【紅葉ドライブ】下仁田の絶品のギョウザを喰らう

紅葉の美しい妙義山(みょうぎさん)。群馬県の下仁田町、富岡市、安中市にまたがる山々を総称して、そう呼ばれている。国内でも珍しい、山の稜線が連なる独特の地形で、秋になると眩しいほどの朱色の紅葉が見られ、関東のドライブスポットとしても人気が高い場所だ。

そんな妙義山を抱く下仁田町はかつて林業などで栄え、多くの人が住んでいた。今はこんにゃくなどを中心とした観光業が中心だが、かつての繁栄した時代の建物は今でも残っていて、軽く散歩するだけで、ちょっとしたアトラクション気分を味わえる。

下仁田の隠れた名店「一番」

【紅葉ドライブ】下仁田の絶品のギョウザを喰らう

街の中心街となる下仁田駅近くには、古くから営業しているお店が数件あり、その中のひとつ「一番」は地元の人おすすめの名店。1964年の東京オリンピックに合わせて、オリンピックにちなんだ名前にしようと、店主のご夫婦が選んだ名前が「一番」だったという。他に聖火をイメージした「たいまつ」というのも考えたという話も。

【紅葉ドライブ】下仁田の絶品のギョウザを喰らう

【紅葉ドライブ】下仁田の絶品のギョウザを喰らう

50年以上、多くのお客さんに支持されてきたのがタンメンと餃子。タンメンはシャキシャキの野菜と麺にコクのあるスープが絡む。野菜のだしが効いていて、最近の調味料が大量に使われているラーメン店では味わえないやさしい味がする。

【紅葉ドライブ】下仁田の絶品のギョウザを喰らう

そして、餃子は皮から作る完全な手作りだ。皮を伸ばす木の棒が細くなっていて歴史を感じる。

【紅葉ドライブ】下仁田の絶品のギョウザを喰らう

【紅葉ドライブ】下仁田の絶品のギョウザを喰らう

手際よくアンを皮で包み込み、創業当初から使っているという鉄板で焼き上げられた餃子は、ざっくりした分厚い皮で、ボリュームある食感。他で食べられない味がリピート欲をかき立てる。

下仁田を通過していたライダーは、ぜひ、この歴史情緒あふれる街を訪れて、絶品の餃子を味わってほしい。店の前は歩けないほどの人があふれていたという当時の風景を想像しながら街を散策すると、さらに楽しさが増すことだろう。

※店の前の道は細いが、トラックも通る生活道路。駐車できないので、近くの駐車場に止めてからの来店を。

【紅葉ドライブ】下仁田の絶品のギョウザを喰らう

『一番』

群馬県甘楽郡下仁田町下仁田362

0274-82-2594

営業時間:昼〜14時頃まで、夕方〜20頃まで

定休日:3の付く日

渡辺圭史

渡辺圭史

キャンピングカー専門誌キャンプカーマガジン編集長。海辺に移住し、新たなワークスタイルを追い求める編集者。アウトドアとガジェットをこよなく愛する40代。