以前、「リアルトランスフォーマー!? BMWを巨大ロボットに変形させるトルコ企業がヤバ過ぎる!」という記事で、BMWが変形してロボットになる記事を配信させていただきましたが、その際にドアが左右に出っ張って腕に変形しました。今回は、そんなサイドワインダー・ドアを採用した(変形しない)クルマのお話です。
BMW変形ロボットのおさらい
まずは復習として、BMWをベースとした変形ロボットの変形中画像を見ていただきましょう。
見事にドア?が左右に展開していますね。後にこのBMWはロボットに変形するわけですが、その様子はリンクの過去記事よりご覧ください。
レズヴァニ・ビースト・アルファ
さて、こちらの画像が、サイドワインダー・ドアを採用した(変形しない)クルマです。
米国のスーパーカーメーカー「ズヴァニ・モーターズ」がロサンゼルスモーターショーで披露した新型車「ビースト・アルファ」です。
サイドワインダー・ドアとは?
「サイドワインダー・ドア」とは、写真で見てもおわかりのように、ドアが左右に展開後、前後にスライドして開閉するというスタイルのドアのことです。ちなみに、この開閉方式は世界初とのことです。
軽量ボディに500馬力のエンジン搭載
レズヴァニ・モーターズの新型スーパーカーとして発表された「レズヴァニ・ビースト・アルファ」。カーボンファイバーボディを採用したことで重量は884kgという軽量さを実現。
パワートレインにはホンダ製の「K24」DOHC 2.4リットル・ターボエンジンを搭載。最高出力は500HP、0-100km/hの加速は3.2秒という高いレスポンスを発揮しています。
しかし、高性能云々よりも、やはりこ「サイドワインダー・ドア」が気になりますよね。画像とテキストでいくら説明しても伝わりづらいので、動画で「サイドワインダー・ドア」の実態をご確認ください。
写真で見るよりは普通でしたが、何のメリットがあるのだか、さっぱりわかりませんでした。ただ、インパクトはありますね。
インテリア
インテリアにはレースカーからインスピレーションを受けたというだけあり、非常にレーシーな雰囲気に仕上がっていますね。
ドアをスライドさせる様は、ハイエースや昨今のミニバンのスライドドアを彷彿とさせます。正直、インパクトはあるし、気にはなりますが、開閉具合がハイエースでは、あまり楽しくないですね。
さて、このレズヴァニ「ビースト・アルファ」の気になる価格ですが、ズバリ20万ドル……日本円にして約2,363万円とのこと。先日、フェラーリ「J50 」の3億円という金額を聞いてしまってからは、何となく安価に感じてしまいましたが、やはりスーパーカー価格ですよね。
ちなみにオプションでカーボンセラミックブレーキやアップル・CarPlayに対応させることもできるようです。それでは最後になりますが,「ビースト・アルファ」の走りを動画でご確認ください
いかがだったでしょうか。なんて言うかアメリカのTVドラマのような内容でしたね。
当サイトでは、これからもこういった特徴的なスーパーカーについての続報をお伝えしたいと思います。続報に乞うご期待!