「俺が若かった頃は…」、「昔は峠の○○と呼ばれたもんだ…」という武勇伝の一つや二つは、中高年ライダーであれば100%持っているもの。
しかし今回、SBIホールディングス株式会社のインズウェブ事業部が運営する『保険の窓口インズウェブ』において、「中高年ライダー実態調査」を実施し、衝撃のアンケート結果がでましたのでご紹介いたします。
中高年ライダーがオートバイに乗り始めたのは平均24歳
リターンライダーが多いのは、1980年代に起きたバイクブームの影響があるようです。
中高年ライダーのリアルな実態「若い時のように運転できない」7割が自覚
昨年(平成26年)、都内の二輪車による死亡事故で最も多かった年代は40代でした。この背景にはリターンライダー(※)の増加があるといわれています。このような現状を踏まえ中高年ライダーに対して行ったアンケート調査の結果、「若い時のように運転できない」と7割のライダーが自覚しているという結果となりました。
※リターンライダー=5年以上オートバイを運転していない期間があり、40歳以上になってオートバイに再び乗るようになった人と定義
中高年のオートバイ運転シーンとは?
やはり通勤や通学、ツーリングなど移動手段としての用途が多かったのですが、意外にもデートでオートバイを楽しむ中高年が29%もいました!
もしも”火遊び”の道具として使っているのであれば、もはや”チョイ悪おやじ”ではなく”激悪おやじ”ですね。いかんですよ!
5人に1人がリターンライダー
今回調査した中高年ライダーの中には、リターンライダーが約5人に1人の割合で存在していました。また、そのブランクは平均19年でした。
久しぶりに運転した時の感想からは、昔と同じようにはいかないことが「体力や動体視力」「マシン性能」の両面から感じられている事が明らかになりました。
なお、オートバイに再び乗り始めたきっかけとしては以下の通りです。
「友人が大型に乗っていて、そういえばということで」(46歳 男性)
「年をとるにつれて行動半径が狭くなった気がした」(49歳 男性)
「息子が16才で原付を取ったので。」(63歳 男性)
子どもと一緒にオートバイを楽しみたいですか?
中高年になってからの新しいオートバイの楽しみ方の一つとして「子どもと一緒に楽しむ」を多くのライダーが期待しているようです。「実際に今、一緒にオートバイを楽しんでいる」の18%と、「今後、機会があれば一緒にオートバイを楽しみたい」の47%を合わせると、過半数以上が子どもとオートバイを通した交流を望んでいる結果になりました。
最近では、ロードレースやオフロードバイクなど、オートバイは子どもの習い事としても人気ですし、親子で安全かつ楽しくオートバイを楽しむためにも、安全運転には十分気を付けましょう。
参考 – PR TIMES