カワサキ「ZRX1200 DAEG」も2016年で生産終了!最終モデルは9月15日に発売!

「これぞネイキッド!」と言いたくなるようなトラディショナルなスタイルと味わい深いライディングフィールで人気を博したモデル「ZRX1200 DAEG」の2016年モデルが発売されます。が…「KLX250 & D-TRACKER」「W800」に続いて、コチラも遂に最終章を迎え、「ファイナルエディション」となってしまいました。

ZRX1200 DAEG Final Edition

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このファイナルエディション、基本スペックは前年モデルから変更はありません。目を引くのはカラーリング。エディ・ローソンの名とともに一世を風靡した80年代の伝説的モデル「Z1000R1」のテイストを盛り込んだカラー&グラフィックを採用。レトロな美しさを演出しています。 専用エンブレムやフューエルタンク上部のデカールと相まって、最後を飾るに相応しい意匠が施されています。

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快適性や足つき性の良さ、荷物の積載性、収容能力等も高いレベルで実現。熟成された走行性能や魅力的な装備と共に所有欲を満たす特別な一台に仕上げています。

ZRX1200DAEG Final Editionのスペック

  • 全長×全幅×全高:2,150×770×1,155mm
  • 軸間距離:1,470mm
  • 最低地上高:135mm
  • シート高:790mm
  • エンジン:水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ
  • 総排気量:1,164cc
  • 内径×行程 / 圧縮比:79.0×59.4mm / 10.1:1
  • 最高出力:81kW(110PS)/ 8,000rpm
  • 最大トルク:107N・m(10.9kgf・m)/ 6,000rpm

主な仕様

  • カラー&グラフィックの変更
  • 特別シートの採用(スタンダード比でシート高5mmダウン)
  • メーター下のプレートをゴールドに変更
  • メーターリング、ブレーキレバー、クラッチレバー、ラジエターカバーにブラック塗装を採用
  • エンジンヘッドカバーにリンクル塗装を採用
  • サイドカバーに特別エンブレムを採用
  • クラッチカバーロゴ、ホイール、キャリパーにゴールド塗装を採用
  • エキセントリックチェーンアジャスター、フロントフォークトッププラグにゴールドアルマイト加工を採用
  • エンジンのスピンマークをゴールドに変更
  • フューエルタンク上部に「FINAL EDITION」特別デカールを採用
  • 各デカールを添付した上からオーバーコートクリア塗装
  • フューエルインジェクションカバーをメッキ加工

ZRXシリーズの系譜

最後になりますので、リッターオーバーのカワサキ水冷ネイキッドの旗艦モデル「ZRX」の系譜を振り返っておきます。

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最初に登場したのは「ZRX1100」。1996年12月のことでした。モデル名からおわかりのとおり、エンジンは総排気量1,052ccでした。

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「ZRX1100」と同時に、ビキニカウルを装着しない「ZRX1100-2」も販売されました。写真は2000年モデルです。

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「ZRX1100」はリリース翌年の1997年、早くも今回の「ファイナルエディション」と同じ”ローソンレプリカ”=ライムグリーンが登場。やはり良く似合います!

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2001年には大型のカウルを装着した「ZRX1200S」が登場。排気量は1,164ccにアップされました。

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2003年には小さなカウルへと戻されて、名称は「ZRX1200R」となりました。

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2010年、新たにフューエルインジェクションを搭載した現行モデルと同じ「ZRX1200DAEG」が登場。「Japanese Standard Naked」として開発され、新設計の6速クロスミッションを採用していました。その後、幾度かのカラー変更や特別仕様の追加を受けて、今回のファイナルエディションとなったわけです。

ちなみに”DAEG(ダエグ)”とは、「日」や「一日」の意味であり、「進歩」や「新しい展開」といった前進的な意味です。トラディショナル・スタイルを貫きながらも、さらなる先進性を秘めたZRXにふさわしいネーミングとして採用されました。

カワサキ水冷ネイキッドのフラッグシップモデルの最後を飾る「ZRX1200DAEG Final Edition」は、2016年9月15日より販売開始となります。なお、車両本体価格は111万5,000円(税別)。新車が買える最後の機会となりますので、気になっている方はぜひ正規販売店にてご予約ください!

それにしても2016年のカワサキは、小~中排気量モデルの拡充はあるものの、「Final Edition」が続いており寂しいかぎりです…。カワサキといえば1960年代の「W」シリーズ、1970年代の「Z」シリーズから育まれた、”ビッグバイクのカワサキ”というイメージを抱いているのは筆者だけではないはず。今後再び同社から魅力的なビッグバイクが登場することに期待しています。

参考 – カワサキ

Reggy

Reggy

オートバイ系雑誌・書籍編集をする傍ら、自転車輸入販売業として起業。得意ジャンルは自転車(子ども車・子ども乗せ・クロスバイク)・オートバイ・自動車・アウトドア。