近未来のクルマはリーンする!「TOYOTA i-TRIL」はワクワクさせる都市型コミューターがコンセプト!

スイスで開催されているジュネーブモーターショーにて、続々と凄いクルマが発表されていますが……

トヨタから実に興味深いコンセプトモデルが発表されましたので、ご紹介しましょう!

「TOYOTA i-TRIL」とは?

それがコチラ! 近未来の都市型モビリティライフを提案するコンセプトモデル「TOYOTA i-TRIL」。“i”は私、TRILはTRIple(3人)とLean(リーンテクノロジー)を合わせた造語になります。

開発テーマは「走る楽しさを追求する近未来の都市型モビリティ」。新しい乗り味と使い勝手の良さによる楽しさを提供するとともに、都市生活者のニーズに応える、小型EVコンセプトです。

シティコミューターですので、ボディサイズは極めてコンパクト。全長×全幅×全高=2,830×1,500×1,460mm。ビッグスクーター並、とは言えませんが、軽自動車より遥かに小さいです。そのため取り回しが良いのが特徴です。

特徴的なドアはフロアの一部を構成しており、開くとフロアのステップ部分が空くため、乗降もラクチン!

「TOYOTA i-TRIL」はリーンする!

筆者が本モデルに興味を持ったのは、左右前輪が上下して車体の傾きを最適かつ自動的に制御するアクティブリーン機構を採用している点。これにより快適性・安定性を両立し、意のままに操れる一体感のある爽快な走りが実感できます。

トヨタのリリースには「ドライバー自身が車両のバランスを保つ必要がなく、安定した走行を可能とする技術」としか記載がありませんが、バイク好きが多い当サイト読者の方であれば……

同グループのヤマハ「TRICITY」が採用するLMW(Leaning Multi Wheel;リーニング・マルチ・ホイール)を想像されるのではないでしょうか?
ヤマハでは、車輪及び車体全体がリーン(傾斜)して旋回する3輪以上のモビリティをLMW:Leaning Multi Wheel(リーニング・マルチ・ホイール)と呼んでいますが、「i-TRIL」でその技術の一端を利用しても不思議ではありません。

後輪はどうなるのだろう、という疑問はありますが、少なくともリーンするコミューターと聞くと、何だか楽しそうでワクワクしてきます!

3人乗車が可能!

車体中心にドライバーを配置する「1+2レイアウト」を採用しており、3人乗車が可能なパッケージというのも、子ども二人の父である筆者的には、実用的な感じがして◎です!

それもそのはず、

「i-TRIL」のデザインは、フランス・ニースに拠点を置くED2(EDスクエア;正式名称はToyota Europe Design Development)が担当。将来、欧州では小・中規模都市の発展が見込まれており、小さなコミュニティにおける30~50代の子育て世代のライフスタイルを想定し、便利で快適な新ジャンルの都市におけるモビリティの進化を具現化したものである。

とのことなのです。

これは実に魅力的なコンセプトモデルです。将来の子育てファミリーは、こんな楽しそうなコミューターを操れるのでしょうか? こんな都市型コミューターが登場する日を楽しみにしましょう!

「TOYOTA i-TRIL」のディテール

「TOYOTA i-TRIL」のスペック

  • 全長×全幅×全高:2,830×1,500×1,460mm
  • ホイールベース:2,080mm
  • 空車重量:600kg
  • パワートレイン:電動モーター
  • 1回充電走行距離:200km以上
  • 乗車定員:3人

参考-トヨタ
Reggy

Reggy

オートバイ系雑誌・書籍編集をする傍ら、自転車輸入販売業として起業。得意ジャンルは自転車(子ども車・子ども乗せ・クロスバイク)・オートバイ・自動車・アウトドア。