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50周年記念モデルも登場!モトグッツィ「V7 III」が堪らなく魅力的!

50周年記念モデルも登場!モトグッツィ「V7 III」が堪らなく魅力的!

イタリアには珍しく、第二次世界大戦前の遥か前、第一次世界大戦直後の1921年創業という老舗メーカー「モトグッツィ」。

同社の伝説的モデルである縦置きVツインエンジン搭載の最初のモデル「V7」登場から50年を迎える2017年、第3世代の「V7 III」へとモデルチェンジを果たすと共に、50周年記念モデルがリリースされます。

新たに4車種となった「V7 III」をご紹介しましょう。

 

V7 III Stone

50周年記念モデルも登場!モトグッツィ「V7 III」が堪らなく魅力的!

まずはベースグレード「V7 III Stone」。ご覧のとおりシンプル、そしてコンベンショナルな作り。だからこそ最もモトグッツィらしいモデルが「V7 III Stone」です。

50周年記念モデルも登場!モトグッツィ「V7 III」が堪らなく魅力的!

そのモトグッツィらしさとは、空冷縦置きVツインエンジン+シャフトドライブ。「V7 III」となって、新エンジンを搭載。「V7 II」から10%の最高出力アップを果たしています。

面白いのは、それだけのパワーアップを果たしていながら、モトグッツィ自身が「750ccシリーズは、パフォーマンスは二の次」と考えているらしいところ。

50周年記念モデルも登場!モトグッツィ「V7 III」が堪らなく魅力的!

コンベンショナルな正立フロントフォーク+リア2本サスペンションの構造は旧モデルのまま。エントリーモデルとしてのキャラクターを明確にしています。

 

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カラーラインアップもエントリーモデルに相応しく、マットブラックのほか、このマットオレンジと……、

 

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マットグリーンが用意されています。

 

50周年記念モデルも登場!モトグッツィ「V7 III」が堪らなく魅力的!

この写真の車両は純正アクセサリーのスクリーンを装着していました。ステーの処理は微妙ですね……。

思い切り脱線しますが、この車両の奥にチラと見えているドラムブレーキのモデルはオリジナルの「V7 Special」。素敵過ぎる……。

 

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極めてシンプルなライダーズビュー。メーターはアナログチックなデザインのスピードのみ。

 

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「V7 III Stone」のガソリンタンクは、シリーズ全色マット塗装です。

 

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パワートレイン・排気系などは全てマットブラックです。

以上、シンプルを愛するモトグッツィらしいエントリーモデル「V7 III Stone」でした!

 

V7 III Special

50周年記念モデルも登場!モトグッツィ「V7 III」が堪らなく魅力的!

次にご紹介するのは「V7 III Stone」をベースにクラシカルな特別仕様に仕上げた「V7 III Special」。

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スポークホイール化、フロントフォークのブーツを配してシンプルに。排気系やリアサスペンション・スプリングをゴージャスなメッキ仕様としています。

 

50周年記念モデルも登場!モトグッツィ「V7 III」が堪らなく魅力的!

そして、スペシャル感を演出する、ガソリンタンクをはじめとした外装のメタリック・ペイント! オレンジのラインの入れ方が上手いですね。

 

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シートレザーも「V7 III Stone」のプレーンなタイプから、ステッチの入ったクラシカルなタイプに変更されています。タンデム用のグラブバー(メッキ)も追加されています。

 

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タコメーターが追加され、ハンドルバーがメッキ仕様に変更されて、豪華な印象を与えられています。

 

50周年記念モデルも登場!モトグッツィ「V7 III」が堪らなく魅力的!

以上、細部の変更により上質かつクラシカルに変更したモデル「V7 III Special」でした!

 

V7 III Racer

50周年記念モデルも登場!モトグッツィ「V7 III」が堪らなく魅力的!

3台目は「V7 III Racer」。今秋、ヨーロッパの各社が一挙に投入したメーカー製カフェレーサーの「モトグッツィ」版です。

 

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ユニークなデザインのミニカウルを装着。

 

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メーターがカウルからはみ出しそうなのはご愛嬌ですが、クリップオン・ハンドルと専用トップブリッジはカフェレーサー的です。

 

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別物のように見えますが、ガソリンタンクは他モデルと同デザイン。レザーベルトがカフェレーサー気分を盛り上げます!

 

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フレームが赤なのも◎! サイドカバーは他モデルよりシンプルな形状のアルミ製。そしてリアサスペンションにはオーリンズを奢ります。

 

50周年記念モデルも登場!モトグッツィ「V7 III」が堪らなく魅力的!

シングルシートとゼッケンプレート風味なシートカウルの処理は秀逸ではないでしょうか? しかも、このシートカウルは必要に応じてササっと取り外してタンデムが可能なのだとか。

メーカー製カフェレーサー「V7 III Racer」は、削り出しのバックステップが装着されていますので、ライディングポジションもバッチリです!

 

V7 III Anniversario

50周年記念モデルも登場!モトグッツィ「V7 III」が堪らなく魅力的!

最後にご紹介するのは、50周年記念モデル「Anniversario」。

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メッキパーツを多用しつつ、より上質な仕上げを各部に施した、といったところでしょうか。限定750台の販売となります。

 

50周年記念モデルも登場!モトグッツィ「V7 III」が堪らなく魅力的!

メッキタンクには、シートレザーと同カラーのレザーベルトを装着。「ならば何故グリップが黒ゴムなのか……」と突っ込みたくなる所ですが、それはオーナーさんがカスタムすれば良いので放っておきましょう。

 

50周年記念モデルも登場!モトグッツィ「V7 III」が堪らなく魅力的!

アナログ的なデザインのスピード&タコメーターは「V7 III Special」と同デザイン。トップブリッジには「V7 50」とレーザー加工が施されています。

 

50周年記念モデルも登場!モトグッツィ「V7 III」が堪らなく魅力的!

前後フェンダーはバフ仕上げのアルミ製。サイドカバーには「V7 50」のプレートが貼付されています。

50周年記念モデルらしい高級感溢れる「V7 III Anniversario」でした!

 

V7 III は4車種になりました!

いかがでしたでしょうか?

Vツイン・モデル誕生から50周年を迎え、第3世代となった「V7」シリーズ。4車種の紹介ということで、やたらと長くなってしまいましたが、今回はこの辺りでお開きにしたいと思います。

そうそう、最後の力を振り絞って、スペック(ヨーロッパ仕様)を記載して、終わりにします。

 

V7 III のスペック

  • 全長×全高:2,185×1,110mm
  • ホイールベース:1,463mm
  • シート高:770mm
  • 車両重量:189 kg(Stone)
  • エンジン種類 / 弁方式:空冷4ストロークV型2気筒 / OHV2バルブ
  • 総排気量:744 cc
  • 内径×行程:80.0×74.0mm
  • 最高出力:38.0 kW(52 HP)/ 6,200 rpm
  • 最大トルク:60.0 Nm / 4,900 rpm

 

参考 – モトグッツィ(グローバル)
Writer: Reggy

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