / 8台中)
燃費:43.6km/L(1名乗車時)(8位 / 8台中)
燃料タンク容量:7.2L(2位 / 8台中)
価格(税込):42万3,500円(8位 / 8台中)

 

ヤマハ「NMAX125」

【2023年版】新車で買える国産125ccスクーターを一斉比較【全8モデル】

「TMAX」を頂点とするヤマハ製スクーター”MAX”シリーズの末弟として2016年に国内販売が開始されたのが「NMAX125」です。エンジンはヤマハの次世代エンジンである”BLUE CORE”エンジンを搭載。高回転域で作動する可変バルブ機構VVAをも装備した4バルブ水冷単気筒エンジンです。

車体&足回りも凝っており前後に13インチサイズのアルミホイールを奢りABSも標準装備しています。MAXシリーズらしい操作性と直進安定性を誇るプレミアムスクーターです。

NMAX125のスペック比較

最高出力:9kW / 8,000rpm(2位 / 8台中)
最大トルク:11Nm / 6,000rpm(4位 / 8台中)
全長(mm)[小ささ]:1,935(6位 / 8台中)
全幅(mm)[小ささ]:740(6位 / 8台中)
全高(mm)[小ささ]:1,160(4位 / 8台中)
車重(kg)[軽さ]:131(6位 / 8台中)
シート高(mm)[足つき性]:765(4位 / 8台中)
メットイン容量[広さ]:23L(5位 / 8台中)
燃費:46.9km/L(1名乗車時)(6位 / 8台中)
燃料タンク容量:7.1L(3位 / 8台中)
価格(税込):36万8,500円(6位 / 8台中)

 

ヤマハ「シグナス グリファス」

【2023年版】新車で買える国産125ccスクーターを一斉比較【全8モデル】

スポーティな原付二種スクーターとして長年支持されてきた「シグナスX」の後継モデルとして2021年に国内販売が開始されたのが「シグナス グリファス」。

エンジンはシグナスシリーズとして初となる水冷仕様。もちろんヤマハの次世代エンジン”BLUE CORE”であり「NMAX」用と同じくVVAも搭載しています。ホイール径は前後12インチサイズであり、余裕のあるライディングポジションをとれる「NMAX」と異なりコンパクトに仕上げてあります。

シグナス グリファスのスペック比較

最高出力:9kW / 8,000rpm(2位 / 8台中)
最大トルク:11Nm / 6,000rpm(4位 / 8台中)
全長(mm)[小ささ]:1,930(5位 / 8台中)
全幅(mm)[小ささ]:690(3位 / 8台中)
全高(mm)[小ささ]:1,160(4位 / 8台中)
車重(kg)[軽さ]:125(5位 / 8台中)
シート高(mm)[足つき性]:785(8位 / 8台中)
メットイン容量[広さ]:28L(3位 / 8台中)
燃費:44.5km/L(1名乗車時)(7位 / 8台中)
燃料タンク容量:6.1L(4位 / 8台中)
価格(税込):37万7,500円(7位 / 8台中)

 

スズキ「アドレス125」

【2023年版】新車で買える国産125ccスクーターを一斉比較【全8モデル】

「アドレス125」は2019年12月よりインドにて「アクセス125」として販売されている大人気モデルの日本導入車。1991年の「アドレスV100」以来好評の「アドレス」シリーズの新型モデルとして登場しました。

エンジンは軽量コンパクトな124cc空冷単気筒SEP(SUZUKI ECO PERFORMANCE)エンジンを搭載して、力強い加速と優れた燃費性能を両立しています。またヘッドランプとポジションランプにはLEDを採用。フラットで広々とした足元スペースと広く座り心地の良いシートにより快適なライディングポジションを実現しています。シャッター付キーシリンダーの採用、ヘルメットホルダー2個を装備したシート下トランクスペース、左フロントインナーラック、USBソケットなど、使い勝手の良い充実した装備を誇ります。

