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台湾にある工場から世界へ!「KYMCO」の二輪事情とは?

台湾にある工場から世界へ!「KYMCO」の二輪事情とは?

KYMCOの誕生は、1964年。戦後の日本とともに、経済の発展を始めた台湾南部の港湾都市、高雄市で創立されました。

本田技研工業と技術協力し、主に台湾向けにホンダブランド製品の製造と販売が行われ、1992年にKYMCOブランドを設立。

 

97か国以上で販売の実績ありの「KYMCO」

台湾にある工場から世界へ!「KYMCO」の二輪事情とは?

台湾にある工場から世界へ!「KYMCO」の二輪事情とは?

製品のラインナップは幅広く、スクーター、電動アシスト自転車、シニアカーなど様々。日本だけでなくヨーロッパやアメリカ、アフリカなど97か国以上の地域で販売しています。

ヨーロッパにおいては、トップブランドとして成長し、スクーターの販売台数は、スペインやドイツで1位、イタリアで3位の実績。さらに、ATVの販売台数は、ドイツとフランスで1位を獲得しています。

台湾は、人口100人当たり65台以上を誇り、オートバイ普及率は世界一。日本では、2015年5月からキムコジャパン株式会社を設立し、2015年12月から販売を開始しています。

 

誕生50周年モデル「AK550」

AK(Aniversario KYMCO)550は、KYMCO誕生50周年を記念して発売されたモデルです。エンジンは、水冷DOHC4バルブ並列2気筒。シリンダー内で異なる方向に移動するピストンによって、エンジンの振動とポンピングロスを効果的な低減が図れます。

 

台湾にある工場から世界へ!「KYMCO」の二輪事情とは?

軽量アルミフレームによって最小限の重量を実現し、スポーツ走行に必要な強度も兼ね備えています。同じクラスのスクーターの中でも、低重心化された設計。軽量のラジアルタイヤとアルミニウムホイールによって、バネ下の重量の減少に貢献しています。ボディコンポーネントは、前後のバランスが均等なるように重量の配分を重視し、ハンドリングの性能を追求しています。

 

台湾にある工場から世界へ!「KYMCO」の二輪事情とは?

 

快適なコーナリングが楽しめる!機敏性と高い制動力を持つモデル

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AK550は、3段階の減速システムを採用。エンジンとトランスミッションをフレームマウントすることで、後輪の路面追従性の向上を実現しています。倒立式のフロントフォークには、ブレンボのキャリパーをダブルで装備。コーナリングの機敏性と安定性によって高い制動力を発揮し、ABSシステムが標準装備され、緊急時での安全性も確保しています。

路面の状況に応じたモード設定があり、通常走行からスポーツ走行に対応する「フルパワー」と、穏やかなスロットルと出力を抑えたレスポンスの「レインモード」があり、スイッチで簡単に切替が可能です。

 

標準装備の「Noodoe」システムの性能はいかに!?

台湾にある工場から世界へ!「KYMCO」の二輪事情とは?

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フルLEDのライディングシステムを搭載し、標準装備の「Noodoe」は、スマートフォンと接続することでカスタマイズを楽しめ、天気予報などの情報をリアルタイムで確認できます。

さらに、エンジンを切って駐車したときの場所を自動で記憶する機能「ファインドマイライドシステム」やNoodoe搭載のモデル同士でリンクし、ツーリング時にそれぞれの走行位置を知ることができるので、待ち合わせに便利ですね。

 

台湾にある工場から世界へ!「KYMCO」の二輪事情とは?

台湾にある工場から世界へ!「KYMCO」の二輪事情とは?

車体の前方には、小物の収納ができるグローブボックスとスマートフォンが充電できるソケットが装備されています。シート下の収納には、フルフェイスのヘルメットだけでなく、雨の時に必要なレインウェアなども収納できます。

走行だけでなく、快適なツーリングが楽しめる装備も充実したモデル。

今後の需要に期待できそうです。

 

「AK550」のスペック

エンジン:水冷DOHC4バルブ並列2気筒

排気量:550.4cc

最高出力:53.5ps@7,500rpm

最大トルク:55.64Nm@5,500rpm

軸間距離:1,580mm

シート高:785mm

シート:調整式バックレスト(工具不要)

重量:226kg

カラー:マットブラック、マットメタリック

価格:127万4,400円

 

参考-Youtube:KYMCO AK550

Writer: smile

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