アドレス125のスペック比較

最高出力:6.4kW / 6,750rpm(6位 / 8台中)
最大トルク:10Nm / 5,500rpm(6位 / 8台中)
全長(mm)[小ささ]:1,825(2位 / 8台中)
全幅(mm)[小ささ]:690(3位 / 8台中)
全高(mm)[小ささ]:1,160(4位 / 8台中)
車重(kg)[軽さ]:105(2位 / 8台中)
シート高(mm)[足つき性]:770(6位 / 8台中)
メットイン容量[広さ]:21.8L(6位 / 8台中)
燃費:53.8km/L(1名乗車時)(2位 / 8台中)
燃料タンク容量:5L(7位 / 8台中)
価格(税込):27万3,900円(2位 / 8台中)

 

 

スズキ「アヴェニス125」

【2023年版】新車で買える国産125ccスクーターを一斉比較【全8モデル】

最後にご紹介するのは「アヴェニス125」。インドでは2022年1月より販売されており、スポーティーなスタイリングにボディーマウントしたLEDヘッドランプや2灯式のLEDリアコンビネーションランプ、フル液晶ディスプレイなどを装備。軽量な車体によるきびきびとした走りを実現したスポーティーなタイプのスクーターです。

フレームには専用設計の大径パイプを採用して軽量化しつつ「アドレス125」と同じ空冷単気筒のSEP(SUZUKI ECO PERFORMANCE)エンジンと組み合わせることで、力強い加速に加えて高い走行安定性とコーナリング性能を実現しています。

アヴェニス125のスペック比較

最高出力:6.4kW / 6,750rpm(6位 / 8台中)
最大トルク:10Nm / 5,500rpm(6位 / 8台中)
全長(mm)[小ささ]:1,895(4位 / 8台中)
全幅(mm)[小ささ]:710(5位 / 8台中)
全高(mm)[小ささ]:1,175(7位 / 8台中)
車重(kg)[軽さ]:107(3位 / 8台中)
シート高(mm)[足つき性]:780(7位 / 8台中)
メットイン容量[広さ]:21.5L(8位 / 8台中)
燃費:54.3km/L(1名乗車時)(1位 / 8台中)★
燃料タンク容量:5.2L(6位 / 8台中)
価格(税込):28万4,900円(3位 / 8台中)

 

8台のスペックを徹底比較!

8台のスペックを表にまとめると以下の通り。※黄色は比較車種8台中1位のものになります

なお、シート高についてイメージが湧かない場合は、一般的なダイニングテーブルの高さが700〜720mmあたりですので、ちょっと行儀は悪いですがテーブルに腰掛け、そこから少しだけ腰を浮かせると、おおよそシート高に近づきます。実際には脚を開いて乗車するため、厳密な擬似足つき性チェックはできませんが、想像を膨らませるために試してみてはいかがでしょうか。

【2023年版】新車で買える国産125ccスクーターを一斉比較【全8モデル】

 

2023年国産125ccスクーター(原付二種)比較まとめ

比較結果から各モデルを一言でまとめると以下の通り。

  • PCX = ワンランク上の次世代125ccスクーター。高出力エンジンと燃費の良さが魅力!カスタムパーツも豊富
  • リード125= コンパクトボディが特徴。メットイン容量はクラス最大。ステップフロアも含め積載性が高い
  • ジョグ125 = クラス最小&最軽量!さらに比較8車種のなかで最もリーズナブル!
  • トリシティ125 = クラス最大サイズのトライサイクル。他を圧倒する唯一無二の乗り物。
  • NMAX125 = MAXシリーズの末弟らしいスタイリッシュなエクステリアが特徴。バランス良好。
  • シグナス グリファス = ヤマハが誇るスポーツスクーター。ステップボードタイプ
  • アドレス125 = 利便性を追求したステップボードタイプのオーソドックスなスクーター。コスパ良好
  • アヴェニス125 = シグナスとライバル関係にあるスポーツスクーター。燃費の面で軍配!

どのモデルにも魅力があることが分かりますね。皆さんの新たな相棒選びの参考にしていただければ幸いです。

Writer: Reggy

Information

ホンダ
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ヤマハ
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